峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

プレミアム付き商品券

2015年08月17日 | 時事ネタ
全国的にプレミアム付き商品券が出回っている。
岐阜市でも7月から発売されている。

この手のモノって、むかし宗教系の政党党首が提唱?して始まった地域振興券と発想が同じ。すなわち結果も同じで効果が薄いと思われる。

地域振興券は完全なバラマキだったけど、今回は2割程度のプレミアムが付いた商品券というのが違う。要は2割増しのクーポン券。そして市町村エリアのみでしか使えないため地域振興策になるのがミソらしい。といっても結局消費の先物食いに過ぎないわけで2割の金融効果が見込めるくらいのことだ。

しかもいかんのは岐阜市でもそうだけど金融機関で売り出しってこと。結果、金融機関はどこも行列で即日(即時)完売。平日に行列できる人しか買えなかった。そういう措置が本当に必要なワーキングプアな人には回らなかった。

日本は少子高齢化が一番の問題だから、これを経済政策で補正しようとするなら子育て世帯は無税にするくらいにしなければならない。養子という抜け穴を防ぐために実子であることの証明(出産証明・DNA鑑定書)くらいは出させた上でね。それプラス高校卒業までは給食を含め、学費無料だとかそれくらいの思い切った制度にすべきだ。

財源?将来の年金負担者なのだから年金世代を増税すればいい。それと法人税は増税。消費税はどちらかというと減税。そして石原元知事が言っていた外形標準課税が理想的だな。赤字で税金を納めない企業とか過剰な内部留保をさせないようにして、その分人件費で社会に還元させるようにすべきだね。

商品券のような小手先のバラマキ政策ではなく、地道で基本的な経済政策が景気を良くする骨太な政策なんだよね。

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コメント (4)
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