おめでとう、セブンズ日本一
一夜明けて、鏡さんから電話がありました。昨晩、お祝いの留守電を入れておきましたので、早々に電話をいただきました。一番になることが、如何に愉しいことか、分ってくれると有り難い、と言われていました。
賞品の米1トンのことを聞いて見ましたら、ラグビー部では1年(10か月位でしょう)に約750㎏位買っているようだ、と言われていました。調べてみますと、日本人一人平均で、平成15年の調査では、年間60㎏消費しているようです。さすがに若者は凄いですね。
9時20分キックオフの同志社大対JR九州サンダーズの対戦から観戦しましたが、スタンドの日陰の場所を探して10時40分の大東大対JR九州サンダーズ戦を待ちました。
同志社が49-5でJR九州を下していましたから、大東大もほぼ同じくらいの勝ち方をしないと、12時からの対同志社戦が厳しいかな?と考えながら、JR九州戦を観戦したのですが、ほとんどミスなく前後半とも大東大のペースでした。
大東大はほとんど社会人チームとの試合経験が少ないようなので、いくらか気負ったところが感じられました。最初のトライはホセアでしたが、勢い余って叩きつけるようなトライでした。かなり気負っているな、と思いながら観ていました。
だんだん落ち着きを取り戻し、後半は大東セブンズそれぞれが気持ち良さそうなプレーで終わってみると46-0、完封勝利でした。また、対同志社戦は、思ったより同志社のプレーがきびきびして、スピードとリズムにのったいいプレーに、大東大に一つ二つ小さなミスもあって接戦になってしまい、前半7-7の折り返しでした。
後半3分、同志社崎口に上手く走られて7-12とリードを許しましたが、その3分後の後半6分大東は、菊池でしたかね、実に巧みなプレー、ゴールポスト下までボールを運んでのトライ、小山のコンバージョンも決って14-12と逆転、際どい勝利でしたが「プールA」2勝でカップの準々決勝、対流経大戦に臨みました。流経大戦は、アマトの3トライなどで38-7(19-7、19-0)と大差でカップ準決勝に駒を進めました。朝からの観戦と暑さ、そして老いの悲しさで帰宅。
協会のHPを開いたら、何と決勝は「大東大と帝京大」と出ているではありませんか。準決勝で昨年の覇者神戸製鋼を33-19で下していました。驚きました。スポンサー「なのはな薬局」の動画配信で、決勝戦は20分の間たっぷり、大東セブンズと小山の才気に富んだプレーを堪能させてもらいました。
決勝戦は、帝京が竹山、小畑の2トライ、2ゴールで先行、0-14とリードされての展開でした。この不利な形成に突破口を開いたのが、前半5分のホセアのトライ、菊池のゴール成功、7分に湯川のトライ、小山のコンバージョン成功で14-14と追いつきましたが、ほっとする間もなく、8分に再び帝京小畑がトライとコンバージョンを決め、14-21とリードされて厳しい展開になりました。
前半の ホーンの鳴る10分でした。大東大エース小山の神がかり的なトライ、ゴールも自分で決めて21-21で舞台は後半へ。その小山、後半5分に、咄嗟の機転を利かせて、まさに神がかりとしか言いようのないプレーが飛び出し、膠着状態を打破する勝ち越しのトライを挙げたのです。凄かったですね。結局、33-28でセブンズ日本一の座は大東大セブンズの頭上に輝きました。