としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

北野天満温泉 学問の湯 

2013-08-14 01:27:39 | 長野県(北信)の温泉
 北野天満温泉は3年以上ぶりの来訪。記憶が薄くなっているのと、「北信州いい湯だなスタンプラリー」の栄村分スタンプを得るために訪れることにしました
 
 北野天満温泉 学問の湯は、長野県の北端栄村にある温泉施設です一旦新潟県津南町に出てから再び長野県内に入り、信濃川の支流志久見川沿いに山奥へと分け入っていきます。山奥といっても有名な秋山郷ほどではないですが、十分秘境の雰囲気があります
 東日本大震災の際にはこの地域も大きな被害を受け、道路のあちこちが損傷していたのですが、現在はほぼ復旧しましたアクセス道路は秋山郷のように細くないので、山道の運転に慣れていない人でも問題ないと思います
 
 「北野天満温泉 学問の湯」という施設名の由来は、近くの北野集落に学問の神様 菅原道真公を祀った北野天満宮があるからです。京都の本家に比べるとかなり小さい神社ですが、ご利益は本家に負けないようです

 

 山奥の割には立派な施設で、内湯浴槽と露天風呂、そしてサウナも併設されています。内湯浴槽は細長い形状をしていて、結構な広さがあり、その浴槽にはうっすらと黄色がかった透明湯が満たされています。味ははっきりとした塩味が感じられ、僅かに油味も混じっていました。味は前回入湯時より濃くなったような気もします(分析表を見る限りでは、平成4年から平成20年までの16年間で1,000mg/kgも薄くなっていますが…)。
 
 そして今回一番興味深かったのは香りです。浴室に入った直後はよく分からなかったのですが、香りがモール臭に似た檜系の香りであることに気が付きました。これは私が大好きな香りです前回入湯時は石油系の油臭だと思ったのですが、この違いはどこからくるのでしょうかね

 

 その他に特記すべき事項としては、大量というほどではないものの、泡付きが確認できるということです泡付きに伴うヌルヌル感もあるので、浴感アップに貢献しています。加温循環の湯なので天然の泡付きではないと思われますが、あるに越したことはありません

 
 一方、露天風呂は内湯より湯が薄くなっているような感じがします。まず色は無色澄明、香りはほとんどなし。味も塩味はありますが内湯より薄いものです。そして露天風呂では泡付きは見られませんでしたただ一つ良い点を挙げるとしたら、ややぬるめとなっている湯温でしょう。涼しい風に当たりながら、ぬる湯にゆっくりと浸かるのは最高の気分です

 

 さて、山奥の露天風呂といえば、いい景色だろうと勝手に想像してしまいますが、ここの露天はそれほど眺望が良くなく、離れているとはいえ川の対岸にある数軒の民家から丸見えの状態です男風呂ではそんなに気にすることはないですけど、女風呂はどうなんでしょうかね
 
 加温循環、殺菌剤添加ありにも関わらず、湯の個性ははっきりと表れていて、アメニティーも揃い設備的には街部にある日帰り温泉施設と比べても遜色がありません料金も平均的な価格(500円)なので非常に良心的山奥なので行くのは大変ですが、ドライブがてら寄ってみるのもよいのではないでしょうか

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