先日の土曜日から日曜日にかけて、長良橋の陸閘(りっこう)開閉、水防団訓練がありました。長良橋付近は川と堤防の間にホテル街などの広大な河川敷があり、橋のスロープが堤防を横切る地点は堤防より3mほど低くなっています。そのため伊勢湾台風などでここから大量出水し、床上浸水したことがあります。
そこで、この部分に可動式の陸閘を設け、洪水時に引き出して開口部を締めきって洪水被害を防ぐようにしました。2010年に訓練の様子を一度見たことがあります。今回久しぶりに行ってみたのは、町内会長を仰せつかっているからです。
予定時刻に行ってみると、水防団はもちろんのこと、長良西自主防災隊の人、国交省中部地方整備局の人、交通整理の警察官などが集合しています。
隣の町内の県会議員と市会議員の挨拶があり、開始時刻になると駆け付けた柴橋岐阜市長の挨拶もありました。同級生の市会議員によると、何か所かある締め切り部のうち、長良橋両側の陸閘だけはバスの運行が終わってからしかできないので土日の深夜に行うのだそうです。
セレモニーが終わると、一斉に持ち場につきます。
まずは「コーン」や「通行止め」「上下流の橋へ迂回」の標識などを立てて、橋を全面通行止めにします。
文字通り「長良橋を封鎖せよ!」です。
いつの間にか堤防に内蔵されていた陸閘のシャッターが上がっています。
次に陸閘が動いていくレールの点検です。傷や埃、砂利などが付着してないか目視で点検しているようです。
そして水防団が竹ぼうきを手にしてレールの上を掃き清めます。これで準備万端整いました。
いよいよ、陸閘の始動です。
「ファンファンファン」の警告音と点滅灯を輝かせ、陸閘が出てきます。
出てきた陸閘に一般人が挟まれないよう水防団が立ち会って警戒します。
作動する音を聞きつけた近隣住民が見学に来たりします。
最後に反対側の堤防の壁に辿り着き、ピタッと収まれば成功です。
川の北側の長良陸閘は1門で高さ3.8m、長さ24.8mあり、
川の南側の大宮陸閘は左右2門で高さ3.17m、長さ25mです。
全部閉まったのを確認して、東側の旧道に行ってみました。こちらにも電動の小型陸閘があるからです。
ところがこちらは全く作動してません。不思議に思って先の市会議員に尋ねてみました。
「あちらは部分的に通行止めにするだけなので、訓練は独自にもう終わってる」
とのことでした。他にも30以上の陸閘がありますが、同様らしいです。
そんなことを話している間に今度は開く(収納)方です。
やはり「ファンファンファン」の警告音と点滅灯を輝かせ、閉まっていた陸閘が動き出します。
閉じられていた向こう側がダンダン見えてきます。
陸閘が半分以上収まっていくと、周囲から安堵の空気が漂い、交わされる会話も和やかになります。
そして全部収納され、警告音と点滅灯が消えると終了です。
私たちの安全安心を守ってくれる陸閘がきちんと作動することを目に焼き付けました。
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そこで、この部分に可動式の陸閘を設け、洪水時に引き出して開口部を締めきって洪水被害を防ぐようにしました。2010年に訓練の様子を一度見たことがあります。今回久しぶりに行ってみたのは、町内会長を仰せつかっているからです。
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セレモニーが終わると、一斉に持ち場につきます。
まずは「コーン」や「通行止め」「上下流の橋へ迂回」の標識などを立てて、橋を全面通行止めにします。
文字通り「長良橋を封鎖せよ!」です。
いつの間にか堤防に内蔵されていた陸閘のシャッターが上がっています。
次に陸閘が動いていくレールの点検です。傷や埃、砂利などが付着してないか目視で点検しているようです。
そして水防団が竹ぼうきを手にしてレールの上を掃き清めます。これで準備万端整いました。
いよいよ、陸閘の始動です。
「ファンファンファン」の警告音と点滅灯を輝かせ、陸閘が出てきます。
出てきた陸閘に一般人が挟まれないよう水防団が立ち会って警戒します。
作動する音を聞きつけた近隣住民が見学に来たりします。
最後に反対側の堤防の壁に辿り着き、ピタッと収まれば成功です。
川の北側の長良陸閘は1門で高さ3.8m、長さ24.8mあり、
川の南側の大宮陸閘は左右2門で高さ3.17m、長さ25mです。
全部閉まったのを確認して、東側の旧道に行ってみました。こちらにも電動の小型陸閘があるからです。
ところがこちらは全く作動してません。不思議に思って先の市会議員に尋ねてみました。
「あちらは部分的に通行止めにするだけなので、訓練は独自にもう終わってる」
とのことでした。他にも30以上の陸閘がありますが、同様らしいです。
そんなことを話している間に今度は開く(収納)方です。
やはり「ファンファンファン」の警告音と点滅灯を輝かせ、閉まっていた陸閘が動き出します。
閉じられていた向こう側がダンダン見えてきます。
陸閘が半分以上収まっていくと、周囲から安堵の空気が漂い、交わされる会話も和やかになります。
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どうなっているのかと疑問でした。
これで納得がいきました。
陸閘のレールだったのですね。
以前アップしたときは、始動前から押さえていませんでしたから
知らなかったことも多かったです。。
今回一部始終を目の当たりにし、
訓練にもあれこれチェック項目があるのだなあと
認識を新たにしました。