敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

低糖質ダイエットに関する講演会

2013-03-25 19:23:22 | 健康
 久しぶりの「ダイエット」に関する書き込みです。
 去る3月23日(土)に東芝病院(京浜東北線・大井町駅近く)で開催された東芝さくら会
 (東芝病院糖尿病友の会)主催の
  講演会:「大丈夫?低炭水化物ダイエット」
  +
  食事会:「楽しく食べて目安かくにん」
  に参加したので、その報告です。

 講演の講師 東芝病院 代謝内分泌科 の大杉 満医師はこの方面の専門家です。
 東大から米国留学中に(大学名失念)低糖質ダイエットの研究が
 周りで盛んに行われていたようです。
 (大杉医師は「低炭水化物」という言葉を使いますが、これはより一般的に
  使われている「低糖質」や「糖質低減」と全く同義語です)
 
 私は糖尿病の気もありませんが、高血圧の薬を貰いに2ヶ月に一度東芝病院に
 通っていますが、3月始めに行ったとき偶々上記会があることを知り、参加を
 申し込んだものです。

 私はこのブログにもだいぶ前には頻繁に「計るだけダイエット」を主体とする
 書き込みをしていました。(私のホームページに纏めがあります)
 その活動もここのところマンネリになっていましたが、昨年夏頃からマスコミ
 でも「低糖質ダイエット」が大きく取り上げられ、糖質摂取量を制限すれば、
 蛋白質、脂肪などをかなり摂取してもダイエットが出来そうな雰囲気もあったので、早速取り組みました。
 その結果、3ヶ月ほどでかなりの効果が見られたのですが(ここまでの状況は本ブログ昨年11月16日に掲載)、
 それ以降はさっぱり体重が落ちません。
 また最近は、学会も長期にわたる「低糖質ダイエット」には危険があるとの警告を
 発しています。
 そのような状況でしたので参加してみたわけです。
 
 講演の内容を要約すると
 低糖質ダイエットの効果は、通常の同じカロリー制限より
 短期間で効果が出る事は確認されましたが、その理由は今でも
 不明なのでそうです。
 そして、長期間ではその効果が薄れてしまう事も事実のようです。
 それを示すグラフを示します。


  結論は常識的なもので、ダイエットにはやはりカロリーを制限するのが重要で
 動物質の蛋白質過剰は危険、ただ今までより少し糖質を制限するのが
 良さそうという事になるようです。
 
 尚、講演に用いられた画像は撮影されていますので、あまり良く撮れて居ませんが
 ご参考までにご覧にいれたいと思います。(2枚目のライドが大杉先生)

 下記をクリックすればpdf画像がう現れます。

講演用スライド

 講演(2号館の4階)後、本館8階の食堂で「食事会」がありました。
 (これは「東芝さくら会」恒例のもので過去10回以上開催しているもののようです。) その食事内容の写真と「おしながき」をご覧にいれます。
 この内容は、糖尿病用にはなっていても「低糖質」にはなってはいないのですが、
 これから「ごはん」を減らして見合いの分蛋白質を増やせば「低糖質」の食事に
 なるとのコメントがありました。