最近自由な時間がない中、3時間ほどフリーな時間が取れたので、温泉へGO今回訪問した施設は、ビジネス上田インター松笠というビジネスホテル内にある「日帰り温泉 松笠乃湯」これまで長い間温泉巡りをしてきましたが、雑誌等に一切載っていないので、つい最近までその存在を知ることがありませんでした。ネットサーフィンしていたら偶然目に入った施設です。
しかしながら、いざ施設に到着してみると、屋上には大きく「ゆ」と書かれた看板があって、道端には「日帰り温泉 松笠乃湯」と書かれた幟旗がいくつもはためいていました。今まで気付かなかったのが不思議なくらい目立ってます
中に入ると、温泉専用の受付はなくホテルのフロントで受付。ただどちらかというとホテルのフロントというよりは日帰り温泉施設の受付の雰囲気です。客室数も16室だから、泊まれる日帰り温泉施設といった方が的を得ているかも知れません。
傾斜地に建っているためフロントが2階で、浴室は階段を降りた1階にあります。脱衣所ではロッカーが大きいのが特徴的。正方形なのにハンガーが掛けられる大きさがあります。バックを持ち歩く旅行者には大変ありがたい広さですね
そして浴室は、またこれもビジネスホテルの浴室にしては広くて驚きました大浴槽に小浴槽、広いサウナに広めの水風呂という構成で、室内ながら石庭のようなスペースもあります。これを見ても、もともと温泉がメインの施設のように思えます。
大浴槽は、途中で仕切られていて、2対1の広さで通常浴槽とジャグジー浴槽に分かれます。通常浴槽と言っても、深さが90cmもある変わり種。浴槽の縁が階段状になっていて、一番下の段に腰掛けると丁度肩まで浸かれる構造となっています。
お湯はごくわずかにささ濁りしていて、少しツルスベ感がありますが無味無臭。メタケイ酸の項による温泉法第2条の規定泉ということであり、メタケイ酸も69.5mg/kgとそれほど多くないので、もともと特徴の少ない源泉でしょう。しかしながら、塩素臭がほとんど感じられないので、嫌な感じはしません。循環式で、加温、塩素系薬剤使用となっているけれども、オーバーフローが結構あるのでお湯の状態は悪くなさそうですこういった施設では塩素臭プンプンというパターンがよくあるのですが、良い意味で予想を裏切ってくれました
ジャグジー浴槽の方もお湯は同じで、塩素臭はほとんどなし。湯温が通常浴槽より少し低く(通常浴槽42℃、ジャグジー浴槽41℃くらい)、こちらの方が長湯しやすかったです。私が苦手な体に響く振動がなかったのも評価できる点です。
そしてもう一つ、少し離れて小浴槽があって、ここの湯は明らかにささ濁りしているのが分かります(茶褐色の湯の花もあり)。温泉らしくてこちらの方がよい、と言いたいところですが、若干消毒臭&味がしたので、浴感は前記2浴槽より悪い気がしました濁りの原因は、湯の劣化が他の2浴槽より進んでいたからかも知れません。ただ、浴槽を見る限り吸入口がなく、オーバーフローで排水していたので、かけ流しのようにも見えたのですが・・・。湯温は3浴槽の中では最も低く、ややぬるめ(39℃くらい)。ゆっくり浸かっていられるのは良かったかな
この他、サウナは広くてテレビ付き。スーパー銭湯並みの設備です。ここに来る客のほとんどが利用していたから、サウナを目当てに来ている人も多そうです。水風呂がやたらに広い(小浴槽より広い!)のも、サウナ人気に配慮しているのかも知れません。
最終的な感想としては、訪問する前に想像していたよりは悪くない温泉施設だということ。温泉自体は褒め称える要素はないけれども、こき下ろす要素もありません。サウナとセットで考えれば十分なレベルです。実際、すぐ近くに「しなの木温泉 ひな詩の湯」という日帰り温泉施設があるというのに、客足が絶えることがなかったのは、そういうことなのでしょう(ちなみに、「ひな詩の湯」の源泉もメタケイ酸の項による温泉法第2条の規定泉で、非常によく似た温泉です)。
今回の施設のような、あまり情報に載ってこない温泉施設がまだあるというのは、温泉巡りを面白くさせてくれる重要な要素です北信、東信の日帰り専門温泉施設はほぼコンプリートしたと思っていますが、まだ知らない施設がどこかに隠れているかも知れません。それを探し出すのも、一つの楽しみです
しかしながら、いざ施設に到着してみると、屋上には大きく「ゆ」と書かれた看板があって、道端には「日帰り温泉 松笠乃湯」と書かれた幟旗がいくつもはためいていました。今まで気付かなかったのが不思議なくらい目立ってます
中に入ると、温泉専用の受付はなくホテルのフロントで受付。ただどちらかというとホテルのフロントというよりは日帰り温泉施設の受付の雰囲気です。客室数も16室だから、泊まれる日帰り温泉施設といった方が的を得ているかも知れません。
傾斜地に建っているためフロントが2階で、浴室は階段を降りた1階にあります。脱衣所ではロッカーが大きいのが特徴的。正方形なのにハンガーが掛けられる大きさがあります。バックを持ち歩く旅行者には大変ありがたい広さですね
そして浴室は、またこれもビジネスホテルの浴室にしては広くて驚きました大浴槽に小浴槽、広いサウナに広めの水風呂という構成で、室内ながら石庭のようなスペースもあります。これを見ても、もともと温泉がメインの施設のように思えます。
大浴槽は、途中で仕切られていて、2対1の広さで通常浴槽とジャグジー浴槽に分かれます。通常浴槽と言っても、深さが90cmもある変わり種。浴槽の縁が階段状になっていて、一番下の段に腰掛けると丁度肩まで浸かれる構造となっています。
お湯はごくわずかにささ濁りしていて、少しツルスベ感がありますが無味無臭。メタケイ酸の項による温泉法第2条の規定泉ということであり、メタケイ酸も69.5mg/kgとそれほど多くないので、もともと特徴の少ない源泉でしょう。しかしながら、塩素臭がほとんど感じられないので、嫌な感じはしません。循環式で、加温、塩素系薬剤使用となっているけれども、オーバーフローが結構あるのでお湯の状態は悪くなさそうですこういった施設では塩素臭プンプンというパターンがよくあるのですが、良い意味で予想を裏切ってくれました
ジャグジー浴槽の方もお湯は同じで、塩素臭はほとんどなし。湯温が通常浴槽より少し低く(通常浴槽42℃、ジャグジー浴槽41℃くらい)、こちらの方が長湯しやすかったです。私が苦手な体に響く振動がなかったのも評価できる点です。
そしてもう一つ、少し離れて小浴槽があって、ここの湯は明らかにささ濁りしているのが分かります(茶褐色の湯の花もあり)。温泉らしくてこちらの方がよい、と言いたいところですが、若干消毒臭&味がしたので、浴感は前記2浴槽より悪い気がしました濁りの原因は、湯の劣化が他の2浴槽より進んでいたからかも知れません。ただ、浴槽を見る限り吸入口がなく、オーバーフローで排水していたので、かけ流しのようにも見えたのですが・・・。湯温は3浴槽の中では最も低く、ややぬるめ(39℃くらい)。ゆっくり浸かっていられるのは良かったかな
この他、サウナは広くてテレビ付き。スーパー銭湯並みの設備です。ここに来る客のほとんどが利用していたから、サウナを目当てに来ている人も多そうです。水風呂がやたらに広い(小浴槽より広い!)のも、サウナ人気に配慮しているのかも知れません。
最終的な感想としては、訪問する前に想像していたよりは悪くない温泉施設だということ。温泉自体は褒め称える要素はないけれども、こき下ろす要素もありません。サウナとセットで考えれば十分なレベルです。実際、すぐ近くに「しなの木温泉 ひな詩の湯」という日帰り温泉施設があるというのに、客足が絶えることがなかったのは、そういうことなのでしょう(ちなみに、「ひな詩の湯」の源泉もメタケイ酸の項による温泉法第2条の規定泉で、非常によく似た温泉です)。
今回の施設のような、あまり情報に載ってこない温泉施設がまだあるというのは、温泉巡りを面白くさせてくれる重要な要素です北信、東信の日帰り専門温泉施設はほぼコンプリートしたと思っていますが、まだ知らない施設がどこかに隠れているかも知れません。それを探し出すのも、一つの楽しみです
それはさておき、としぼ〜さんの松笠乃湯の記事を見て、私も所用ついでに立ち寄って見ました。
ひな詩の湯の近くにこんな隠れた温泉♨️スポットがあったとは、全く気付きませんでした。
泉質云々よりも、久しぶりに新しい発見をすることができて嬉しかったです。
貴重な情報ありがとうございました!
長野県人さんもお忙しいのですね私も自由な時間が少ないので、なかなか新規開拓ができませんそんな中で、比較的近い所に未湯の温泉施設を発見すると、何か嬉しくなりますね
今後もアンテナを高くして、そんな施設を見つけられたらと思ってます
2019年6月30日で閉館したみたいです。
代わりにひな詩の湯に行ってきました!