異彩放つ小山選手、前・後半のトライ光る
雨の中、濡れた芝に足を取られ、走りにくそうでした。関東学院のスピードのあるプレーは見事でした。先週の浜川でも東海大を向こうに回すいいプレーを随所で見せていましたから、それほど驚きはしませんでしたが、関東学院の黄金時代を彷彿させるいいプレーがいくつもありました。
しかし、今季の大東大には、それを上回る力強さ、トライを取り切るときの上手さが光っていました。中でも光ったプレーは、異彩を放っ鬼才小山の見せてくれた一瞬の早業、まさに業師ならではの凄さでした。前・後半一つずつ披露してくれた「小山プレー」、今日は本当に得した気分になりました。
もうひとつ、ノーサイドぎりぎりで見せてくれたサウマキの40点目を決めたトライ、サウマキであれば驚くほどではないのですが、その後のプレー、相当の角度のあるコンバージョンを見事に決めてくれたのには驚きました。大東ファンのスタンド側から一斉に拍手が起こりました。
サウマキがコンバージョンを決めるのは、正面が多いのですが、大道選手が菊池選手と、ラトゥ・クルーガー選手も交代していましたので、キャプテンの指示があったんでしょう、実にいい感じで42点目をゲットしたゴールキックで、ゲームを締めくくってくれました。
第2戦とあって、先週の法大戦の時より落ち着いたプレーが見られ、ホットして帰途につきました。