としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

鹿教湯温泉 国民宿舎 鹿月荘

2021-12-30 19:35:26 | 長野県(東信)の温泉
 日曜日に娘の面倒を1日みることになったのですが、雨模様だったので、2人で新規の温泉を訪問することに。
 目指す温泉地は、意外にも11年もご無沙汰している鹿教湯温泉とし、訪問施設は廃墟同然との噂のホテル天竜閣にしようと思っていた(空いているだろうから)のですが、着いてみると意外にも車が5台ほど停まっていたので断念。仕方ないので二番手として目を付けておいた国民宿舎 鹿月荘に行ってみると、空いていそうだったのでそのまま入館しました。

 鹿月荘は、上田市営の国民宿舎です。公式HPに日帰り入浴のことがしっかりと書かれているだけあって、受付はスムーズ。大人は料金300円で、小学生は200円。市営だけあってかなりお得で、宿泊料金も通常1泊2食付きで8,000円です。
 受付を終え、大浴場に行ってみると、脱衣所が思っていたより狭いのに驚きました。5人もいれば少し窮屈に感じるレベルです。国民宿舎というと、どうしても長野市の松代荘を思い浮かべてしまうので、そのギャップに驚いた訳ですが、国民宿舎にも色々あるようですね。


 浴室に入ると、やはりこちらも狭いと感じました。公式HPの写真ではもっと広く見えたもので。まあこれは旅館あるあるです。
 そしてもう一つがっかりしたことが、浴室に入るなり塩素臭が漂っていたこと。だいたいこういうパターンは、お湯からも塩素臭がするのがお決まりです。公式HPには源泉かけ流しなんて記載があったから少し期待していたのですが…。まあ市営の施設なので必要以上に消毒しているだろうことは想像がつきます。
 そんなこんなで湯に浸かる前からテンション下がり気味ながらも、大小ある浴槽のうち大浴槽から浸かってみました。この施設では大浴槽がぬるめ、小浴槽が熱めの設定ということなので、ぬる湯なのかと思って浸かってみると、それほどぬるくなく41~42℃くらいはありそうでした。娘がぬる湯好きなので、それを期待していたのだけど当てが外れてしまいましたね。
 湯質については、無色透明、無味無臭、感触も特になしでただただ塩素臭が香るという、一番残念なお湯です。元々鹿教湯温泉の源泉は個性があまりない単純温泉なので、どこもそんなに変わらないと思いますが、やはり強い塩素臭は残念です。湯の使用法は掲示が見当たらない(市営なのに!)ですが、循環併用の消毒ありは確実です。


 次に小浴槽へ移動。公式HPでは小浴槽が源泉かけ流しと書かれています。確かに浴槽には循環用の注入口、吸入口は見当たらず、湯口から注がれる湯のみなのでかけ流しは間違いないでしょう。
 湯に浸かってみると、湯温は43℃くらいで結構熱かったです。浴槽がかなり狭い(2人で一杯)からでしょう。そして湯質ですが、無色透明、無味無臭、感触なしは大浴槽と変わらなかったけれど、塩素臭はほとんどしませんでした。ただ塩素臭なしと言い切れないのは、浴室に漂っている塩素臭が邪魔をして判定できなかったからです。せっかくの源泉かけ流しであっても、周りから塩素臭が漂ってきては台無しですね。

 以上のように、ちょっと期待はずれな感じの入浴になってしまいましたが、今時大人300円という料金設定はかなりの安さと言えます。ちゃんとシャンプー&ボディソープも置いてあるし、コストパフォーマンスは抜群。汗を流すくらいだったら非常に使い勝手の良い施設だと思います。

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