前報のゲイシャ種でエスプレッソにトライしてみて驚きました。
細挽き粉8.5g強をエスプレッソ機(デロンギ)に掛けたのですが、
25秒間の抽出量が108.8ccなのです。
これは、珈琲粉を詰めない空の金属フィルターの場合の湯の通過量
109.1ccと殆ど変わりません。
と言う事は、ゲイシャ粉は湯の流れに対する抵抗成分を殆ど持っていないと
言う事を示しています。
珈琲粉は大なり(例えばブラジル ブルボン・アマレロ 抽出量~10cc)、
小なり(例えばクリスタル・マウンテン 抽出量は69cc)抵抗成分を持っていますが、
(以上は焙煎後、脱酸素処理無しの値)
ここまで抵抗成分の少ない珈琲種がある事を初めて知りました。
これがゲイシャ種の特徴で、この抵抗成分の希少さが呑み口の透明さに
繋がっているのかも知れませんが、珈琲種としては極めて特殊なものと
言えると思います。
次にこの細挽き粉を脱酸素処理に掛けてみました。
24時間処理後の抽出量は89.7ccでした。
これより、脱酸素処理効果はわずかはある事になります。
脱酸素処理効果を発現する物質の量が、エスプレッソ抽出時の
抵抗(2011-12-19掲載の『エスプレッソ 新たな抽出量制御法 『2層ブレンド法』』
中に示した「直列抵抗モデル」計算式中のRi)に
比例すると仮定して計算して見ます。
その結果は(ここでは計算の過程は省略)、
ブラジル・ブルボン・アマレロのミディアム・ロースト(脱酸素処理後の
抽出量が4.2cc)と比較してゲイシャ・マラウイのハイ・ローストの
脱酸素処理効果を発現する物質の量は1/100以下である事が分かります。
細挽き粉8.5g強をエスプレッソ機(デロンギ)に掛けたのですが、
25秒間の抽出量が108.8ccなのです。
これは、珈琲粉を詰めない空の金属フィルターの場合の湯の通過量
109.1ccと殆ど変わりません。
と言う事は、ゲイシャ粉は湯の流れに対する抵抗成分を殆ど持っていないと
言う事を示しています。
珈琲粉は大なり(例えばブラジル ブルボン・アマレロ 抽出量~10cc)、
小なり(例えばクリスタル・マウンテン 抽出量は69cc)抵抗成分を持っていますが、
(以上は焙煎後、脱酸素処理無しの値)
ここまで抵抗成分の少ない珈琲種がある事を初めて知りました。
これがゲイシャ種の特徴で、この抵抗成分の希少さが呑み口の透明さに
繋がっているのかも知れませんが、珈琲種としては極めて特殊なものと
言えると思います。
次にこの細挽き粉を脱酸素処理に掛けてみました。
24時間処理後の抽出量は89.7ccでした。
これより、脱酸素処理効果はわずかはある事になります。
脱酸素処理効果を発現する物質の量が、エスプレッソ抽出時の
抵抗(2011-12-19掲載の『エスプレッソ 新たな抽出量制御法 『2層ブレンド法』』
中に示した「直列抵抗モデル」計算式中のRi)に
比例すると仮定して計算して見ます。
その結果は(ここでは計算の過程は省略)、
ブラジル・ブルボン・アマレロのミディアム・ロースト(脱酸素処理後の
抽出量が4.2cc)と比較してゲイシャ・マラウイのハイ・ローストの
脱酸素処理効果を発現する物質の量は1/100以下である事が分かります。