敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

アメリカ映画の最盛期は

2008-08-18 20:43:31 | テレビ/メディア
 前回紹介したAFI(アメリカ映画協会)が1998年と2007年に発表している
 「アメリカ映画BEST100」を使って、アメリカ映画の最盛期
 を独自の方法で探って見ました。
 
 ①10年毎に区切って、その10年間に発表された映画のタイトル数
  を数えるのが、一つの方法です。
 ②しかし、ベスト100のトップ10とラスト10を同一価値に評価する
  のも問題だと思い、独自のウェイトをつけて見ました。
  とりあえず全体の評点を200点にするように
  1~10位  4点 
  11~30位 3点
  31~60位 2点
  61~100位 1点
  としてみました。(これでトータル200点になります)
 
 纏めた結果を下の2つの表に示します。
 

 これを見るときに注意しなければならない点は
 1.1998年と2007年では投票の為に選ばれた人たちが若干
   違う事です。
   いずれも1500名以上の人が選ばれていますが、
   1998年は、芸術家と映画産業のリーダーたちとなっていて
   2007年の
   "creative community, including film artists (directors, screenwriters,
   actors, editors, cinematographers), critics and historians."
   の方が範囲が拡大されているのではないか思われる点です。
 2.当然のことですが、2007年版には、1996年から2006年に発表されたものが
   審査対象に加わっている。

 二つの表の差についての解析はまたとして、これらからはタイトル数も、
 私独自の評点も1950~70年代がアメリカ映画の最盛期だった事を示しているように
 思われます。そして評点から強いて言えば、50年代がピークだったのかも知れない
 とも思われます。


米映画協会(AFI)が選んだアメリカ映画BEST100(2007年版)

2008-08-04 09:56:04 | テレビ/メディア
アメリカ映画協会 (American Film Institute, AFI)は、米国の「映画芸術の遺産を保護し前進
させること」を目的とする機関で、1967年に設立されている。

アメリカ映画100周年を記念して1998年から「AFIアメリカ映画100年(AFI 100
Years... )」
シリーズの発表を始めた。

「AFIアメリカ映画100年」シリーズ
この節のリンク先は全て英語版のページです。 (このメールからはリンクできません--敏翁)
1998年:アメリカ映画ベスト100 - 100 Movies
1999年:映画スターベスト100 - 100 Stars
2000年:笑える映画ベスト100 - 100 Laughs
2001年:スリルを感じる映画ベスト100 - 100 Thrills
2002年:情熱的な映画ベスト100 - 100 Passions
2003年:ヒーローと悪役ベスト100 - 100 Heroes and Villains
2004年:映画主題歌ベスト100 - 100 Songs
2005年:名セリフベスト100 - 100 Movie Quotes
2005年:映画音楽 - Film Scores
2006年:感動の映画ベスト100 - 100 Cheers
2006年:ミュージカル映画 - Musicals
2007年:アメリカ映画ベスト100(10周年エディション) - 100 Movies (10th
Anniversary Edition)

先日、NHK BS2で、上記の「感動の映画ベスト100 - 100 Cheers 」を映画化したものが
放映されている。
それが、AFIの活動を調べだすきっかけになったのであった。

 上の各「ベスト100」のリストは、ウェッブで見る事が出来るが、それらは英語版であり、
 邦題のタイトルが判らないものも多い。
 しかし、日本にも奇特な人が大勢居て、それらのいくつかを日本語化(邦題のタイトル)して
 発表している。

 私は、そのひとつ「2007年:アメリカ映画ベスト100(10周年エディション)」を使って
 私が今まで録画していたタイトルの確認と、今後の活動の方向付けの参考としたので、
 報告したい。

  *********************************************************
  この邦題の下表を纏めたのは、「カジポン・マルコ・残月」さんです。
http://kajipon.sakura.ne.jp/cinema/afi100.html
それをベースに「敏翁」が書き加えました。
は既に鑑賞したもの。その殆どはアカデミー賞の作品賞受賞または候補作品。
はアカデミー賞の作品賞受賞または候補作品。



 
 


 この表から、ベスト100に入っているもので、アカデミー賞の作品賞にノミネートされていない
 ものもかなりある事が判った。
 その中にはかなり有名な作品である「めまい」、「 街の灯」、「サイコ」、「裏窓」・・・・が
 入っているが、昨夜それらを「Tsutaya」の予約リストにいれたところである。