bikepit saito

自転車屋の日々

グラファイトデザイン展示会

2010-09-27 12:57:00 | 展示会
グラファイトデザイン
新製品ではないけれど、毎度 “乗ってみたい!” と思わせるステキなフレームです。

カーボンの特性を知り尽くしたスタッフが、そのしなりやBBのたわみ、戻り、反発を調教し、走るスタイルに合わせて二種類のフレームを製作しています。
私なんかは遅いですが、比較的重いギヤを低いケイデンスで回し走るので、写真のラグタイプ、シートャXト別体のオールラウンドフレームが良さそうです。

どちらのフレームも、あえてBB周辺がスイングするようにたわむ設計になっているので、0発進時の反応はイマイチらしいです。
でもその後の伸び、スピードのノリがいいので、中間加速で追いつけるみたいです。

フレームのカットモデルなんかも展示したりして、自信の程がうかがえます。

乗ったことも売ったことも無いけれど…ご注文お待ちしております。

  

フィジーク展示会

2010-09-27 12:45:00 | 展示会
フィジーク単体での展示会を開催していた訳ではないのですが、色々な展示の中でやはりフィジークが気になったのでUPしておきます。



全くの新製品とは言えないかもしれませんが、こんなのを待っていた人も多いのではないかと…ブルベライダーさんなんかも注目かと。

“VERSUS” バーサス。
今現在ラインナップされていて、すでにそれぞれが好評を得ているモデルのバージョン違いと言いますか、メーカーのコンセプトは以下の通りです。


① VERSUS vs 穴あきサドル
「快適性」はサドルとお尻の接地面積の広さによって達成されます。
すなわち穴あきサドルはお尻との接地面積が削られており、また穴があるためにサドルの剛性が低下しヘタりやすく、穴のエッジで圧迫が生じます。そこで「穴」ではなく「チャンネル(溝)・デザイン」なのです。

② VERSUS vs より多くのサイクリスト
「チャンネル(溝)・デザイン」のVERSUSはパッド量が多く、ソフトな座り心地が特徴。
圧迫感が少なく優しい座り心地は走行距離がそれほど長くなく、繊細な感覚を持つサイクリストに最適といえます。しかもレーシーな見た目はスタンダードサドルに全く引けをとりません。

③ VERSUS vs フィジークのスタンダードサドル
スタンダードサドルに満足されている方にはかえってVERSUSは向かないかもしれません。
フィジークの提案する「スパインコンセプト」で柔軟性に基づいてサドルを選んだ時に、スタンダードサドルよりもう少しパッド量が欲しい、安心感が欲しい、という方にはVERSUSがお勧めです。


そんな感じ。

アンタレスバーサス


重くしてまでこれに“快適”を求めるのもどうかと思います。(ノーマルのペラッペラでもなかなか快適ですから。)
やせ我慢してでも最軽量モデルをお勧めします。


アリオネバーサス


これはいいんじゃないですか。オールマイティ感に更に磨きがかかっているかもしれませんね。


アリアンテバーサス


今回の中で一番いいかなと思ったのは、意外かもしれませんが “アリアンテ” ですね。
アリアンテは元々クッションも厚めで快適なサドルですが、時々尿道辺りが圧迫されると言う話も耳にします。
坐骨部分の良さをさらに伸ばし、尿道部分が楽になれば、これ以上のロングライド用サドルは無いかもしれませんね。