敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

カラオケ・2部屋組替え方式(2)

2012-11-30 08:24:50 | カラオケ
 前回お話した去る11月27日のカラオケ会は結局のところ参加者6名
 になってしまい、1部屋で行った為掲題の方式の実証が出来なかったのが
 残念だが、いずれ機会を見て行いたいと思っている。
 しかし方式自体の基礎的検討はその後ほぼ纏まる事が出来たので
 ここに記録として留めたい。

 1.グループ分けの導入
   12名程度までは、グループ分けの概念を導入する事により、
   2部屋、3回(組替え回数は2回)で全員の顔合わせが可能になる事を
   発見した。
   例えば、参加者12名として、それを3名づつの4グループに分ける。
   (a~dとする)
   そうすると
   回   部屋1   部屋2
   1    a b     c d
   2    a c     b d
   3    a d     b c
で全員顔合わせが可能である。
   
   参加者13名では1グループを4名にすれば、各部屋の最大人数7名
   に収まるが、14名では最大人数8名の場合(4名の2グループが同部屋に
   なった場合)が生ずるので多少の問題が残る事になる。

 2. より参加者が多い場合の検討
   15名を3部屋で行う事を考えてみよう。
   これを6グループ(以下Gと略記)に分割する(2名のGと3名のG各々3組)。
   6Gから2Gを取り出す組み合わせの数は15であり、
   それを3部屋に2Gづつ入れて5回(3 X 5 =15)で、一見良さそうだが
   どう組み合わせを行っても5回では全員顔合わせは成立しない事が判明した。
   全員顔合わせには、6回が必要である。
   
   5回でも多すぎる感があるが、6回必要となると、3部屋+全員顔合わせ
   は実際上実行は無理と言えると思う。

 3.纏め
   私が考えているカラオケ会は「懇親」の為の会で、技量を競ったりする
   のが目的ではなく、その為には全員顔合わせは必要条件だと思っている。
   そして、その条件成立の実行上の限界参加人数は12名あたり(13名は何とか
   なる?)で、2部屋4グループ3回組替え方式がベストと言えるのでないかと思う。

  

カラオケ・2部屋組替え方式

2012-11-19 09:37:17 | カラオケ
 だいぶ前に本ブログにも掲載した『カラオケ会最適人数の検討』というのを
 行っていて最適人数は6~7人としていました。
 我々の東芝材遊会カラオケ会が発足直後2005年の事です。
 カラオケ会(2)最適人数の検討

 今回同会で、9人参加というかってない盛会実施の機会を得て、カラオケ店でしか出来ない掲題の『二部屋組替え方式』の実証実験を行う事としましたので、参考になる方も
 居られるのではないかと思い検討結果を掲載する次第です。

 1.前提
   ① カラオケ参加者が8名以上14人まで
   ② 参加者の大半が5曲は歌いたいと思っている。
   ③ 参加者の大半が、参加者全員が歌っているのを見聞きしたいと思っている。

 2.解決策
   
   a. ①と②から参加者を2部屋に分ける。
     これはカラオケ店で無いと困難。
   b. a.と③から、参加者の何回かの組替えが必要になる。
   c. ③を満足する組み合わせを探索した結果、いくつかの案が提出されましたが、今回は下記案で行う予定です。
 
  今回行う予定の方式
    今回予定されている総勢9人の場合について検討結果を記します。
   .始めに「アミダ」で各人に番号をつけます。
   .二部屋を5人と4人に分け入れ替える。
     検討の結果最低4回(入れ替え3回)が必要な事がわかりました。
     その結果を示します。

 回    部屋A       部屋B
 1    1 2 3 4 5      6 7 8 9
 2    1 3 5 6 7      2 4 8 9
 3    1 3 8 9       2 4 5 6 7
 4    3 5 8 9       1 2 4 6 7

 これにより1回顔合わせが18、2回が14、3回が3、4回が1となります。
 30分で部屋替えとして、各部屋6曲は処理できるはずなので
 6 X 2 X 4 ÷ 9 = 5.3 各人5~6曲歌える事になります。
 各人の部屋替えの回数は0~2回です。

 当日(11月27日、横浜中華街で忘年会の後、そばのカラオケ店)実行した様子
についてはまた後日お話しましょう。


低糖質ダイエット

2012-11-16 18:37:42 | 健康
  最近、低糖質ダイエットが流行っているようです。
 私もダイエットと関連分野には関心が高く、私なりの検討・研究の結果は
 本ブログにも、私のホームページにも掲載してきました。
 そして標準的な食事の管理と運動のみを基本とするダイエットでは限界を
 感じていたところ、本「低糖質ダイエット」(糖質制限ダイエットとも言う)では、
 あまり空腹を感じたりせずにダイエットが出来るとの事で飛びついたのです。
 糖質とは、糖類(砂糖など)と澱粉のことで、これらの摂取を制限
 し、タンパク質主体の食事にすれば、腹八分に食べてダイエットが出来るというのです。
 私もNHKの放送を見て、うなづけるところもあったので8月25日から開始しました。
 先ず体重の推移をご覧に入れます。
 8月25日~本日までの毎朝食事前に測定した体重の推移です。
 ここ4日ばかり79kg台に突入してどうやら自信が出てきたので今までの経過を掲載する事にしました。


 
 今まで実行した事
 ①米の飯は、茶碗半分、または食パン8つ切り1~2枚
  にタンパク質を主体とした食事としました。
 ②安価なタンパク質を主体とするためにさがした結果では
  鶏のムネ肉が安い事がわかり、そればかりではありませんが、
  重要な「主食」になっています。
  肉類は豚、鶏のももなどは100gあたり80円ぐらいはします。
  それが、ムネ肉では、西友で1kg 400円、私の近くのスーパーの
  特売日では2kg 399円です。
  因みに米は5kg 2000円として、カロリーあたりの
  単価を比較してみると100kcalあたり
  米 11.2円、豚肉 44円のところ、最安値のムネ肉では8.2円となり
  誠に経済的なカロリー源となります。
  以上のカロリー、成分などのデータは「五訂 食品成分表」によります。
  尚、この本はダイエットなどを科学的、栄養学的に取り扱うには
  最重要な参考資料だと思います。

 ③しかしムネ肉は「ぱさぱさ」して不味いとして敬遠されている
  食材です。だから安いのです。
  ムネ肉をある程度旨く食べる技術は「ためしてガッテン」などで
  放送されています。
  それとか、クックパッドなどで探したレシピでいろいろと試しています。
  それも始めはから揚げが多かったのですが、これはどうしても油の摂取
  が多くなりすぎる感があるのて、極く最近は、フードプロセッサで野菜
  (例えばレンコン)とミンチにしてハンバーガーにするとか、さらに
  全く油を使わない肉団子にするとか試行を重ねています。
  極く最近の体重の減少の速さはそれが利いているのかも知れません。
  
  

焙煎機のダンパーの検討

2012-11-03 07:56:32 | お酒とコーヒー
 前報に紹介した「ワイルド珈琲」の『ダンパー付き手焙煎網み』を
 参考にして(下記で太字下線部分が参考にしたところ)、私の使っている
「Compact Coffee Roaster」(以下CCRと略記)の金網を覆ったダンパー用アルミ箔に、 さらなる検討を加えた。
 検討条件は下記の3条件である。
 
 ① CCR、金網そのまま。
 ② 前報に画像を掲載した金網ほぼ全面をアルミ箔で覆ったもの。
 ③ アルミ箔に穴を開けたもの。
   いろいろ試しているが、その一例は、下図の様な一辺8cmの穴あき箔で
   3面を覆い、残りの1面は豆の様子が分かる様に7cm角(同じく穴あき)で覆ったもの。


 以上で同一ブラジル・イェローブルボン種の豆をフレンチ・ローストを
 狙って(2ハゼのピークで火を止める)焙煎してみた。
 ①の冷却はヘアドライヤーの冷風、②、③の冷却は冷水のスプレイである。

 ①に比べると②、③の加熱に対する熱効率は落ちるので、火力の調節も問題になる。
 その調節は、CCRの遠赤外線放出用ネットの加熱状態で行うのだが、
 その状態の画像をご覧に入れる。
 その前にCCRシステムの遠赤ネットの位置もだいぶ前に使った画像だが、参考の為に示して置く。(この図はカセットコンロにCCRを載せたものだが、実際の焙煎はガスコンロを使っている)



 上図下段の左は①で常用している状態(弱)、中央は、②で使った状態(強)、右は
 参考の為にガスコンロのガス調節ノブを半開(時計の長針9時の位置)にした状態
 を示したもの(これは焙煎には使っていない)で、②のノブ位置は時計の長針10時半あたりである。 

 下表の③-1は、弱と強の中間の火力にしてみたが、アルミ箔に開けた穴による
 熱効率の向上は私の想定を超えていて、これでは焙煎時間が短すぎるように思われたの で、③-2では弱+αの火力にしてみた。
 焙煎に関する主要データを下表にまとめて置く。
     
           焙煎時       経過時間
     生豆量  重量減  1ハゼ開始  2ハゼ開始  火止     註
 ①   150(g) 21.0(%)   7'02"     9'48"    11'00"    
 ②   100    20.8      7'28"     9'56"    11'02”    *
 ③-1  100    21.9      5'17"     7'32"     8'29"   **
 ③-2  112    20.6      9'40"     12'44"    14'03"   ***

 註
 *: 1ハゼで火弱め、2ハゼで更に火弱める。2ハゼでアルミ箔1面外す。
 **: 1ハゼで火弱めアルミ箔1面外す。2ハゼで更に火弱め、アルミ箔もう一面外す。
 ***: 豆褐色になった6'08"でアルミ箔一面外す。1ハゼでもう一面外す。
    2ハゼで火弱める。

 呑み比べ
  以上4種の豆を、メリタのドリッパーを二つ(1X1と1X2)持っているので
  メリタ・敏翁方式で2種類づつ呑み比べを行った。
  豆量:15g、挽き:デロンギのコーヒーグラインダーKG364の目盛り"9"
  湯200CCを注ぎ、2分待ってストッパーを開ける。
  メリタ・敏翁方式の詳細については、2011年3月16日掲載
  『メリタ方式の改良 抽出時間の大幅延長』を参照されたい。

  抽出液はそのまま、及びミルク20CC + パルスィート小さじ1杯添加
  後電子レンジで~60℃に加熱して味わった。

  ①vs.②  ②は苦味が強く、①に比べて劣ると思う。
       これよりダンパーを利かしすぎるのは良く無さそうである。
  ①vs.③-1 差を見つける事は困難。
  ①vs.③-2 あまり差は無いが、呑んだ後の鼻に抜ける風味と舌に残る後味は
        後者が勝る。

 ③-2は、最適条件では無いと思うので、検討を続けたい。
 (但し手持ちのブラジル豆は使い切ったので豆の種類を含めて再検討中)

 ただ巷間手焙煎網みは風味が抜けるとの話が流布しつつあるようだが、
 CCRはそれとは一味異なり中々のものである事が確認されたようにも思え
 一安心したのも事実である。
 その理由としては、焙煎時の珈琲豆を集団として考えたときの表面積/体積の比
 が手網に比べてCCRの方が小さく、豆自体がダンパー役を果たしているのではないかと
 思われる。
 『ダンパー付き手焙煎網み』の例で言えばこの直径は16cmあり、CCRは8cmの直方体
 なので上記比は、手網の方がCCRより約4倍大きい事になる。