
湯巡りを始めて7年と7ヵ月、節目となる入湯500施設まで、この時点であと10施設となっていました。また長野県内の施設に限っては300施設まであと10施設となっていたことから、節目を合わせるため、今後10施設の新規入湯は長野県内の施設限定にすることに。ということで、この日は少し時間に余裕があったので、長野県内でも自宅から遠めの施設に行くことにしました。
それで選んだ施設が、南相木温泉 滝見の湯です
自宅からは高速道路をフルに利用しても2時間かかります
中途にある今話題の小海町(「君の名は。」の新海監督の出身地)でも十分山の中の感があるのに、さらに20分近く山中に分け入って行きます。考えてみれば、40年近く長野県に住んでいて北相木村、南相木村を通るのは初めてです
紅葉を楽しみながら渓谷沿いをドライブしていると、やがて滝見の湯に到着。するとお昼直前の時間帯なのに駐車場がほぼ満車状態なのに驚きました
かなりの山奥なので、地元民専用に近い施設だと思っていたら大間違い。結構県外ナンバーの車が見られましたが、近くに観光地ってあったっけ?
施設の中に入っても、思っていた以上に大規模な施設で再びの驚き。ほぼ地元民専用だと思っていたから小規模なものを想像していたのですが、大広間に食堂、売店等が揃っていて街部の日帰り温泉施設と比べても遜色がありません。普通ならオーバースペックで心配になるけれど、大広間が満員なのを見るとそんな心配は無用のようです。ロビーにシナノユキマスの水槽があったのは、立岩湖(シナノユキマスが釣れる数少ない場所)の近くだけあって面白い趣向ですね

浴室に入ると、広くて明るい浴室でやっぱり驚きました。外に面した壁は全面ガラス張りで、天井が高いから余計そう感じるのでしょう。洗い場の数も大規模施設並で広いスペースが取られています。浴槽は内湯2つ(大浴槽&ジェットバス)に露天風呂1つ、さらに打たせ湯とサウナ(この日は男性側がミストサウナで、女性側がドライサウナ)があります。このスペックで料金450円というのは、今時では安いです
まずは内湯大浴槽に入浴。浴槽には、無色透明の湯が満たされています。何か湯に特徴がないか探ってみましたが、無味無臭でツルスベ感もなく、全く温泉らしい特徴がない湯でした
それもそのはずで、源泉温度25.5℃のアルカリ性単純温泉というギリギリ温泉の基準を満たす源泉に加水(20%という情報あり)したうえで、加温、殺菌剤添加ありの循環湯なのです。単純温泉でフルマークの湯ではとても特徴なんて残らないでしょうね(湧出量12L/分の源泉では仕方ないですが・・・)。加水は温泉成分を含む井水を利用していると書かれていましたが、これが意味不明。温泉法の基準を満たせなかった源泉が他にあるのか、それとも通常の井戸水にもある程度は温泉と同じ成分が含まれているからそれを言っているのか・・・。どちらにしてもただでさえ薄い温泉をさらに薄くしていることは確かです。そして塩素臭もしっかりあるので、浴感はスーパー銭湯の湯とそう変わらない感じです
隣はジェットバスになっていますが、ジェットが故障していてバイブラのみとなっていました。それでもブクブクと湯が大きく動いていて、私にとっては居づらい浴槽でした
湯の感触は大浴槽と変わりません。
以上のようにお湯はイマイチですけど、明るくて広い感じの内湯は何か清々しさが感じられ、悪い印象は受けませんでした
鄙びた温泉らしい施設もいいけど、綺麗で明るく、広々した施設もこれはこれで良いような気がしました
露天風呂は、「滝見の湯」という名前から滝が見られると思いきや、高い塀に囲まれていて眺望はあまり利かず、林の上部が見えるだけです。紅葉した木々は美しかったですが少し残念
ちなみに「滝見の湯」の名前の由来は、施設の脇を流れる南相木川にかかる「犬ころの滝」からきているそうです。
露天風呂の湯は若干ささ濁りしているように見えました。湯の個性か、それとも湯の劣化のためかは分かりません。その他は内湯同様で、特徴がない塩素湯です。若干ぬるめの設定なので長湯できそうでしたが、関西から来たと思われる学生達が大声でしゃべっていてゆっくりできませんでした
最近は旅館やホテルの立ち寄り湯に行くことが多かったので、静かな湯浴みに慣れてしまってますね。
施設を退出後、名前の由来になっている「犬ころの滝」に寄ってみました。小規模な滝ではありますが正面から眺められてなかなかのロケーションです
滝の上を見ると露天風呂を囲っている塀が見えました。さすがに塀がないと周りから見えてしまいそうだし、滝の上では滝を見られるように作るのはまず無理で仕方ありません。滝見は風呂上り後に直接すれば、ちょうどいいクールダウンになると思います
それで選んだ施設が、南相木温泉 滝見の湯です



紅葉を楽しみながら渓谷沿いをドライブしていると、やがて滝見の湯に到着。するとお昼直前の時間帯なのに駐車場がほぼ満車状態なのに驚きました

施設の中に入っても、思っていた以上に大規模な施設で再びの驚き。ほぼ地元民専用だと思っていたから小規模なものを想像していたのですが、大広間に食堂、売店等が揃っていて街部の日帰り温泉施設と比べても遜色がありません。普通ならオーバースペックで心配になるけれど、大広間が満員なのを見るとそんな心配は無用のようです。ロビーにシナノユキマスの水槽があったのは、立岩湖(シナノユキマスが釣れる数少ない場所)の近くだけあって面白い趣向ですね


浴室に入ると、広くて明るい浴室でやっぱり驚きました。外に面した壁は全面ガラス張りで、天井が高いから余計そう感じるのでしょう。洗い場の数も大規模施設並で広いスペースが取られています。浴槽は内湯2つ(大浴槽&ジェットバス)に露天風呂1つ、さらに打たせ湯とサウナ(この日は男性側がミストサウナで、女性側がドライサウナ)があります。このスペックで料金450円というのは、今時では安いです

まずは内湯大浴槽に入浴。浴槽には、無色透明の湯が満たされています。何か湯に特徴がないか探ってみましたが、無味無臭でツルスベ感もなく、全く温泉らしい特徴がない湯でした


隣はジェットバスになっていますが、ジェットが故障していてバイブラのみとなっていました。それでもブクブクと湯が大きく動いていて、私にとっては居づらい浴槽でした

以上のようにお湯はイマイチですけど、明るくて広い感じの内湯は何か清々しさが感じられ、悪い印象は受けませんでした



露天風呂は、「滝見の湯」という名前から滝が見られると思いきや、高い塀に囲まれていて眺望はあまり利かず、林の上部が見えるだけです。紅葉した木々は美しかったですが少し残念


露天風呂の湯は若干ささ濁りしているように見えました。湯の個性か、それとも湯の劣化のためかは分かりません。その他は内湯同様で、特徴がない塩素湯です。若干ぬるめの設定なので長湯できそうでしたが、関西から来たと思われる学生達が大声でしゃべっていてゆっくりできませんでした


施設を退出後、名前の由来になっている「犬ころの滝」に寄ってみました。小規模な滝ではありますが正面から眺められてなかなかのロケーションです




としぼ〜さんのブログはとても読みやすく、また、特に妙高、関、赤倉温泉あたりの情報はいつも参考にさせていただいてます。
先日はブログに載っていた「赤倉セントラルホテル」に行ってきました。期待通りのいいお湯と香りを満喫してきました。良い記事をありがとうございました。最近は忙しくてちょっと疲れ気味だったのですが、リフレッシュすることができました。
それにしても500箇所というのはすごいですね〜。私も温泉は大好きですが、不精者なので数えたことがないです。
これからもよい記事をお待ちしていますm(._.)m。
ほぼ自己満足するために書いているブログですが、お役に立てているようであれば光栄です
温泉巡りを始めた頃は1年で100箇所が目標で、だいたい達成もできていたんですけど、400~500箇所は3年もかかってしまいました