敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

スチーム焙煎(その2)マンデリンのフレンチロースト

2015-04-12 13:50:38 | お酒とコーヒー
 前回、「ゲイシャ」の浅煎りにスチーム焙煎が効果がありそうなことを発見したと
 記しましたが、その外に効果が考えられないか、いろいろ試してみて、
 ひとつ新しい発見をしましたので、それをお話しします。

 用いた珈琲豆は、インドネシア マンデリン G-1 ビック・アチェ です。

 『マンデリン(英:Mandheling)は、インドネシアのスマトラ島における一部地域で栽培される、
  アラビカ種のコーヒー豆 の銘柄である。マンデリンとは栽培を進めた現地民族の名に因む。
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  マンデリンコーヒーの特徴は、酸味が少なく、苦味成分が強いことである。
  そのため、コクのある味と表現され、単一で飲まれるほか、ブレンドコーヒーにも適している。
  その他、濃密な味のケーキなどとの取り合わせも好まれる。』(ウィキペディア)
  
  が知られているので、酸味に特徴のある「ゲイシャ」とのブレンドを考えて選んだのです。
 
 この豆各140gをを条件を変えて焙煎
  ① 通常の開放度(定義は前回と同じ)100%でフレンチ・ロースト迄(2ハゼのピークの辺り)焙煎
    重量減 21.3%
  
  ②開放度~9%で1ハゼまで焙煎し、一旦冷却し、開放度~35%にアルミ箔を張り替えて
    フレンチ・ローストまで焙煎 重量減22.2%

 この二つを飲み比べてみたところ、
   ①は、苦みの中に刺激感があるが、②はまろやかで刺激感は殆ど無い事が判明しました。

 そして、前回報告のスチーム焙煎「ゲイシャ」6:本品(上記②)4 のブレンド品は酸味とまろやかな
 苦みのバランスが気に入りました。

 これでスチーム焙煎の利用範囲は可成り広そうな事が分ったというお話です。