茶碗

ご飯用の茶碗を買おうとして、
見知らぬ町の商店街を歩いているらしい。
ギフトショップのような店があり、
中に入って探すのだが、
ティーカップやお皿しか見つからず、
男性店員に聞くと、置いていないとのこと。
他に店はと、聞こうとしたのだが、
店員は、そのまま他の客に呼ばれて行ってしまう。
仕方なく、その店を出て、
他に食器などを売っている店はないかと、
傍にあった総菜屋のような店の女性店員に聞くと、
前はこの商店街にもあったのだが、
今は店を閉めているとのこと。
露天商が、色々なものを売っている店を出しているので、
そこにあるかもしれないと教えてくれる。
裏道に露天の店を見つけて、覗いて見ると、
色々な食器も置いてあるようなので
ご飯用の茶碗がないかと、
店番をしている初老の男性に聞くと、
大きな丼を出してきたので、
もっと小さい普通のをと求めると、
それしかないとのこと。
がっかりしながら、それは要らないと断る。
男性と一緒に居た初老の女性（男性の妻？）が、
小さいのを置いておけば売れた
などと、男性を責めているのを聞きながら、
ふと、他の売り物を見ていると、
ネックレスらしい、あまり高くないもので、
見たことも無いようなアクセサリーを見つける。
珍しいので買おうかと思っているうちに、
目が覚めてしまった。



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