課題

学生時代に戻っているらしい。
計算問題の課題を提出することになっていたらしいのだが、
先生に手渡すのではなく、校内のどこかへ隠しておいて、
先生が見つけ出すという、奇妙な提出方法になったらしい。
（先生は中学時代の担任だった、若い女性の先生らしい。）
クラスメートらしい女生徒（知り合いのＮさんに似ている）が、
校庭の隅の大きな木の根元を掘って隠しているのを見かけて、
そういうのはすぐ見つかるんじゃないかと思ったりしていた。
そして、自分は教務員室内にある先生の机の、
あまり使っていないらしい引き出しの下の方へ
他の書類に混ぜて隠しておくことにしたらしく、
灯台元暗しで、これは名案だと我ながら思っているのだった。
そして、その課題の採点結果が黒板に張り出されたのだが、
私ともう１人、男子生徒（小学校のクラスメートＹ君に似ている）の
結果だけ書かれていなくて、皆が不思議がっている。
どうやら、先生は私とその男子生徒の課題の隠し場所が
判らなかったのだな・・・と思っていると、
日直か係りらしい生徒（誰か判らない）が、
ようやく私とその生徒の採点結果の書いた紙を持ってきて
張り出した。
なんだ、見つかってしまったのか・・・とガッカリしたが、
かなり点数が良いようなので、嬉しくなったところで、
目が覚めてしまった。


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