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としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

池の平温泉 ホテルシューネスベルク

2013-11-22 00:55:05 | 長野県(北信)の温泉
 ホテルシューネスベルクは、木島平スキー場池の平ゲレンデの麓にあるホテルです近くには「やまびこの丘公園」があり、ちょうどダリアが見頃を迎えていた時でしたが、周りには他にゲレンデとリフトしか見当たらないような場所で、この時期は閑散としていました木島平出身の人に聞いても、名前は聞いたことがあるという程度だから、スキー場のレストハウスといったくらいの認知度なのでしょう。実際スキーシーズン以外に需要があるとは思えないような所ですね

 そんなホテルシューネスベルクに温泉が引かれているというのも、ほとんど知られていないのではないでしょうか。温泉名は「池の平温泉」。池の平温泉と言えば、新潟県妙高山麓の池の平温泉や、長野県白樺湖畔の池の平温泉を思い浮かべる人はいるでしょうが、ここを思い浮かべる人は少ないと思います。私も実はこのことを知ったのは最近のことです

 ネットで検索しても独自のHPが出てこないので、営業しているのか分からず不安に思うも、駄目もとで行ってみると大浴場の灯りが点いていましたこれはいけると思い、中に入ってみると客の姿が全くありませんそれでもフロントで日帰り入浴を請うと快く受け入れてくれました後に購入した雑誌によると、日帰り入浴の受入時間は午後3時からで、この時は午後1時くらいだったからかなりのフライングでしたそれでも受け入れてくれたホテルには感謝です

 料金は平成25年6月1日に、350円から500円に値上げされたようです。男女別の内湯浴槽1つのみで500円は少々高めですが、冷鉱泉の沸かし湯で多くの客を望めない状況では妥当な値段でしょう。同じ木島平にあるパノラマランド木島平も400円から500円に値上げしていたので、それに合わせたのかもしれません。

 さて、ホテルシューネスベルクは奇抜な外観をした、規模で言えば小~中規模のホテル。まだそれほどくたびれた感じはしません。脱衣所、浴室、浴槽も広いというほどではないですが、一人だと十分過ぎます。これを独り占めできるとはリッチな気分


 浴室に入ると、強めの消毒臭(塩素臭)が襲ってきます有名温泉地のホテルでなくて、ましてや冷鉱泉の沸かし湯となるとよくあること。あまり気にしないようにして、湯に浸かります。するとお湯が僅かに淡黄色に色付いた濁り湯で、茶褐色の湯の花が大量に舞っていることに気付きました。無色透明、無味無臭の湯を想像していたので、思いのほか温泉らしいことにちょっと驚きましたそして最も意外だったのが味覚で、はっきりと甘塩っぱい味(+微鉄味)がするのです蒸留残留物量が1,600mg/kgしかなく、循環ろ過、加温、殺菌剤添加ありのお湯(ナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉)で、塩味がするというのはあまりないことです。3,000~4,000mg/kgのかけ流しクラスの味はあると思います香りは塩素臭がきつくてよく分からないですが、微鉄臭はあるかも知れません。その他若干のツルスベ感があります。


 湯の注入は浴槽内の注入口がメインですが、別にある湯口からは非加熱源泉と思われる冷たい水がチョロチョロと入れられています。湯口には茶褐色の析出物が大量に付着していて、浴槽内の湯の花はこの析出物が源でしょう。この水からは鉄臭&味が感じられたものの、なぜか塩味がほとんど感じられませんでした温度が低いほど塩味は強く感じるはずなのに、謎です
 
 あまり期待していなかった分、お湯に温泉らしさがあって、それなりに湯浴みを楽しむことができたのは収穫でしたただし温泉としてのレベルは決して高い訳ではないので、湯の質にこだわるなら、近くにある北志賀温泉 高社の湯(ゆうリゾートホテル内)に行った方がいいでしょう。木島平スキー場でスキー又はスノーボードを楽しんだ後に、汗を流すために立ち寄るにはちょうど良い施設だと思います

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