
佐原の大祭で有名な佐原本宿に鎮座する八坂神社を参拝する。御朱印は側高神社で既に貰っていた。普段は無人の神社で、側高神社が管理社である。
佐原駅から江戸時代の街並みで有名な小野川を渡り、5分ほど歩くと、八坂神社に到達する。
昔は佐原市という単独の市であったが、今は合併し香取市になった。合併後も人口の流出は止まっていない。外房線沿いの駅は、どこも人の流出が止まらない。
八坂神社。境内は案外と殺風景である。



社殿の左にコンクリートの建物があるが、山車会館である。開館していれば、ここで書き置きの御朱印が貰えるという。

祭神は、素戔嗚尊である。

佐原の大祭は去年と今年2年連続で中止になった。中止になってホッとしているのは協賛人である。経済的負担が大きいからである。かっては商店主が負担したが、世代が変り、会社勤めが増えた。佐原との経済関係はないが、負担は求められる。こうなれば、祭は厄介ものになってしまう。コロナは祭を廃止する恰好の理由となる。これは佐原にとどまらない。コロナ禍で廃止される祭礼が増えると噂されるのは、こうした理由による。