私の珈琲の研究(?)はまだ続いています。
今回は掲題についてのお話です。
珈琲の焙煎過程の変化は極めて大きい。
重量は15~20%強(焙煎の程度による)減少し、
体積は膨張する。
生豆は水に沈むが、焙煎豆は水に浮く。
この比重を測定してみた。
これは、次回あたりにお話できると思うが、
焙煎豆からの気体の発生量の測定に必要になる。
測定法
豆に虫ピンを刺して水に浮かせ、沈む時の
ピンの本数(端数の場合もある)から
アルキメデスの原理によって豆の比重を
推定するものである。
これは簡単な方法だが、mgまで測定できる
重量計が必要だ。
測定中の写真をご覧に入れます。
水中の豆が水面に反射して豆の映像が折り返しに
なっている事に注意。
二本の足のように写っているのが虫ピン。
測定した結果
①豆種:マンデリン、焙煎度:フレンチロースト
焙煎による重量変化 22.5%減
一粒の重量例 188mg
推定した比重 0.54
②豆種:ブラジル、焙煎度:ハイシティロースト
焙煎による重量変化 16%減
一粒の重量例 140mg
推定した比重 0.55
②が重量減は少ないが、比重は①と殆ど同じなのは
豆種によるものか?
嵩体積は②の方が大きくなっていることを確認している。
今回は掲題についてのお話です。
珈琲の焙煎過程の変化は極めて大きい。
重量は15~20%強(焙煎の程度による)減少し、
体積は膨張する。
生豆は水に沈むが、焙煎豆は水に浮く。
この比重を測定してみた。
これは、次回あたりにお話できると思うが、
焙煎豆からの気体の発生量の測定に必要になる。
測定法
豆に虫ピンを刺して水に浮かせ、沈む時の
ピンの本数(端数の場合もある)から
アルキメデスの原理によって豆の比重を
推定するものである。
これは簡単な方法だが、mgまで測定できる
重量計が必要だ。
測定中の写真をご覧に入れます。
水中の豆が水面に反射して豆の映像が折り返しに
なっている事に注意。
二本の足のように写っているのが虫ピン。
測定した結果
①豆種:マンデリン、焙煎度:フレンチロースト
焙煎による重量変化 22.5%減
一粒の重量例 188mg
推定した比重 0.54
②豆種:ブラジル、焙煎度:ハイシティロースト
焙煎による重量変化 16%減
一粒の重量例 140mg
推定した比重 0.55
②が重量減は少ないが、比重は①と殆ど同じなのは
豆種によるものか?
嵩体積は②の方が大きくなっていることを確認している。
ローストによって重さが違いますし、良い豆だけを拾い集めるにもコストはかかりますし淹れるお湯の温度でも変わるし時間でも変わります。ローストして膨らんでいる豆は湿度でも多少は重さが変わりますから0.1gの精度で測って毎日コーヒーを入れていても味が変わりますから驚きます。
インスタントコーヒーの味が変わらないに敬服します。
コーヒー豆を蒸らす時間とお湯を注ぐ温度と時間で炭酸ガスの抜け方が変わるので、適した温度で炭酸を抜く。炭酸が抜けたコーヒー豆は比重としては水より重いので下に沈むになると思います。
比重をどのようにして推測されたかをお教え願えればと思います。
比重は堆積量に対しての重量ですから、粉砕すればするほど密度が高くなりますから比重が上がります。
水よりも重いものだけが下に沈みますが、お湯の場合は常温の水よりも比重が下がりますからお湯の温度を高くすれば沈むコーヒー豆は増えなくてはいけないが私の課題でもありますが、低い温度のお湯で淹れた方が炭酸ガスを放出して
下に沈む傾向にあるのではないかとは感じています。