
燕温泉、赤倉温泉と湯巡りした後は、山を再度登って関温泉へ
ピークは過ぎたとはいえ、谷を彩る紅葉はなかなかのものでした
関温泉は、温泉街全体で「源泉100%かけ流し」を謳っている温泉好きにはたまらない温泉地
10数軒ある湯宿のほとんどが立ち寄り入浴を受け入れているので、どこで入浴するか迷ってしまいますが、温泉チャンピオンの郡司氏がレポートしているのを見て、中村屋旅館を選択しました。
温泉街の入口に駐車場があるので、そこに車を停め温泉街の坂道を登っていきます。中村屋旅館は温泉街の一番上の方にありますが、燕温泉のように急坂でなく、距離も短いことから簡単に辿り着けます
中村屋旅館の外観は、温泉街の中で一番の鄙び具合
立ち寄り入浴の案内看板がなく一瞬躊躇するも、思い切って中へ。すると玄関の所に丁度女将さんがいて、料金を支払いお風呂を案内していただきました

内湯と野天風呂があるということなので、まずは野天風呂へ。薬師の湯と名付けられた野天風呂は、一旦裏庭に出て少し歩き、林の中に入った所にあります。脱衣スペースをよしずで囲っただけの、簡素な野天風呂です。その野湯のような雰囲気に思わず心がときめいてしまいました
昔は内湯と露天、サウナが揃ったセンター系の温泉が好きだったことを考えると、随分とマニアックになったものです
四人も入ればいっぱいの浴槽は、茶褐色に色付いています。源泉はもともと無色澄明ですが、浴槽の底には茶褐色の粉のような湯の花が大量に沈殿していて、浴槽に浸かると湯の花が舞い上がりすぐさま茶褐色の濁り湯となります
香りは鉄臭に、油臭あるいはモール(檜)臭が混ざる自分好みの香り
味は甘塩っぱさに加え僅かですが炭酸味がする複雑なもの。さらにツルツル感もあり多彩な特徴を持った良泉です
また野天風呂からの景色も見事
紅葉した木々が綺麗でした
いいお湯といい景色を独占でき、最高の湯浴みとなりました

野天風呂での入浴後、内湯へと移動。内湯と野天風呂は離れているので、服を着て移動することになります。内湯は新しく建てた建物内にあり、廊下とトイレは綺麗。ただ脱衣所と浴室は昔のままのようです。
内湯の浴槽もさほど広くなく、野天風呂より少し広い程度。源泉の投入量が野天より多いので、ややぬるめの野天風呂より熱くなっています。それでも開け放たれた窓から涼しい風が入ってくるので、出たり入ったりしていれば全く苦になりません。
内湯は高台にあることから、野天風呂とは違った眺望を楽しめます
この日は曇りででしたが、近景の紅葉と、遠景の山々を眺めることができました
晴れていればもっと綺麗でしょう
全体的に古びた施設で、ドライヤーがないなど備品も揃っているとは言えません。それでも雰囲気と泉質の良さはそれらをカバーして余りあるものです
今回は久し振りに満足感を味わうことができた入湯となりました


関温泉は、温泉街全体で「源泉100%かけ流し」を謳っている温泉好きにはたまらない温泉地

温泉街の入口に駐車場があるので、そこに車を停め温泉街の坂道を登っていきます。中村屋旅館は温泉街の一番上の方にありますが、燕温泉のように急坂でなく、距離も短いことから簡単に辿り着けます

中村屋旅館の外観は、温泉街の中で一番の鄙び具合



内湯と野天風呂があるということなので、まずは野天風呂へ。薬師の湯と名付けられた野天風呂は、一旦裏庭に出て少し歩き、林の中に入った所にあります。脱衣スペースをよしずで囲っただけの、簡素な野天風呂です。その野湯のような雰囲気に思わず心がときめいてしまいました



四人も入ればいっぱいの浴槽は、茶褐色に色付いています。源泉はもともと無色澄明ですが、浴槽の底には茶褐色の粉のような湯の花が大量に沈殿していて、浴槽に浸かると湯の花が舞い上がりすぐさま茶褐色の濁り湯となります


味は甘塩っぱさに加え僅かですが炭酸味がする複雑なもの。さらにツルツル感もあり多彩な特徴を持った良泉です

また野天風呂からの景色も見事




野天風呂での入浴後、内湯へと移動。内湯と野天風呂は離れているので、服を着て移動することになります。内湯は新しく建てた建物内にあり、廊下とトイレは綺麗。ただ脱衣所と浴室は昔のままのようです。
内湯の浴槽もさほど広くなく、野天風呂より少し広い程度。源泉の投入量が野天より多いので、ややぬるめの野天風呂より熱くなっています。それでも開け放たれた窓から涼しい風が入ってくるので、出たり入ったりしていれば全く苦になりません。
内湯は高台にあることから、野天風呂とは違った眺望を楽しめます



全体的に古びた施設で、ドライヤーがないなど備品も揃っているとは言えません。それでも雰囲気と泉質の良さはそれらをカバーして余りあるものです




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