としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

ゆうすげ温泉 ゆうすげ温泉旅館

2020-09-06 23:26:02 | 長野県(東信)の温泉
 八風温泉で入浴後、まだ時間があったのでゆうすげ温泉旅館に向かいました。ゆうすげ温泉旅館の看板が国道18号(バイパスではない方)沿いにあって、軽井沢に来るたび目に入って気になっていたのです。
 旅館自体は国道から脇道に少し入った所にありました。敷地内にテニスコートが多数あることを除けば、軽井沢らしくない古風な小規模旅館です。玄関には「営業時間」という貼り紙が張り出されていましたが、これは立ち寄り入浴の営業時間です。公式HPにもしっかり立ち寄り入浴の記載がされているので、立ち寄り入浴に積極的(むしろメイン?)な旅館のようです。
 中に入ると、ちょっと雑然とした感があり、家族経営の雰囲気が漂います。フロントで料金500円を支払って早速浴室へ。軽井沢町内で500円という料金はもちろん破格の値段。


 浴室には、6人も入ればいっぱいになりそうな浴槽が一つ。旅館の規模を考えれば妥当な広さでしょう。そしてその小さめの浴槽に、若干黄色がかった透明湯が満たされていました。泉質はナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉でなかなか珍しい泉質。黄色い色は僅かに含まれた鉄分の影響でしょうか。溶存物質は1,844mg/kgであまり濃くないため無味無臭でしたが、ツルスベ感ははっきりと感じられ、重曹泉の特徴が出ていました。ツルスベ感のレベルは八風温泉の内湯と同じくらい。泉質のデータを見なければ、二つの温泉は似ていると判断したと思います。

 

 それと意外だったのが、塩素臭が全くしなかったこと。湧出量が少ない(1.1L/分)温泉で循環使用なら、だいたい塩素臭いのが相場ですが、ここはそうでなく気持ちよく浸かることができました。ただ気になるのは、「佐久地区温泉協会」の温泉表示に「換水の状況」が5日に1回、「浴槽の清掃状況」が「7日に1回」と記載されていたことです。これが事実であれば、たまたまお湯が新鮮な時に当たっただけの可能性もあります。

 真相はどうであれ、この時は思っていたよりいい湯だという感想を抱きました。湯上り時に常連客から話しかけられましたが、それこそ365日通っているということだったので、そんなに湯が悪くなることもないのでしょう。とにもかくにも内湯浴槽一つだけとは言え、軽井沢町内で料金500円というのはやはり破格なので、地元の方は重宝しているに違いありません。

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