
戸倉上山田温泉 菊水は、戸倉上山田温泉街の南西部にある割烹温泉旅館です
今回はただの日帰り入浴ではなく、昼食付きの日帰り入浴での訪問
しかも平日に休暇を取ってです
なぜならグルーポンで菊水の昼食付き日帰り入浴のチケットを格安で購入したまではよかったのですが、土日で予約を取ろうと思ったらいっぱいだったからです
ちなみに菊水では通常の日帰り入浴(立ち寄り湯)は受け入れていないようですね。
今回の日帰り入浴のコースには昼食以外にも様々なオプションが付いていて、炭酸泉のフェイシャルスパと貸切風呂の使用がセットになっていました。それぞれ別々に頼むと合計9,500円なのが、今回のコースでは全て込みで3,900円(入湯税50円は別料金)です
確かに格安
利益がほとんど無くても、空けておくよりはよいという考えでしょう。
午前10時に受付を済ませ、10時30分からまずは炭酸泉のフェイシャルスパを体験しました。炭酸泉フェイシャルスパとは、人工炭酸泉を顔の表面に30分間流し続けることにより、肌の血行促進を図り、ハリのある肌を目指すというもの。炭酸泉の効能は科学的にも証明されていることなので、理論的に納得できるエステです
最近は人工炭酸泉の浴槽を設置するスーパー銭湯が増えてきていて、ちょっとした炭酸泉ブームです。このエステは明らかに女性向きですが、単独では1回4,800円ということであり、せっかくなので体験してみました
ピリピリする炭酸泉が顔を伝っていくのが気持ち良く、炭酸泉独特の清涼感もあり、実施後は肌が潤った気がしました
1回30分だけで肌がどうこうなるとも思えないですが、面白い体験でした
炭酸泉フェイシャルスパ終了後、12時の昼食まで時間が空いたので、大浴場に向かいました
大浴場は男性用が小露天風呂付き、女性用が露天風呂なしの浴室で、別室の大露天風呂が女性用という構成でした。大浴場は時間交代制で、大露天風呂は交替制なのか不明。
戸倉上山田温泉は色々な湯の色が見られるので、どんな色になっているか楽しみにして浴室に入ると、内湯浴槽は若干青味がかった白濁(浴槽の底は見える程度)でした。源泉は上山田温泉株式会社26,27,30,32,35,40,41,43,46号源泉の混合泉(単純硫黄泉)で、同じ源泉でも澄んだ緑色の場合もあれば、今回のような白濁の場合もあり、なかなか興味深い源泉です。香り、味は共に硫黄成分が感知できるものの、この源泉にしては薄いものでした
湯の使用法は循環併用なので、それが影響しているのでしょうか。湯口から出ている湯は、まずまずの硫黄臭&味がします。

次に露天風呂に移動すると、こちらは若干緑がかった透明で、褐色、白色の湯の花が舞っていました。同じ源泉で、隣り合わせているのに色が全く違うというのが硫黄泉の不思議なところです
ただ、露天風呂の湯からは硫黄臭&味が感じられず、若干塩素臭のような臭いがして硫黄泉の特徴が消えていました(湯口の湯も同様)。男性側には掲示がなかったのですが、女性用の大露天風呂には殺菌剤使用と掲示されていたようなので、こちらも同様でしょう。温泉としてはちょっと残念な状態でした
正午からさすが割烹旅館というボリュームたっぷりの昼食を取った後、午後1時から50分間、貸切風呂を利用させてもらいました。貸切風呂も単独なら2,100円するようです
貸切風呂は3部屋あって、そのうちの「菩提樹」という名の貸切風呂に入湯しました。部屋は塀で囲まれていますが、天井には隙間があって室内は外気温と同じです。

「菩提樹」には2名用の寝湯と、1名用の四角い木製風呂があって、やや緑がかった濃い白濁(浴槽の底は見えない)の湯が満たされていました
循環による劣化で白濁が濃くなることもあるので、湯の利用状況を見てみると、源泉100%かけ流しで、冬期加温以外は全てなしの湯でした
湯の香り&味は、濃厚というほどではないものの、しっかりと硫黄成分を感じることができ、ツルスベ感も感じられました。大浴場の湯と比べると格段に良い湯であり、戸倉上山田はこれでなくては、と納得させてくれる湯でした
二つの浴槽を比べると、両浴槽の湯の投入量はほぼ同じなので、小さい木製風呂の方が熱めで浴感も勝っていましたが、ややぬるめの寝湯も浸かっていて気持ち良かった。50分という限られた時間ではあるが、これらの浴槽を独占できるというのは、非常に贅沢な気分に浸ることができます
最近温泉施設で貸切風呂が急激に増えているというのも、分かるような気がしました。
今回は通常の日帰り入浴ではなく、昼食やオプションの付いた日帰り入浴プランを利用した訳ですが、これで3,900円なら十分にコストパフォーマンスが良い部類に入るでしょう
ただしこの価格はグルーポンを利用した場合の価格であって、同様のプランを直接申し込んだ場合は5,500円くらいするようです。5,500円でも決して高くはなく、平均的な価格と思われるものの、そう何回も利用できる価格でありません。今回のような日帰り入浴は、お金に余裕がある時のちょっとした贅沢といったところでしょう




今回の日帰り入浴のコースには昼食以外にも様々なオプションが付いていて、炭酸泉のフェイシャルスパと貸切風呂の使用がセットになっていました。それぞれ別々に頼むと合計9,500円なのが、今回のコースでは全て込みで3,900円(入湯税50円は別料金)です


午前10時に受付を済ませ、10時30分からまずは炭酸泉のフェイシャルスパを体験しました。炭酸泉フェイシャルスパとは、人工炭酸泉を顔の表面に30分間流し続けることにより、肌の血行促進を図り、ハリのある肌を目指すというもの。炭酸泉の効能は科学的にも証明されていることなので、理論的に納得できるエステです





炭酸泉フェイシャルスパ終了後、12時の昼食まで時間が空いたので、大浴場に向かいました


戸倉上山田温泉は色々な湯の色が見られるので、どんな色になっているか楽しみにして浴室に入ると、内湯浴槽は若干青味がかった白濁(浴槽の底は見える程度)でした。源泉は上山田温泉株式会社26,27,30,32,35,40,41,43,46号源泉の混合泉(単純硫黄泉)で、同じ源泉でも澄んだ緑色の場合もあれば、今回のような白濁の場合もあり、なかなか興味深い源泉です。香り、味は共に硫黄成分が感知できるものの、この源泉にしては薄いものでした


次に露天風呂に移動すると、こちらは若干緑がかった透明で、褐色、白色の湯の花が舞っていました。同じ源泉で、隣り合わせているのに色が全く違うというのが硫黄泉の不思議なところです


正午からさすが割烹旅館というボリュームたっぷりの昼食を取った後、午後1時から50分間、貸切風呂を利用させてもらいました。貸切風呂も単独なら2,100円するようです


「菩提樹」には2名用の寝湯と、1名用の四角い木製風呂があって、やや緑がかった濃い白濁(浴槽の底は見えない)の湯が満たされていました




二つの浴槽を比べると、両浴槽の湯の投入量はほぼ同じなので、小さい木製風呂の方が熱めで浴感も勝っていましたが、ややぬるめの寝湯も浸かっていて気持ち良かった。50分という限られた時間ではあるが、これらの浴槽を独占できるというのは、非常に贅沢な気分に浸ることができます

今回は通常の日帰り入浴ではなく、昼食やオプションの付いた日帰り入浴プランを利用した訳ですが、これで3,900円なら十分にコストパフォーマンスが良い部類に入るでしょう




※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます