知らない町にいるようだ。
駅のそばに古書店を見つけ、覗いてみることにした。
古い店ではないようだが、頑固そうな店主がいて、
その割には客が入っている小さな店である。
一通り見たが、欲しい本が無かったので出ようとして、
客と店主の話が耳に入る。
客は作者の名前(よく聞こえない)の本を探していて、
店主がその作家の書いた本の題名や、
本が出ている出版社をスラスラと述べているようだった。
駅のそばという立地条件もだが、
どうやらその店主の知識で繁盛しているのだなと思った。
店を出て、駅へ入ろうかと思ったが、
気が変わって、踏切を渡り、駅の反対側へ行って見ることに。
すると、そちらは、景色ががらりと変わり、
モノレールか何かの近代的な感じの駅が、
高い所に見えているような場所である。
通りの向こう側に古書店の看板を見つけたので、
赤信号に気付かずに渡ろうとして、
車が走ってきたので、慌てて戻ったりしながら、
たどり着いてみると、ビルの一角にあるらしい店は、
「裏からお入り下さい。」という張り紙がしてあり、
ドアが封鎖されている。
店をやっているのかなと思いつつ、
裏へ回ると、ビルの一階は、様々な店が入っていて、
その一角が古書店らしい。
お菓子屋などを抜けて、その古書店へ進むと、
催事場のようになっていて、
色々な品を売っている人達のいる店になっている。
古書店はやめてしまってそんな店になったのかと
思い、がっかりすると、片隅に本の棚があるのが見えた。
行って見ると、少しだけ古書が置いてあり、
その中に外国の翻訳小説の全集の半端物らしいのが
何冊かあるのに気付く。
昔、翻訳されていたのは知っていたが、
現在は見たことのない珍しい小説のようだ。
そして、古いものなのに、あまり痛んでいない。
が、残念なことに、一巻目しかない。
買おうかどうしようか、迷っていると、
見知らぬ老夫婦がそばにやってきて、
棚の本を取ろうとしたらしい老婦人に
押しのけられてしまい、ちょっとむっとしたところで、
目が覚めてしまった。
↓ アンケート参加で商品券ゲット! ↓
駅のそばに古書店を見つけ、覗いてみることにした。
古い店ではないようだが、頑固そうな店主がいて、
その割には客が入っている小さな店である。
一通り見たが、欲しい本が無かったので出ようとして、
客と店主の話が耳に入る。
客は作者の名前(よく聞こえない)の本を探していて、
店主がその作家の書いた本の題名や、
本が出ている出版社をスラスラと述べているようだった。
駅のそばという立地条件もだが、
どうやらその店主の知識で繁盛しているのだなと思った。
店を出て、駅へ入ろうかと思ったが、
気が変わって、踏切を渡り、駅の反対側へ行って見ることに。
すると、そちらは、景色ががらりと変わり、
モノレールか何かの近代的な感じの駅が、
高い所に見えているような場所である。
通りの向こう側に古書店の看板を見つけたので、
赤信号に気付かずに渡ろうとして、
車が走ってきたので、慌てて戻ったりしながら、
たどり着いてみると、ビルの一角にあるらしい店は、
「裏からお入り下さい。」という張り紙がしてあり、
ドアが封鎖されている。
店をやっているのかなと思いつつ、
裏へ回ると、ビルの一階は、様々な店が入っていて、
その一角が古書店らしい。
お菓子屋などを抜けて、その古書店へ進むと、
催事場のようになっていて、
色々な品を売っている人達のいる店になっている。
古書店はやめてしまってそんな店になったのかと
思い、がっかりすると、片隅に本の棚があるのが見えた。
行って見ると、少しだけ古書が置いてあり、
その中に外国の翻訳小説の全集の半端物らしいのが
何冊かあるのに気付く。
昔、翻訳されていたのは知っていたが、
現在は見たことのない珍しい小説のようだ。
そして、古いものなのに、あまり痛んでいない。
が、残念なことに、一巻目しかない。
買おうかどうしようか、迷っていると、
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