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山代温泉 古総湯は、元々総湯があった湯の曲輪ロータリーの中央に、7年前(2010年10月)にオープンした施設です(総湯は道路の反対側の吉野屋跡地に移転)。立て続けに温泉施設を2軒も新設するなんて、山代温泉もなかなか元気な温泉地ですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0248.gif)
総湯より新しく、真新しい施設なのになぜ「古総湯」なのかと言うと、明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく、入浴方法も当時のままの雰囲気を味わうことができる施設だからということです。外観は和風でありながらステンドグラス等が使われていてちょっとおしゃれな感じで、周囲に植えられた柳の木と相まって古き良き時代の雰囲気を醸し出しています
モダンな片山津温泉の総湯とは対極な感じで面白いです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0248.gif)
古総湯はコンセプトからして、地元民御用達の総湯とは違って観光客をターゲットにした施設なので、観光客がまだ少ないであろう朝イチの午前6時にアタック。予想通り地元民がどんどん訪れる総湯に対し、古総湯は空いていました。
券売機で入浴券を買い受付に出そうとしたら、そこは女湯の受付で、男湯の受付は建物の真裏(そこには券売機なし)。裏に回って受付でおばちゃんに入場券を渡すと、おばちゃんが浴室の中にまで入って説明をしてくれました。湯壺のお湯は熱いので掛け湯に使わないこと、湯口の近くは熱いので反対側の隅に入った方が良いこと、シャンプーや石鹸を使ってはいけないことなど(明治期当時の入浴方法とは何ぞやと思いきや、シャンプーや石鹸を使わないで入浴のみ楽しむことらしい)。多少お節介のような気もしましたが、これもおもてなしの一つであり、悪い気はしません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
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古総湯は、湯田中温泉、野沢温泉の大湯のように、脱衣所が浴室内にある浴室脱衣所一体型です。この辺が明治期当時の造りということだろうし、敷地が狭いのでこうするしかないというのもあったでしょう。また浴室内は脱衣スペースに湯壺、そして浴槽が一つと非常にシンプルな造りです。当然カランやシャワーはありません。
その代わりステンドグラスや壁や床の九谷焼のタイルなど、内装は凝っていて雰囲気はすこぶる良いです
明治や大正のデザインは、現代のモダンなデザインより俄然私は好きです。特に温泉施設との相性は抜群にいいと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
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浴槽のお湯については、一旦湯壺に源泉が注がれ、そこからオーバーフローした湯が湯口から浴槽に注がれています。湯壺の脇には手桶が置かれていますが、掛け湯と間違って湯壺の湯を浴びると大変なことになります。源泉は63.2℃なので火傷するかも
受付のおばちゃんからは浴槽の端のお湯を汲んで掛けるようにとの指導がありました。
湯の使用法はかけ流し。加水はしているようですが、それでも源泉が熱いのでやや熱めの湯です。大のやと同じ新1号源泉を使用していて、無色透明、無味無臭。温泉らしい個性が感じられないのが残念ですが、源泉自体個性が強くない湯だから仕方ない面はあります。
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そして少し気になった点が塩素臭。かけ流しではあるけれども塩素系薬剤を投入しているのです。明治期の温泉の雰囲気を味わってもらいたいというコンセプトで、塩素臭がするというのはちょっと・・・。総湯は入浴客が多いから仕方ないとして、古総湯なら客もそう多くは入れないから、塩素消毒を極力減らすこともできるのではないでしょうか。もう少しその点もこだわってもらいたいところです。
風呂から上がった後、2階の休憩室に寄ってみました。休憩室からは湯の曲輪が見渡せていい気分
先客が道後温泉本館みたいだと言っていましたが、行ったことないけどそんな感じなのかもしれません。時間があれば是非ゆっくりしていきたいところでしたが、宿での朝食が待っていたので、そうもいかず早々に退散
また来る機会があればゆっくり涼んで行きたいものです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0247.gif)
今回の2泊3日の北陸旅行では、初日の午前中以外は晴れて観光を楽しめたし、2軒の旅館も大きな問題なく泊まることができたので満足のいく旅行でした
また温泉についても、お湯について厳しいことを言っていますが、予定通り共同浴場を含め5施設の湯巡りができたのは大満足です
やはり共同浴場がある温泉地は楽しみが増えて良いですね
今後もできれば共同浴場がある温泉地に遊びに行きたいなと思った次第です。
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総湯より新しく、真新しい施設なのになぜ「古総湯」なのかと言うと、明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく、入浴方法も当時のままの雰囲気を味わうことができる施設だからということです。外観は和風でありながらステンドグラス等が使われていてちょっとおしゃれな感じで、周囲に植えられた柳の木と相まって古き良き時代の雰囲気を醸し出しています
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古総湯はコンセプトからして、地元民御用達の総湯とは違って観光客をターゲットにした施設なので、観光客がまだ少ないであろう朝イチの午前6時にアタック。予想通り地元民がどんどん訪れる総湯に対し、古総湯は空いていました。
券売機で入浴券を買い受付に出そうとしたら、そこは女湯の受付で、男湯の受付は建物の真裏(そこには券売機なし)。裏に回って受付でおばちゃんに入場券を渡すと、おばちゃんが浴室の中にまで入って説明をしてくれました。湯壺のお湯は熱いので掛け湯に使わないこと、湯口の近くは熱いので反対側の隅に入った方が良いこと、シャンプーや石鹸を使ってはいけないことなど(明治期当時の入浴方法とは何ぞやと思いきや、シャンプーや石鹸を使わないで入浴のみ楽しむことらしい)。多少お節介のような気もしましたが、これもおもてなしの一つであり、悪い気はしません
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古総湯は、湯田中温泉、野沢温泉の大湯のように、脱衣所が浴室内にある浴室脱衣所一体型です。この辺が明治期当時の造りということだろうし、敷地が狭いのでこうするしかないというのもあったでしょう。また浴室内は脱衣スペースに湯壺、そして浴槽が一つと非常にシンプルな造りです。当然カランやシャワーはありません。
その代わりステンドグラスや壁や床の九谷焼のタイルなど、内装は凝っていて雰囲気はすこぶる良いです
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浴槽のお湯については、一旦湯壺に源泉が注がれ、そこからオーバーフローした湯が湯口から浴槽に注がれています。湯壺の脇には手桶が置かれていますが、掛け湯と間違って湯壺の湯を浴びると大変なことになります。源泉は63.2℃なので火傷するかも
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湯の使用法はかけ流し。加水はしているようですが、それでも源泉が熱いのでやや熱めの湯です。大のやと同じ新1号源泉を使用していて、無色透明、無味無臭。温泉らしい個性が感じられないのが残念ですが、源泉自体個性が強くない湯だから仕方ない面はあります。
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そして少し気になった点が塩素臭。かけ流しではあるけれども塩素系薬剤を投入しているのです。明治期の温泉の雰囲気を味わってもらいたいというコンセプトで、塩素臭がするというのはちょっと・・・。総湯は入浴客が多いから仕方ないとして、古総湯なら客もそう多くは入れないから、塩素消毒を極力減らすこともできるのではないでしょうか。もう少しその点もこだわってもらいたいところです。
風呂から上がった後、2階の休憩室に寄ってみました。休憩室からは湯の曲輪が見渡せていい気分
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今回の2泊3日の北陸旅行では、初日の午前中以外は晴れて観光を楽しめたし、2軒の旅館も大きな問題なく泊まることができたので満足のいく旅行でした
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