鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

続・屋根~KATO 阪急6300系・その6

2011年03月28日 | 阪急電車の模型たち
地震から、早くも半月が経ちました。
だいぶテレビ番組などは元に戻りつつありますが…。

被災地への支援は、まだまだ不十分なところも多いと聞きます。
なにか自分にも手伝えればとは思うのですが、足も無ければ食料もない。
それを聞いただけで、二の足を踏みます。
言い訳にすぎないのですが。

阪急電車です。

承前。

ヒューズ箱を削ったら角穴が出てきましたので、埋めてあります。
一晩待って、接着剤を乾かしました。

削って仕上げます。

サーフェイサーを筆塗り。

またしても、乾燥待ちです。
待っているうちに、週末が終わってしまいましたね。
週明けから、また頑張りましょう。
恐れ慄いているだけでは、明日は拓けませんから。

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屋根はさびしいかね… ~KATO 阪急6300系・その5

2011年03月27日 | 阪急電車の模型たち
この地震で亡くなったかたのお名前が、毎日の新聞に出ています。
お悔やみを申し上げるつもりでざっと目を通すと、やはり高齢のかたが多いですね。
それに比べると、未就学児~小中学生~高校生の年代は、あまり多くないようです。
保育所や学校は高台に建てられていることが多いのでしょうか?
ワタシと同年代のかたをみつけると、つい目が止まります。
どこで働いていたかただったのでしょうか。
0~1歳児と若い女性の組合わせは、間違いなく赤ちゃんを抱えたお母さんでしょう。
涙を誘います。
合掌。

さて。
再生産されたばかりなのですね、この製品。
ワタシのは、前回生産分を安く手に入れたモノ。

屋上機器は、屋根板と一体成型です。

現在の水準からみれば手抜きにも見えるでしょうが、25年前の製品では一般的な仕上がりです。
とくに不満には思いませんよ。

が…。
この屋根板、塗装していないみたいです。
なんか、安っぽい。
当時もっと低い価格帯の製品で103系やキハ20系がありましたが、こっちは塗ってあったよ。
なぜ、この製品は塗らないのかな?

クーラー中央に成形時のゲート跡がありまして、これがまた、ねえ。
いかにも、“そのまま”感丸出し。
ペーパーで仕上げました。

あとは、塗るのみ。

ついでだから、ヒューズ箱を別パーツ化してみる気になりました。
まず分解。

ニッパーで切ってしまいました。

これで、後戻りできません。
自分を追い込みました…。

使っていないヤスリで高さをかせぎます。
屋根板裏側に取り付け爪があって、そのままでは力を加えにくいのです。

よく研いだ彫刻刀で少しづつ。

成形されている配管はそのまま活かしたいという貧乏性。

プラ板の小片で、開いた穴を埋めておきます。

乾燥待ち。

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2日目の枕カバー~KATO 阪急6300系・その4

2011年03月25日 | 阪急電車の模型たち
都営地下鉄三田線の電車に乗ったら、天井の蛍光灯を外してあるところがありました。
1輌につき、2本づつ抜いているようです。
三田線全体では
2本×6輌×37編成×40w=17.76Kwの節電ですね。
この値は、一般家庭なら何世帯分に相当するのでしょう?
20年ほど前に長野電鉄に乗ったとき、
2500形(元東急5000系)の天井灯を1本おきに取り付けていなかったことを思い出しました。

さて、2日目です。
平日の晩だから、2日間かかったというだけです。
実質的な作業時間は2時間前後でしょうか。
もちろん、白さを際立たせたいから、枕カバーも2回塗りです。


組み込んでみると、これだけで迫力が増したような気がします。

「これだけで」と云っても、ここまでの作業時間は8輌で5時間ほどかかっていますが。
そう考えると、マイクロエース製品によくある枕カー色差し済みの製品は大したものですね。

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枕カバー~KATO 阪急6300系・その3

2011年03月24日 | 阪急電車の模型たち
都区内の浄水場から、放射性物質が検出されたというニュースが流れ、
ちょっとしたパニックになっています。
乳幼児には影響がある、ということで、心配なのは判ります。
が、ちょっと待て。
ペットボトルの水は、
被災者と乳幼児に廻すべきでしょ?

大のおとなが買い占めてはいけません。
承前。

ちょと色が鮮やか過ぎましたかね?
どう仕上がるのでしょう?
まぁ、モノは試しと申します。
やってみてから、考えよう。

枕カバーを塗ってみました。
まだ8輌中2輌です。
先は長いかな?

GMカラー#37「白3号」です。
ちなみに、ドア脇の座席背面のデコラはGM#19「西武ベージュ」です。

転換クロスシートなので、裏側も表側と同じくらいの幅でカバー色を塗っておきます。

もちろん、フリーハンドで。

2輌だけ試作したので、組み込んでみました。

思ったよりも悪くありません。

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座席を塗る~KATO 阪急6300系・その2

2011年03月22日 | 阪急電車の模型たち
仕事場でしゃべっていたら、同僚の女性の友人に、
この地震で連絡が取れなくなっているひとがいることが判りました。
亘理郡山元町にお住まいだそうで、年賀状には「波の音が聞こえます」とあったとか。
仕事で自宅を離れていればいいんだけど…ということでした。
いまのところ、どの名簿にも名前が載っていないそうです。
見ず知らずですが、無事を祈ります。

阪急電車です。
座席モケットの色は、むかしからグリーンですね。
てきとうに、色を作って塗ってみました。
もちろん、筆塗りです。
べつだん、節電を意識したのではありませんけど。

マイクロエース製品などは、インテリアパーツをこんな感じの色で成形されていませんでしたけ?
実車と比べると、いささか違うような気がします。
もっと、深みのある色ではなかったかと。
クリヤーブルーを混ぜてみました。
いずれにせよ重ね塗りはするつもりでしたから、手戻りにはなりません。

ええと…。
鮮やか過ぎる気がするなぁ。
模型の車内ですから、実車よりも明るい色で塗るつもりではあったのですが、
ちょっと考えモノかもしれません。

いちおう、車体を組んでみました。

これでも、白い枕カバーを塗り分ければ、そこそこいけるでしょうか?
ここまでで8輌分に3時間ほどかけていますので、
さらに塗り直しになるのは正直なところ面倒です。
のちほど、試してみましょう。

ちなみに、塗り分けの精度はこんな程度です。

窓ガラスのクリヤーパーツの厚みを考えると、
さほど細かいはみ出しが窓越しに見えることはありません。

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西の電車にしよう!~KATO 阪急6300系・その1

2011年03月22日 | 阪急電車の模型たち
大地震から早くも10日。
腑抜けた気分のまま、日が経っていきます。
虚脱感といいますか、無力感といいますか。

阪神淡路大震災のときも小さくはなかったのですが、今回の大地震の衝撃は、
まだまだワタシの心の中で整理がついていないのだと思います。
原子力発電所の事故は、原因は何であれいずれ起こる気がしていました。
あとだしのようですが、ある意味で織り込み済み。
それにひきかえ、津波の破壊力のもの凄さと云ったら…。

前職のときに、三陸の久慈に出張に行ったことがありました。
久慈に限らず、三陸では街角のいたる所に津波の避難所を示す標識があるのですね。
田老町の、おそらく世界一であろうという防潮堤も、直に見たことがあります。
で、これだけのモノがあれば大丈夫だろうと、素人目にも感心したのです。
が…。
1000年に一度ともいう大津波。
テレビや新聞で報道される、柱一本残らず破壊された町並み。
やむを得ず、故郷を後にする避難者の人々…。

どうすればいいのだ?
そればかり、思います。
世界が一変してしまったような、気がするのです。

それでも、
何も手がつかないなどと言わずに模型工作とブログへのアップを再開します。

ワタシの場合、仕事も“模型の製造”です。
どんなに頑張ったって、被災された方々には何の役にも立たないです。
大のおとなが、ナニをやっているんでしょうねぇ?
思わず、ため息がこぼれますよ。

だから、今のワタシのできることをやっておきます。
昨日も今日も、明日も、明後日も、
被災者支援と復興に向けて、努力されている方々が、たくさんいます。
もしかすると、そのうちの誰かひとりくらい、このブログを楽しみにされているかもしれません。
あるいは、フル操業で支援物資を生産されているかたがいるかもしれません。
そのよう方々のいっときの楽しみになれれば、このブログにも意義があるのでしょう。
このブログで気分転換になるすべての方々へ。
働きましょう。
そして、遊びましょう。


気分一新です。
計画停電だのなんだの景気の悪い首都圏の電車は、ちょっとお休み。

KATO製の阪急6300系。
先年、とうとう引退してしまった京都線用特急車です。

製品自体は、ワタシが中学生のころからあります。
四半世紀以上たって、ようやく手にしました。
好きな電車のひとつなのですが、なんでここまで後回しにしてしまったのか、自分でも判りません。

出会いは、このページです。

1979(昭和54)年ごろの交通公社のムック本。

高槻に従兄がいまして、
いつだっかの夏休み、大阪に連れて行ってもらった帰りに6300系に乗せてもらいました。
梅田から高槻を通過して、大宮まで。
切符は高槻までしか買っていませんでしたから、乗り越し乗車も初体験。
ずいぶんどきどきしたなぁ。
結局、これが6300系の特急に乗った最初で最後となりました。

ただ1回しか乗ったことがないので嘘つきのようですが、
この電車は好きです。

インテリア、クーラーなどを塗り分けたいですね。

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