鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

旧型客車を何輌か組む (その6 車番を何輌か決める)

2022年08月29日 | 1:150 客車・貨車
「ツクツクホウシは嫌いなんだよね」
ワタシが小学生のころ、お袋が言ったことばです。
ツクツクホウシが鳴くのは8月の後半に入ってからだから。
夏休みが終わってしまうから、というのがその理由でした。
以来40年以上、毎年この季節になると思い出します。

さて。
インレタで車番を入れました。

とくに特定の列車として仕上げようということではありません。
ですから、車番は何でもいいのです。
だからこそ、何番にしようか迷うのです。

いろいろ調べまして。
いただきもののナハフ11形は2018番。
長らく尾久の配置だった車輌です。


スハフ42形は2271番。
長野の配置です。
いや、学生時代に信州にいたからね。


ぶどう1号に塗ったオハフ61形は435番。
1958(昭和33)年当時は松本の配置です。
中央東線で活躍したかもしれない。


同じくぶどう21号に塗ったオハ61形は、若番の6番。
やはり1958年の配置は松本ですが、新製配置は錦糸町だったようで。
中央東線にも総武線にもなじみがありますから、この車番を選んでみました。


後付けのようですが、作っているものに対しての思い入れが整うような気がします。
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旧型客車を何輌か組む(その5 マスキングのずれを修正する)

2022年08月27日 | 1:150 客車・貨車
一日の仕事を終えようというころ、窓の外がとっぷり暮れていることも増えてきました。
日が短くなってきましたね。
つるべ落としの季節です。

つるべ井戸で汲んだことは、ないなぁ…。

さて。
承前。
マスキングの線がずれた1輌です。


もういちどマスキングをしてから、修正しました。
仕事でも似たようなことをするときがあるので、いまいち気晴らしになりません。

雨樋に当て付けでマスキングテープを貼ったので、ずれたのです。
そこで、やり方を変えました。
まず、マスキングテープを、雨樋を包み込むように貼ります。
そして、雨樋の段差をガイドに、カッターの刃を入れて切り出します。
こんな感じですね。


このあと、吹き付けて修正しました。
撮ってはいませんが、直せましたよ。
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旧型客車を何輌か組む(その4 オユ14形の貫通ドア)

2022年08月25日 | 1:150 客車・貨車
近所の薬局で、抗原検査キットを買ってきました。
製薬会社の作った動画も参考にしまして、いざ検査。
陽性反応が出たらちょっと大変ですので、結果が出るまでの15分余りがもどかしい。
ちょこちょこ試薬を覗き込んだりして、落ち着かなかったですね。

さて。
承前。
雨樋の位置を直した、グリーンマックス製のオユ14形。


明かり窓の数が実車と違うと教わりました。
なるほど。
ここで1個、足りないのですね。

左側に1個足せば、実車どおりになります。

どうしようかな、と迷いました。
迷った結果、そのままにすることにしました。
教えていただくまで気がつかないということは、
自分としては実車のイメージからはさほどかけ離れていないわけです。
だから、気にするのはやめました。
下手にこだわると、いつ完成できるかわからなくなってしまう、というのも理由です。

そのかわりというわけでもありませんが、郵袋室側の貫通ドアの窓は埋めました。
こちらのほうは、気になるのです。

プラ板で埋めて、
溶きパテを塗り、
乾かしてから仕上げて…。

一気呵成に、屋根色と車体色を塗りました。
車体色は、グリーンマックス#7「青15号」に若干のクリヤーブルーを足してあります。

雨樋の位置は、直して正解だったように思います。

貫通ドアは…?

貫通路全体をくり抜いてから埋めたほうが、きれいに仕上がりそうですね。
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旧型客車を何輌か組む(その3 塗る)

2022年08月24日 | 1:150 客車・貨車
先日、夕方にヒグラシの声を聞きました。
夏も終わりですねぇ…。
この風情、好きです。
いささか、寂しくもあり。

さて。
グリーンマックスの客車キットを何輌か組んでいるところです。

車体は、屋根板を先に塗っておきました。
乾燥待ちの間に、床板を塗ります。
床上側と床下側で塗り分けました。

床上側ですが、スハ43系以前の形式は木床ですので、ブラウンに塗っています。

屋根板が乾いたところで、車体を塗るためにマスキングを始めました。

わりと、手間です。
5輌くらいあると、あっというまに1~2時間経っているような気がします。

今回は、「ぶどう1号」で塗りました。
手元にナカセイ製のD50やC54があるので、それに似合いの客車を用意したいのです。
また、ワタシが知ったころには淘汰が進んでいたオハ61系も、現役真っただ中の時代があったはずで、
それを再現してみたくなったのです。


まぁまぁの仕上がりです。
1輌だけ、マスキングが大きくずれました。


客車キットの愉しみ、妻板の塗装。


貫通路からちらりと見える室内色が、旧型客車の魅力のひとつだともうのです。
ですから、この塗装は欠かせません。
筆塗りですので、2回塗り重ねました。

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いただきモノを仕上げる(その11 GMキット組みの郵便車)

2022年08月22日 | 1:150 客車・貨車
家族でひとり、39℃台の熱が出ました。
抗原検査を受けて、陽性反応。
ということで、おとなしく閉じこもる週末でした。
ワタシ本人は、ぴんぴんしております。
換気と、マメな消毒を心がけますから、ご心配なく。

さて。
昨年、恩師から譲り受けたhttps://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20210924うちの一部です。
グリーンマックス製のキットを組んだ郵便車。

もともとは青色で塗られていたモデルですが、「ぶどう色1号」で塗り重ねました。
現行の茶色よりもやや暗めの色合いが特徴です。
1959(昭和34)年6月より前の時期の仕様になります。


まぁ、細かい粗はいっぱいあるのですが、眼を瞑って。

窓下の〒マークは、車輛によって位置に差があるようです。
所属表記が車番の上に来るのが、この時期のレタリング。
手持ちのインレタから簡単に転写できるばんごうとして、オユ10 2としました。
なお、ぶどう1号で塗られたオユ10形は、旭川配置のオユ10 1~4だけのようです。

床下の集塵機は、キットにパーツが無いので適当に作りました。
そこそこ似ているのではないかと、自画自賛。


こちらは、オユ12形。
護送便専用車なので、荷物車と似た外観になります。
手前の窓の〒マークが、傾いてるなぁ…。


もともと青いオユ13形にするつもりだったので、よけいな床下機器が付いています。
門司配置のオユ12 2としました。
奇しくも2輌とも2番ですが、インレタから転写しやすいものを選んだだけです。


このキットは、屋根板の梨地が強めに成形されています。
屋根を銀色に塗ると、それが強調されて見え、いまいち美しくありません。
下地処理をもう少ししたほうが良かったなぁ…と思います。
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いただきモノを仕上げる(その3)客車の屋根を塗る

2021年10月30日 | 1:150 客車・貨車
先日報じられたことですが、漫画家の白土三平さんが亡くなりました。
氏の作品に触れたのは中学生のころ。
親父の本棚に「サスケ」や「カムイ伝」「カムイ外伝」などがあったのです。
夢中になって読み返した記憶があります。
しばらくは、ほかの漫画を読もうという気になれませんでしたねぇ…。
ご冥福を祈ります。

ええと。
客車の屋根を塗りました。

鋼板屋根のオハ35形戦後型は、明るいグレー。
グリーンマックス「ねずみ色1号」を使っています。
KATO製のベンチレーターのディテールがくっきりと浮かび上がりました。


そのほかのキャンバス張りの車両は、グリーンマックス「ダークグレー」を。


ついで、クレオス#40「ジャーマングレー」を薄く吹き重ねました。


床板も、塗っておきます。


以前、床上面を塗ってありますので、マスキングをしてあります。


これで、ガラスが貼れます。
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KATO512-3 スロ60ブルーの色差し

2020年11月21日 | 1:150 客車・貨車
ご無沙汰しております。
いろいろあって、オフの時間に模型に集中できないでおります。
まだ、当分続くかなぁ。

そんな中で。
中古屋さんでジャンク品として売られていました。
40年以上前の製品です。


前のオーナーさんの手で、グリーン車の等級帯が入れられていました。
グリーンマックス製客車キットに添付されている、ステッカーを使ったようです。


客窓のアルミサッシ表現と、インテリアの色差しをしておくことにしました。
台車と床板も、樹脂の質感を抑えるために塗ります。


インテリアパーツは、座席の色で成形されています。


枕カバーと仕切り板を筆塗り。
床は成形色のままですが、窓越しに目立つところだけは塗っておこうと。


窓サッシには、銀色を筆塗り。
あまり上手くありません。
いささか、落ち込みます。


集電板は酸化していましたので、サンポールで洗っておきました。


車輪は、新品に換えてあります。


組み戻し。
白色LEDの室内灯を組み込みましたので、インテリアが映えるようになりました。


ちょっとした気晴らしになりました。
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KATO#5129 スハニ32形の色差し

2020年04月05日 | 1:150 客車・貨車
おとなしく、家で終日を過ごす週末です。
模型を作っていればあっという間ですから、ふだんと変わりないのですが。
仮に外出が規制される事態になったら入手しにくくなるでしょうから、
塗料類だけは早めに手当てしておこうと思っています。

さて。
単品で、1輌だけ客車を手に入れました。
半室荷物室のスハニ32形です。
1939(昭和14)~1941(昭和16)年にかけて作られた形式です。
東京~大阪を結ぶ特急列車に連結されていた時代もありました。
ボックスシートで寿司、窓側にはひじ掛けもありませんから、
今から思うと想像を絶するような気もします。
1979(昭和54)年までに、すべてが廃車されています。

例によって、床板と台車をクレオス#40「ジャーマングレー」で塗りました。


デッキの踏み板も、同じ色で筆塗りしています。


インテリアは、クレオス#43「ウッドブラウン」を吹き付けてから、座席を筆塗り。


荷物室の保護棒は、クレオス#26「ダッグエッググリーン」。
だいたい、ワタシの定番です。


インテリアの端部には、オプションの室内灯を取り付けるための突起があります。
ここは、つや消しの黒で塗りました。


実車は、蛍光灯化されていたのかなぁ…と思いまして、電球仕様の室内灯を選びます。
かれこれ20年くらい眠っていたパーツが出てきました。


取付けは、簡単です。


妻板の貫通路からは、こんな感じで見えます。
本来はデッキですから、手前に壁状のものがあるのは、へんです。
ですから、黒塗り。


なんやかやで、3時間くらいして仕上がりました。
ウェザリングは、していません。


蛍光灯化されていない旧型客車には、乗ったことがないのです。
こんなものかなぁ…、と。


テールライトが輝きます。
これが労せずして手に入るのですから、市販品はありがたいです。


ちょこちょこ塗るだけですからね。

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仕切を塗って仕上げる KATO#10-326 マイ38の色差し(その3)

2019年03月21日 | 1:150 客車・貨車
サクラの標本木にいくつ花開いたかで人びとが集まり、ニュース番組にさえなっていますが、
そんな季節の変わり目の公式見解にはお構いなく、
あちこちの植え込みで、サクラ以外にも花が咲き始めました。
芽吹き始めた灌木もありますし。
関東平野の冬は短くてさほど寒くないと、とくに今年は感じます。

さて。
60年前の特急用客車。

ニス塗りのイメージで、仕切り板を筆塗りしました。
車内のカラー写真で公開されているモノを見つけることができなかったので、
あくまでも、こんなものかなぁ…というところです。


グンゼMr.カラー#94「とび色2号(チョコレート)」を使っています。
絶版かな?


組み戻しました。
窓越しに、各座席の白いカバーが目立つはず…とおもったら、あにはからんや。


目立たないのですよね。
1列席なので、窓際に寄っていないためかとも思いましたが。


覗き込んでも、見えないような気がする。
少なくとも、整然と座席が並んでいるようには見えません。


室内灯を組み込んでみました。


なんだか、窓ごとにばらつきがあります。
ここに至ってようやく、この形式は、窓と座席の間隔が一致していないということに気がつきました。


優等客車らしい雰囲気になったでしょうか?
ひととおりの色差しを終えて、竣工としました。


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枕カバーを塗る KATO#10-326 マイ38の色差し(その2)

2019年03月18日 | 1:150 客車・貨車
メジャーリーグと日本のプロ野球のオープン戦を見て、
カーリングの世界選手権を見て…。
テレビで楽しんでいたら、時間が過ぎていました。
もっとも…。
模型を作る意欲が、ちょっと落ちていたのですが。

さて。
青大将と呼ばれた特急客車。
マイ38形は、必要な時にだけ増結される特別な車輌だったそうです。
ひとり掛けのリクライニングシートが、並んでいたそうで。

先日、座席の色を塗りました。
1週間ほどが経ち、充分に乾いてきましたので、枕カバーを塗り重ねます。
筆塗りで塗り重ねるのですが、
これくらいの時間をかけて乾燥させれば、下地の色が溶け出す心配はかなり減ります。


大まかに塗ってから、ひじ掛けも。
これで、優等車らしくなってくる気がします。

アップで見ると、あちこち塗り分けが乱れていますけどね。
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