探す

知らない学校か病院のような建物の中で、
私は昔飼っていたセキセイインコを探しているらしい。
知らない人達が数人、探すのを手伝ってくれているらしく、
廊下を走り回っている私のところへ、
「２０７号室に居るそうです。」
と、知らない若い男性がやって来て、教えて、
その部屋に案内してくれる。
ドアを開けると部屋の中は、学校の教室のような空間であった。
セキセイインコが飛んでいるのが見えたので、
逃げ出しては困ると思い、慌ててドアを閉める。
机と椅子が並んでいる中、２～３人の知らない人が居るのだが、
どうしても捕まえられないらしく、困っているようだ。
私が手を差し伸べながら、セキセイインコの名前を呼ぶと、
私の方へ飛んできて、肩に止まる。
まだ、自分のことを覚えていてくれたと、嬉しく感じる。
そして、そばの机の上にあった鳥かごに入れて、
ほっとしたところで、目が覚めてしまった。



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