アンディの庭

アンディ小山です。自然の豊かな岩手から沢山のことを発信していきたいと思います。

少年刑務所 -2-

2010年02月28日 | 日記(出来事)
コンサート開始の一曲目は、この時期この地に相応しい曲
”早春賦”、ボクはギターを弾きながら歌い始めました・・・・と
中頃まで歌ったところで突然、PAアンプが恐竜に早変わりしとてつもない
爆音を発し、会場に響き渡りました。
どうしようもない思いがけないハプニング!!
即ボクはマイク装置を使わず(使えない!?)「生声生ギターで進めるしかない」
と判断し、担当の職員の方へ「スイッチを切って下さい!今日はコレで行きます!」
と言い切っていました。
広い会場ではありましたが、皆さん達が「最高の聴く態度」で向き合って
居て下さっていたので、内心大丈夫! イケル!と思ったからです。

ステージから降り真近に寄って、本当にボクのギターと歌だけの
パフォーマンスとなりましたが、ボクは日頃から切磋琢磨して来た自分を
今こそ発揮すべき場だと思い全力投球しました。
そして一曲ごとに彼らと心のキャッチボールが出来ていると感じ始めました。

彼らとは温もりとシャープなリレーションシップで、心が通い合いピュアな空間が生まれ
そのハートビートが全身に感じられました。
ボクが師と仰いだレイチャールズやエルビスの曲を紹介しながら
大きな感謝と共に歌いました。
続けてイギリス留学時代の曲からビートルズのイエスタディ・・・・
気がつくともう終わりの時間が近づいていました。
ラストソングは「MY WAY」
この曲の誕生ストーリー そして詩の内容を軽く説明し歌い始めました。
曲が終了してから戴いた拍手は、今までにない熱い長い印象的なものでした。

ミニコンサートになったとたんの音響システムハプニングはギター1本で
肉声で歌うという試練を神に戴けたと思います。
それをやり遂げたボクは大きな感謝でいっぱいです。
これからもこういう機会に多く恵まれたいなー。

ボク自身がこの身を持って「夢を失わないで」と伝える事が出来たようで嬉しいです。
ボクはこれからも希望を持ちあきらめないで、チャレンジを続けるつもりです。

THANK YOU JESUS,ELVIS,RAY.


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1 コメント

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Yesterday (mm)
2010-03-02 22:10:09
Andy,
2月最期の土曜の夜、Metroにヴァイオリン弾きが乗って来てYesterdayを弾き始めたのです。突然激しいEmotionとNostalgieが胸一杯に広がり、不覚にも涙が溢れてしまいました。
後でこの日記を読んで、少年達の前でyesterdayを歌った事を知りました。
心で泣いたであろう多くの少年達の姿が目に浮かびます。

貴方の清々しい喜びが、まだ冷たい風に乗り、空を駆けて、私の所まで届いたのでした。    mm
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