前々回に、イリー(illy)社のエスプレツソ用粉からは
殆ど微粒子は出ないが、自製粉では、「コーヒーカップの底に
多少微粉が残っていて、最後の一口は舌にざらつきが残る」と
いう事をお話しました。
この自製粉からの微粒子をさらに減少させる検討を行いましたので
今回はそのお話をします。
先ず予備知識として、エスプレッソマシンに掛けるフィルターと
フィルターボルダーの写真をご覧に入れます。
左のフィルターは、底が平らになっていてステンレス薄板の中央直径約30mm
に約300μΦの孔を1.5mmピッチで開けたものです。
この中に珈琲粉をチャージ後右に示したフィルターホルダーにセツトし、さらにそれを
マシンにセットします。
1.このフィルターに、先ずイリー粉を半分程度チャージ、プレッサーで
押し固めた後、自製粉をチャージし再度押し固めたものを使ってみました。
固められたイリー粉が自製粉の微粒子を阻止する事を期待したのです。
しかし、結果は自製粉の微粒子を阻止する事は出来ない事がわかりました。
これから言える事は、前回お話した仮説即ち「微粒子(<100μΦ)を阻止する
力は正常な珈琲粉(>400μΦ)との結合力」である事を示しています。
前々回まで「塊状の粉体による濾過」モデルを考えた事も有りましたが、
そのモデルは間違いでした。
2.自製粉の微粒子を阻止するには濾紙を使うしか無いと判断し、
テッシュ一組(薄い2枚重なったものを"一組"と言うらしい)を30mmΦより
やや大きく切り取ったものをフィルターの底に敷き、その上に自製粉を
チャージしてみました。
テッシュを底に敷いた状態の写真をご覧に入れます。
この方法で、自製粉の微粒子を完全に阻止出来る事が分かりました。
香味にも悪影響は無さそうです。
これは私の場合は実験的試みであって重ねて常用する事は考えていませんが、
自製粉の微粒子が気になる方にはお勧め出来る方法だと思います。
殆ど微粒子は出ないが、自製粉では、「コーヒーカップの底に
多少微粉が残っていて、最後の一口は舌にざらつきが残る」と
いう事をお話しました。
この自製粉からの微粒子をさらに減少させる検討を行いましたので
今回はそのお話をします。
先ず予備知識として、エスプレッソマシンに掛けるフィルターと
フィルターボルダーの写真をご覧に入れます。
左のフィルターは、底が平らになっていてステンレス薄板の中央直径約30mm
に約300μΦの孔を1.5mmピッチで開けたものです。
この中に珈琲粉をチャージ後右に示したフィルターホルダーにセツトし、さらにそれを
マシンにセットします。
1.このフィルターに、先ずイリー粉を半分程度チャージ、プレッサーで
押し固めた後、自製粉をチャージし再度押し固めたものを使ってみました。
固められたイリー粉が自製粉の微粒子を阻止する事を期待したのです。
しかし、結果は自製粉の微粒子を阻止する事は出来ない事がわかりました。
これから言える事は、前回お話した仮説即ち「微粒子(<100μΦ)を阻止する
力は正常な珈琲粉(>400μΦ)との結合力」である事を示しています。
前々回まで「塊状の粉体による濾過」モデルを考えた事も有りましたが、
そのモデルは間違いでした。
2.自製粉の微粒子を阻止するには濾紙を使うしか無いと判断し、
テッシュ一組(薄い2枚重なったものを"一組"と言うらしい)を30mmΦより
やや大きく切り取ったものをフィルターの底に敷き、その上に自製粉を
チャージしてみました。
テッシュを底に敷いた状態の写真をご覧に入れます。
この方法で、自製粉の微粒子を完全に阻止出来る事が分かりました。
香味にも悪影響は無さそうです。
これは私の場合は実験的試みであって重ねて常用する事は考えていませんが、
自製粉の微粒子が気になる方にはお勧め出来る方法だと思います。