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としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

燕温泉 山の湯宿 針村屋

2016-08-11 00:41:11 | 新潟県の温泉
 黄金の湯入湯後、本日の目的地である針村屋へと向かいます針村屋は燕温泉街の旅館の中では一番坂の上にあります。
 旅館の壁には「ご入浴できます」と看板が掲げてあるので、立寄り入浴可能なことが分かります。中が暗かったので少々不安になりましたが、フロントには呼び鈴が置いてあり鳴らすと対応は早かったですね立ち寄り入浴の料金表(600円)もあり、案内も手慣れた感じです。
 
 浴室に入ると、内湯浴槽には半分ちょっとしか湯が溜まっていませんでした残念ながら旅館の立ち寄り入浴ではよくあることです。ただ一時間ほど滞在していて湯が5cmくらいしか増えなかったので、湯がどこか(おそらく栓)から抜けていた可能性があり、宿の人もそれを知らなかったのかも知れません。


 内湯がそんな状態だったので、まずは露天風呂に入りました。露天風呂はちゃんと湯が溜まっており、オーバーフローしていて一安心サイズは2人も入れば一杯になるサイズなのですぐ溜まりそうです。
 湯は白濁していて、底が見えるか見えないかくらいの透明度。白い湯の花が多く舞っていますが、色は黄金の湯より薄めです。しかしながら香りは焦げ硫黄臭が強く感じられ、香ばしくいい気分に浸れます。味は焦げ硫黄味に薄く苦・渋・甘味が混ざったもの。ツルスベ感もあるので、色、香り、味、感触という全ての要素が揃った良泉です源泉100%かけ流しなのはもちろんのこと、湯船が狭いというのも、露天風呂の湯が良い要因でしょう
 
 お湯は上記のように申し分ないのですが、露天風呂としての情緒はマイナス要素ありなぜかというと、隣の土産屋の庭が丸見えなのです渓谷対岸の山が見渡せ眺望自体は良いのですけど、ちょっと気になるところです。おそらく向こうからこちらも見えるでしょうし。

 

 それでもお湯は申し分ないし、静寂の中、聞こえるのは鳥の鳴き声とお湯が注がれる音のみというのは、正に癒しの世界です湯船から出たり入ったりをを繰り返し、1時間近く露天風呂での湯浴みを楽しみました

 
 さて、湯が溜まり切っていなかった内湯ですが、焦げ硫黄臭は遜色ないものの、白濁&味は露天より若干薄め。これは浴槽が広い分、湯の鮮度が落ちているからでしょう。湯の温度は露天よりぬるめで、こちらの方が長く浸かっていることはできます。これはこれで十分いい湯だけれど、露天が空いていればそちらの優先度が上ですね
 
 以上のように、湯浴み自体は楽しめた中で、残念な面も多々あって、内湯の湯が溜まっていなかったことの他に、洗い場でお湯が出なかったり、シャンプーのボトルにあまり泡立たない液体が入っていたり(リンスが入っていたのかも)ということがありました。旅館での立ち寄り湯なので仕方ない面もあるけれど、ちょっと勿体ないですこれは燕温泉の他施設にも言えることですね。お湯のポテンシャルが高いだけに、温泉街全体としてもう少し頑張ってもらいたいものです。

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