私の使っている珈琲ミルはカリタ・電動セラミック・ミルC-90です。
このミルは、上下2枚のセラミック製カッターで豆を挽くものですが、
2枚のカッターのギャップを調整する事ができる仕掛けになっています。
ただその調整は、分解・クリーニング毎にギャップが微妙に異なる恐れが
あると思いあまりクリーニングは行いませんでした。
しかし、使っているうちに刃に珈琲微粉がこびり付き、それによって
粉砕した粉の粒度にも影響がある事が判明してきました。
今回はこの問題に関して特にエスプレッソ用に極細挽き(C-90で目盛り"1")を
行った場合についてのお話です。
少し前に、エチオピア・モカのメディアム・ロースト品を極細挽きした時に
刃が詰まって挽けなくなった事とその挽けた部分をエスプレッソ機に掛けたところ
全く湯が通らなくなった事をお話しました。
その後、そのような事は無かったのですが、今回ワイルド珈琲から新しく購入
した生豆「ブラジル イエロー・ブルボン<ニュークロツプ>」のフルシティ・
ロースト品で再び刃が詰まってしまう事態が発生しました。それでも挽けた部分
をエスプレッソ機に掛けた抽出量は全くの"0"ではなく8.4ccでした。
ここで、久しぶりにC-90の分解・クリーニングを行いました。
刃には珈琲粉が頑固にこびり付いていてそれを取るのに難航する状態でした。
そしてクリーニング後再び同じブラジル品を極細挽きしたところ、すんなり
挽けて抽出量も46.5ccと通常の値を示しました。
刃が詰まった状態で挽いた粉は、豆種にもよると思いますが、この場合は
異常に細かい微粉になっていたと思われます。
それで残っていた上記のエチオピア品(焙煎後の時間が経過しているので同様に
扱って良いか疑問はありますが)もすんなり極細挽きが出来、抽出量は何と
61ccという大きな値を示しました。
以上から次の事が言えると思います。
少なくともC-90による極細挽きについては、豆依存性もあると思うが、
挽きの状態(粒度など)は刃の状態(詰まりの状態)に強く依存する。
それを避けるにはより頻繁に分解・クリーニングを行う必要がある。
今後、分解・クリーニング後の経過をもう少し定量的に調べて見ようと
思っているところです。
このミルは、上下2枚のセラミック製カッターで豆を挽くものですが、
2枚のカッターのギャップを調整する事ができる仕掛けになっています。
ただその調整は、分解・クリーニング毎にギャップが微妙に異なる恐れが
あると思いあまりクリーニングは行いませんでした。
しかし、使っているうちに刃に珈琲微粉がこびり付き、それによって
粉砕した粉の粒度にも影響がある事が判明してきました。
今回はこの問題に関して特にエスプレッソ用に極細挽き(C-90で目盛り"1")を
行った場合についてのお話です。
少し前に、エチオピア・モカのメディアム・ロースト品を極細挽きした時に
刃が詰まって挽けなくなった事とその挽けた部分をエスプレッソ機に掛けたところ
全く湯が通らなくなった事をお話しました。
その後、そのような事は無かったのですが、今回ワイルド珈琲から新しく購入
した生豆「ブラジル イエロー・ブルボン<ニュークロツプ>」のフルシティ・
ロースト品で再び刃が詰まってしまう事態が発生しました。それでも挽けた部分
をエスプレッソ機に掛けた抽出量は全くの"0"ではなく8.4ccでした。
ここで、久しぶりにC-90の分解・クリーニングを行いました。
刃には珈琲粉が頑固にこびり付いていてそれを取るのに難航する状態でした。
そしてクリーニング後再び同じブラジル品を極細挽きしたところ、すんなり
挽けて抽出量も46.5ccと通常の値を示しました。
刃が詰まった状態で挽いた粉は、豆種にもよると思いますが、この場合は
異常に細かい微粉になっていたと思われます。
それで残っていた上記のエチオピア品(焙煎後の時間が経過しているので同様に
扱って良いか疑問はありますが)もすんなり極細挽きが出来、抽出量は何と
61ccという大きな値を示しました。
以上から次の事が言えると思います。
少なくともC-90による極細挽きについては、豆依存性もあると思うが、
挽きの状態(粒度など)は刃の状態(詰まりの状態)に強く依存する。
それを避けるにはより頻繁に分解・クリーニングを行う必要がある。
今後、分解・クリーニング後の経過をもう少し定量的に調べて見ようと
思っているところです。