としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

結東温泉 かたくりの宿

2013-08-20 00:28:17 | 新潟県の温泉
 北野天満温泉 学問の湯に入湯後、秋山郷の入口にある逆巻温泉 川津屋を訪ねるも、本日休業の表示が今回で訪ねるのは2回目ですが、2回とも入ることができずなかなかハードルが高い温泉です。

 せっかく遠くまで来ているので、さらに2kmほど中津川を遡った所にある「結東温泉 かたくりの宿」を訪問しました。「かたくりの宿」は、平成4年に廃校となった小学校を改築した宿です

 宿に到着し、受付で日帰り入浴を請うと、宿の方が「確認してきます」と言って風呂の様子を見に行きました。ここも入れないのかと思って心配になりましたが、入浴OKということで無事入ることができましたちなみにこの宿の営業期間は4月下旬から11月中旬までで、さらに日帰り入浴は7/27~9/1 ,10/19~11/10の土日祝日のみです。

 さすが元小学校ということだけあって建物自体は大きいのですが、浴室は校長室があった所を改装したということであまり広くはありません。それでもちゃんと露天風呂まであって一通りの設備は揃っています


 4人も入ればいっぱいの内湯浴槽には、僅かに黄色がかった湯が満たされていました。使用している源泉は結東温泉で、近くにある「萌木の里」と同じ源泉です湯船に満たされているお湯は無臭で、ほんのわずかに塩味(+渋味)がする程度ですが、ちょろちょろと注ぎ込まれている非加熱源泉からははっきりと鉄・硫黄臭&塩・鉄味が感じ取れます湯使いは循環式で加温、殺菌剤添加ありなので個性はだいぶ失われているものの、塩素臭はほとんどしないし、お湯も比較的新鮮さらにツルスベ感とわずかながら泡付き(加温によるもの?)もあるので、浴感は悪くありません


 一方、内湯浴槽とはガラス窓一枚だけで隔てられている露天風呂には、無色透明なお湯が張られていました。色以外の要素も全く感じられなかったので、ひょっとしたら白湯なのかもしれません。温泉らしさがないのでほとんど露天風呂に浸かることはなかったのですが、露天スペースにある小さなベンチは一休みできて便利でした真夏の温泉はさすがに外で涼めないときついところがあります
 
 余談ですが、露天スペースのすぐ隣にボイラーがあって、灯油を焚いた臭いが漂ってきていましたまた静かな土地だけにボイラーの音も気になりましたね。細かなことではありますが、リラックスして温泉に浸かれるようにするには配慮が必要な点かなとも思います。

 正直に言えば、広さ、泉質、眺望の点においては断然「萌木の里」の露天風呂(山彦の湯)が勝っているので、結東温泉に入るならそちらをお奨めしますが、元小学校という変わったシチュエーションや、ほぼ独占浴を楽しめるという点もなかなか捨てがたいと思います

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