一昨日の深夜にBS2でバージニア・ウルフ原作の「ダロウェイ夫人」が放映されました。
たまたま、少し前にこの小説を下敷きにした「めぐりあう時間たち」
(2002年アカデミー賞候補作品、主演女優賞受賞)のDVDを入手したので続けて見た事になります。
小説「ダロウェイ夫人」の存在は昔から知っていましたが、「意識の流れ」を扱った傑作のひとつという事で、
私が若いときにジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」(これも意識の流れを扱っている)が20世紀文学の最高傑作
の一つであるとの事で取り組んだのでしたがさっぱり分からず (当時の翻訳に問題があったのかもしれま
せん)、「ダロウェイ夫人」には手をつけなかったのでした。
「めぐりあう時間たち」はバージニア・ウルフの入水自殺の場面から始まりますが、彼女を演じてアカデミー
主演女優賞を受賞した、ニコール・キッドマンのいかにも精神分裂症に悩んでいるらしい演技などに引き付
けられました。 (いずれの作品もストーリーなどはウェブ検索すれば見る事ができるので省略)
ダロウェイ夫人が見も知らぬセプティマスの自殺をどのようにうけとめて、彼女自身も自殺願望があったのを
克服したか、その辺が映画の表現だけではひとつ分かり難いところです。
「めぐりあう時間たち」の中ではバージニア・ウルフに誰かは死ななければならないと言わせています。
この辺を原作で確かめたくなり、二作とも図書館(横浜市立)に予約(インターネットで出来る)した
ところです。
たまたま、少し前にこの小説を下敷きにした「めぐりあう時間たち」
(2002年アカデミー賞候補作品、主演女優賞受賞)のDVDを入手したので続けて見た事になります。
小説「ダロウェイ夫人」の存在は昔から知っていましたが、「意識の流れ」を扱った傑作のひとつという事で、
私が若いときにジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」(これも意識の流れを扱っている)が20世紀文学の最高傑作
の一つであるとの事で取り組んだのでしたがさっぱり分からず (当時の翻訳に問題があったのかもしれま
せん)、「ダロウェイ夫人」には手をつけなかったのでした。
「めぐりあう時間たち」はバージニア・ウルフの入水自殺の場面から始まりますが、彼女を演じてアカデミー
主演女優賞を受賞した、ニコール・キッドマンのいかにも精神分裂症に悩んでいるらしい演技などに引き付
けられました。 (いずれの作品もストーリーなどはウェブ検索すれば見る事ができるので省略)
ダロウェイ夫人が見も知らぬセプティマスの自殺をどのようにうけとめて、彼女自身も自殺願望があったのを
克服したか、その辺が映画の表現だけではひとつ分かり難いところです。
「めぐりあう時間たち」の中ではバージニア・ウルフに誰かは死ななければならないと言わせています。
この辺を原作で確かめたくなり、二作とも図書館(横浜市立)に予約(インターネットで出来る)した
ところです。