鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

車輪を塗る TOMIX#92025近鉄30000系ビスタカーの色差し(その2)

2018年11月30日 | 近鉄電車の模型たち
かみさんセレクト、山梨ヌーボー。
濁り酒のような色をしていますが、たしかに甘口です。


それでも、濃いワイン。
いい調子で飲むと、あっという間に回ります。


なお、国内で現存する最古のワイナリーだそうな。


さて。
近鉄特急です。


車輪を塗りました。
正確には、車輪の輪芯です。
タイヤ部分は、塗っていません。

この製品はタイヤ部分がわりと薄いので、製品のメッキ仕上げを活かしました。
もともとはがれやすい部分ですから、塗るのをやめておこう、という考え方でもあります。

これだけでも、足元が落ち着いて見えてきますから、欠かせない一工程です。
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屋根を塗り直す TOMIX#92025近鉄30000系ビスタカーの色差し(その1)

2018年11月26日 | 近鉄電車の模型たち
休日の愉しみのひとつに、夕暮れ時の空を眺めることがあります。
この季節、関東地方は空気が乾燥して見通しが効きますからね。

夕霞に、富士山が浮かんでいました。

さて。
およそ30年前の製品ながら、手に入って嬉しい近鉄ビスタカー。

とはいえ一体成型の屋根上は、なんとなく平板な印象です。
メリハリを、つけたい。

中間車の屋根には、成形時のゲートの処理が甘い部分があります。

これも、ちょっと気になります。

#1200、#1500、#2000とペーパーがけ。

中間車の屋根は車体と一体で、塗り分けで表現されています。
雨樋まで削らないように、ほどほどで済ませました。

マスキングしまして、ファルベ#17「ねずみ色」を吹きました。

先頭車の屋根板は外れますから、楽です。

続いて、一体成型の先頭車のクーラーを塗り分けようと。

細く切ったマスキングテープで、クーラーの際から貼り重ねてゆきます。

グリーンマックス#14「灰色9号」に先ほどのファルベ#17「ねずみ色」を適当に混ぜまして、吹き付け。

あまりコントラストが極端にならない仕上がりを目指しました。

配管には、グリーンマックス#14「灰色9号」を指しています。
成型の彫りがわりと深いので、さほど難しくはありません。

ヒューズ箱は、クレオス#31「軍艦色(1)」として、変化をつけてみました。

ランボードも、グリーンマックス#14「灰色9号」です。
クーラーよりも、一段明るい色合いとしました。

近鉄独特の3段碍子も、塗っておきます。

パンタグラフは、グレーにしました。
いろいろな本などを参考にすると銀色ではないように見えるのですが、はたして?


つづきます。
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さらば、東急7700

2018年11月21日 | ごあいさつ あるいは模型と関係ないこと
仕事帰りに、たまたま出会いました。
今月中には引退すると聞く、東急7700系の最後の1編成。
日本初のオールステンレスカーとして名高く、
東横急行や地下鉄日比谷線直通に活躍した7000系の、生き残りです。
地方私鉄に譲渡された仲間は、まだまだいますが。

これが見納めかな。
できればちょこっと移動して、月夜の目黒川と絡めて撮りたかったのですが、
いつものように通勤通学客を乗せて走り去ってしまいました。

抱え込んでいるモノです。

どの編成にしようかなぁ…と思案しただけで、手が止まっております。
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こちらにも幌を 鉄コレ富井電鉄をベースに京王2700+2010系を作る(その25)

2018年11月20日 | 京王帝都の模型たち
思い立って出勤途中に、いつもお世話になっている通勤電車を撮ってみました。
と言っても、自分が乗ろうとする電車を撮っていると乗り遅れそうです。
ですから、反対方向に去り行く電車を。


日ごろ、撮り慣れていないので、なんとなく照れがあります。
真正面から、撮れない。


いつもカメラを持ち歩き、場数を重ねないとダメなんだろうなぁ。
そんなことを思いながら、人気が途絶えた瞬間で撮ってみました。
人影を上手く、取り入れたいですね。


さてさて。
今回は緑色の京王電車。
こちらにも、連結面に幌を接着しました。


KATO製のキハ110系用です。
厚みがある幌ですが、外形の大きさはわりと合いますし、これも安価。
裏側の爪は切り取って、ゴム系接着剤で固定しています。


連結面間隔がちょっと広すぎるので、それはこれからの課題です。
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繋がらないお約束、幌を付ける 鉄コレ阪神7801・7861形(その8)

2018年11月18日 | 1:150 私鉄電車
山梨ヌーボーから、かみさんセレクト。

画像ではボトルに水滴がついていますが、冷やしすぎると酸味が立つワインでした。
常温のほうが、美味しいようです。

赤ワインなのに、無色透明なボトルに詰められているのも珍しい気がします。

その分だけ、色もきれいなのですよ。

さて。
阪神電車は、ぼちぼち進行中。

連結面が寂しいので、幌を取り付けることにします。

細部は違うはずですが、KATO製のキハ40系用を使いました。
何よりも廉価なのが魅力です。

取付用の爪は切り取りました。
材質のために塗料が載りにくいのが難点で、ワタシは塗らずに使っています。

ゴム系接着剤で、固定しました。


こんな感じです。

繋がっていませんからね。
冷静に言えば、嘘ということになります。
これが繋がっているような気分になるのですから、ひとの意識とは面白いものです。
いわば、模型界のお約束、といったところでしょう。

模型をやっていないひとには、「なんだ、繋がっていないじゃん」と言われそうですが。


運転台同士が向かい合っている部分では、もっと離れています。

こちらは、製品そのまま。

実車が、折り畳んで取り付けてある状態を再現しているからですね。

もちろん、ワタシの脳みそはつながっているものとして認識しているようです。
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わーい TOMIX#92025近鉄30000系ビスタカーを手に入れた話し

2018年11月16日 | 近鉄電車の模型たち
木曜日は、澄んだ朝でした。
総武線の車窓からも、筑波山がくっきり。
清々しかったです。

わくわくすることがありました。

ひょんなことで、手に入れることができました。
むかしむかし、ちょっといいなぁ…と思っていたモデルです。
TOMIX製近鉄30000系ビスタカー、その初期ロットです。

紙箱入りが、なんとなく愉しい。

1978(昭和53)年に登場した、当時の花型電車です。
リニューアルされて現役なのも、すごいですが。
無事これ名車、ということか。


当然、模型でも人気商品でして、
カツミ製のHOゲージも画期的な工夫を凝らしたベストセラーでしたし、
エンドウ製のNゲージもすっきりした仕上がりの名品でした。
後発のTOMIX製品は、それらを研究し尽くしたかのような製品です。

インテリアの色彩は、カツミ製品を彷彿とさせますね。

中間車の小窓の仕上がりも美しく、エンドウ製品に負けない佳さがあります。


縁あって、新古品に近い状態の製品を、手に入れることができました。
行先表示は、どこ行きにしようかな?


ヘッドライトは、当時のことですから電球により照らされます。
すこし、光漏れがあるかな。


テールライトも、点きますよ。


この製品の特長は、連結器にドローバーを採用したことにありました。

当時標準とみなされていたアーノルド型にない、すっきりとした連結面を再現したかったのだと思います。

ただ、噂に違わずちょっと扱いづらいところもあります。
はめ込みが、いささかきついかなぁ。
年少者向け、とは言い難い部分です。

現行製品では、もちろん改められていますね。
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床下のつなぎ箱? 鉄コレ阪神7801・7861形(その7)

2018年11月14日 | 1:150 私鉄電車
かみさんの買ってきた白をいただきながら、日米野球をテレビ観戦。
マエケンが投げているシーンまでには帰宅が間に合いませんでしたが。


シリアルナンバー入りです。
わりと小さな醸造所だそうな。


まず初めに樽の香りが立ち上ってくる、なかなかの辛口でした。
いいお酒なので、明日に残らないような気がします。
余談ですが、国産ワインと日本ワインの違い、ご存知ですよね?


さて。
阪神電車です。

各車輌の車端に取り付けられている、長方形の床下機器が印象に残っているのです。
たぶん、引き通し線のつなぎ箱だと思っているのですが、正解かな?

グリーンマックスの床下機器から、切り出してみました。


こんな感じで接着します。
使ったパーツは、成型時の抜き勾配が大きい古くからの製品だったので、やすりで仕上げておきました。
このように、ときどき車体を載せてやると、水平垂直の歪みがわかりやすくなります。


阪神電車は、この箱のためなのか、四角く見えるイメージがあるのです。
感じは出せたように思います。

残念なことに、使えるストックが足りないために、今のところ編成両端にしか作れませんでした。
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クーラーを塗り替える 鉄コレ阪神7801・7861形(その6)

2018年11月12日 | 1:150 私鉄電車
かみさんが、知人と山梨のワイン祭りに行ってきました。
試飲を繰り返して選んだというボトルが、お土産です。
今年は、ロゼがおいしいと言っております。
年によって違うのが、おもしろいですね。

あまりに色がきれいだったものですから、撮り忘れました。

さて。
阪神電車です。

製品では、屋根板とクーラーは同じ色で塗られています。


実車もだいたい同じようですが、それでも変化をつけたい。
模型は、上から見下ろすことも多いですからね。

初めは「ねずみ色1号」を吹きました。
塗り重ねたことで質感は変わりましたが、ちょっと暗い感じです。
「灰色9号」を塗り重ねましたら、明るすぎ。

「灰色9号」をベースに黒色を混ぜながら若干調整しまして、3回目の吹き直し。


なんどか塗り重ねたことで、やや艶が出ました。
いい感じのメリハリになったのでは、と思います。
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前サボを貼る 鉄コレ阪神7801・7861形(その5)

2018年11月07日 | 1:150 私鉄電車
数日間、ブログを休みました。
季節の変わり目、今年は調子を落としました。
歳だとは、思いたくないのだけど。

さて。
阪神電車の鉄コレです。
7861・7961形に添付されている行先表示幕などが収録されたステッカー。
見ているだけでも、愉しくなります。


こちらは7801・7901形に添付されているモノ。
西大阪線特急の前サボが収録されています。


ダメだろうなぁ…と思いながら、そのままステッカーを貼ってみました。


ふにゃふにゃしています。
厚みはスケールオーバーになりますが、やはり裏打ちは欲しいですね。

手元にあったのは、グリーンマックス製の板キットに付属している塩ビ板。
もともとは窓ガラス用とされているもので、厚みは0.25mmでした。


裏側には両面テープを貼りましたので、実際の厚みは0.4mmくらいになります。


適度な陰影も出て、板製の前サボらしくなりました。


ところで、実車では行先表示幕を改造により追設しているのですが、
過渡期には、設置済みの車輌と未設置の車輌をひとつの編成に混成することはあったのでしょうか?
またその場合は、表示幕などはどのように使われていたのでしょう?
調べた範囲では、いまいちわかりませんでした。
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