敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

シックス・センス

2007-07-11 15:57:42 | テレビ/メディア
 正しくは"The Sixth Sense" だから"シックスス"だが、それでは日本語になりにくいので こうしたのだろう。
 1999年のアメリカ映画。アカデミー作品賞ノミネート作品。
 ホラー映画で衝撃的な結末が話題を呼び、大ヒットしたらしい。
 冒頭には、「この映画にはある秘密があります、まだ映画を見ていない人には、決して話さないで
 下さい」という前置きがあったものである。
 
 これは、見た人も多かったと思うが先日、民放(フジTV)で放映されて見た(録画も)のだが、
 私には「衝撃的な結末」や「秘密」らしいものがさっぱり分からなかった。
 ハイブリッドレコーダーに録画したものからCMなど(CMにはチャプター分割の信号が入っている
 のだが、フジTVは自社の放送予告はCMとしていないらしくそこにはチャプター分割の信号が入って
 なく、且つそれが何回も繰り返して入っているので後処理が結構面倒だった)を削除したものの
 実時間は約102分だった。

 これも例によって民放が時間の都合でカットしたので分かり難くなっているのではないかと思い、
 ウェブ検索で調べてみたたら、映画は110分、DVDは107分とある。
 その後DVDを入手して調べた結果、その最後のスタッフ・リストの部分(正しい名は?)が約5分間
 あるので、放映されたものとDVDとはほぼ等しいとして良いらしい事が分かった。
 
 映画の110分とは未だに謎だが、私の頭では未だに「衝撃的な結末」や「秘密」らしいものの実態が
 分からず、頭がすっきりしない状態が続いているのである。

映画鑑賞(ダイ・ハードとダーティ・ハリー)

2007-07-04 09:56:07 | テレビ/メディア
 
  アカデミー賞とは関係有りませんが、アクションものなども片端から
  見るようにしています。
  そして見ているといろいろな事が分かってきます。

   1.「ダイ・ハード」
  これはは4作まで出来ていますが、3作まではテレビ放映されています。
  WOWWOWでは、1,2作は先月放映、3作は今月中旬放映(1,2作も)予定です。
  一昨日TBSで3作が放映されましたが、民放は駄目ですね。
  これは2時間8分の作品なのですが、TBSのはCMを抜いて測定してみたら
  1時間33分しかないのです。
  4月の「ハンニバル」を東京TVで放映した時も2時間11分のものが、
  1時間33分に削られていました。
  ただ、「ハンニバル」ではこの削減により、話の筋が分かり難くなって
  しまっていましたが、「ダイ・ハード3」は話の複雑さが少ないためか
  分かり難いという事は無かったように思います。
  WOWWOWの3作も録画して比較をしてみようと思っています。
  結局映画を手抜き無しで見るには、NHKかWOWWOWかスカパー(いずれも有料)
  にするか、レンタルDVDにするしかなさそうです。

   2.「ダーティ・ハリー」
  これは5作まで出来ていて、スカイパーフェクト(CS228)で今月一挙に
  放映されます。一昨夜が2作、昨夜が3作、今夜が4作・・・・です。
  米国の警官・刑事に「ダーティ・ハリー症候群」というのが有り、、
  『現実社会において、正義の執行者を自任、“悪党に生きている資格はない”
   という歪んだ正義感によって、目の前の犯罪者を例え微罪でも射殺したりする。』
   (ウィキペディア)
  のを言うのだそうですが、まさしく2作の真犯人たちはこれであります。
  ダーティ・ハリー自身はどうなのか? 私の見るところ50%、日本的感覚(特に
  マスコミ)ではほぼ100%症候群に入ると思います。

  両方とも娯楽映画ですが、見比べて見ると「ダーティ・ハリー」の方が映画としての
  質も、主演者の演技もクリント・イーストウッドのハリーの方がブルース・ウィリス演ずる
  ジョン・マクレーンより優れているように思います。
  ところでクリント・イーストウッドは一見老けてちょっと厳しい前川 清みたいな顔ですが、
  抑えた演技は良いですね。「荒野の用心棒」、「マジソン郡の橋」、「許されざる者」・・・・

  また、この種の映画の社会における役割は、日本に於ける「水戸黄門」のそれと似て
  いるのではないかと思いました。出て来る警察署長、検事、市長など、どれをとっても
  教条主義の駄目人間ばかりで、それらをハリーやジョン・マクレーンがこれでもかと
  鼻をあかすのを見て大衆が鬱憤を晴らすという図式です。