ええ、早いものです。
大晦日です。
今年の1年間を、振り返ってみました。
思うに任せず、なかなか工作に集中できなかったように思います。
来年は、もっとうまく時間を作らないと。
1月。
ウェザリングが愉しくなってきました。
さほど時間をかけずに、それでも自分好みの模型が作れた気分になります。
2月。
鉄コレの阪急2300形で、妻板の配管を削りました。
再塗装せずに済ませたことが、この工作のミソ。
KATO製飯田線の旧型国電は、クモハユニ64形を色差し。
お誘いを受けて、真岡鉄道の蒸気機関車に乗ってきました。
先日引退して東武鉄道に移るらしい、C11形の牽引です。
往復で利用した関東鉄道常総線も、愉しかったな。
キハ5000形の加速の良さに、感心しました。
これまたお誘いをいただきまして、運転会にも行ってきました。
みなさん、たくさん持ちこむのですねぇ…と感嘆。
3月。
クレンザーで模型を磨いたのは、初めてです。
メッキ仕上げが特徴のエンドウ製Nゲージ、キハ35形900番代。
輝きを取り戻しました。
60年前の外人旅行客向け1等車マイ38形の色差しは、かなり推測交じり。
いずれ、編成として整えたいと思ったのですが、今年は果たせず。
いまのところ、我が家で唯一の「青大将」カラーの客車となっています。
総武線のE231系試作車を最後に見かけたのも、このころ。
三鷹方のクハE230-901は、前面ガラスが曲面を描いているように思えるのです。
引退近し、と思って、じっくりと見てきました。
曲がっているように見えるでしょ?
いっぽう、千葉方のクハE231-901は、他車と同じガラスのように見えます。
4月。
床下機器を並べ替え、ジャンパ線を足した鉄コレベースの東武1700系が竣工。
床下回りだけの工作です。
車体の塗装をすることなく、気軽に得られる達成感。
5月。
旧い製品に、ジャンパ線を追加することを覚えました。
千葉県立博物館のジオラマ展示がおもしろかったのも、収穫。
今では探すことが難しい、ちょっと昔の日本の農村風景の参考になります。
6月。
赤色の国電を、2系列まとめて仕上げ。
北陸線用と身延線用ですから、地域はまったく違うのですが、よく似通っています。
統一感があっていいな、と思いました。
その後、縁あって、それぞれ別々の方のお手元へ。
7月。
旧い鉄コレに、旧いパンタグラフを載せてみました。
KATO製PS16パンタの旧製品は、やや幅広でオーバースケール気味ですが、
この製品には似合うようです。
味わいのある「ジャーマングレー」に吹いたのも、正解かと。
8月。
グリーンマックス製の板キットから組んだ近鉄1810系が竣工。
単色塗りですと、手が早いです。
KATO製飯田線の旧型国電は、2編成を。
屋根のパーティングラインを消し、ウェザリングを施しました。
屋上各部にある小さな手すりの表現が弱くなってしまったのは、反省点。
これも、それぞれ巣立ってゆきました。
9月。
鉄コレの身延線旧型国電を仕上げ。
発色の悪い窓周りのクリーム色だけ、塗り重ねました。
マスキングをもっと丁寧にやろうね、という反省点が。
10月。
新潟色の70系を組もうと思い立ちました。
6輌編成で考えていますが、全車を揃えてから塗るつもりだったら…越年。
そのかわり、ジャンク状態だったモハ42系が仕上がりました。
鉄コレの京成3500形は、屋上クーラーの墨入れまでやってみました。
もちろん、インテリアなども塗り分けていますが、床下機器を直さなかったのは心残り。
これまた、ひと様のお手元へ旅立って行きました。
11月。
毎日利用する品川駅の線路切り替え工事がありました。
明治初期に堤を築いて引かれた線路敷とも、お別れです。
中古で手に入れた小田急1900形。
遠い記憶が、おぼろげに立ち上がってきました。
12月。
珍しく出張があり、久しぶりの東北新幹線。
いいですねぇ…E5系。
国鉄時代からの200系の記憶が強かったので、ちょっと衝撃的でした。
できれば、グランクラスに乗って遊びに行きたいものです。
目的地は、弘前でした。
東急8500系のクーラーを塗り分けましたが、それ以上は年越しです。
皆さま、良い年をお迎えください。
来る年も、よろしくお願いします。