「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

残念

2018-12-22 16:05:10 | 大学ラグビー

残念、17-30天理に敗れる

 

  NHKBS1で観戦しました。よく頑張ってくれました。最初から思わぬ展開になり、0ー12とリードされたとき、こんな筈ではなかったんだが、と悔しい気持ちがこみ上げてきました。

  天理の一人一人が鋼のように強い身体能力をもっているのには驚きました。普通だったら一人でディフェンスできるところに、二人も三人も数を取られてしまうため、ディフェンスラインのあちこちに、ポッカリと穴が出来てしまい、そこを簡単に抜かれていました。

  5番をつけたアシベリ・モアラ、8番のファウルア・マキシ、そして13番のシオサイア・フィフィタの3人簡単には倒れないのにはびっくりしました。9番の藤原、11番の中野、14番の久保など羨ましいほどの身体能力の持ち主でした。

  リーグ戦では味わったことのない忙しいというか、激しいラグビーに誘い込まれてしまった感じでした。それでも、負けてしまったのは残念ですが、これから鍛えるべきはどこか、研究して見る必要があるのではないか、そんな風に感じました。

  後半なって、天理の選手の中に大分傷んでいる選手がいましたから、とくに後半の大東大の選手たちのディフェンスは厳しかったですからね。もちろん、選手もまた相当きつそうでした。タラウ選手が抜けてからは、大東の強いスクラムも、天理に回されたり、押されたりすることもあり、反則を取られる場合が2,3ありました。その中のひとつは、「それはおかしいだろう」、と不満を言いたくなるのがありました。

  まだまだ勉強しなくてはならないようです。多分準決勝で帝京と天理が当たるでしょうから、学ぶべき点をよくチェックして見ることも大切だと思います。選手の皆さん、お疲れさまでした。


いよいよ明日

2018-12-21 17:46:04 | 大学ラグビー

いよいよ明日、強い大東大を信じています

 

  ここ数シーズン、とくに昨シーズン、そして今シーズンと、大東大らしいラグビーを楽しませてくれました。16日の筑波大戦も、見応えのあるいい試合だったと思います。

  筑波には、何としても「この試合」で対抗戦の巻き返しを図りたい、という覇気というか、意気込みが最後の最後まで感じられました。しかし大東には、「ここは」、というときの一人一人のプレーに自信がみなぎっていたように思います。

  FWだけではなく、BK陣の一人一人の攻守にわたるプレーに、リーグ戦では見られなかった自信のこもったプレーで、戦況を有利に転換する場面がいくつもあったことを思い出します。

  明日の対天理戦、いい結果を待っています。

 


スクラムトライで先制

2018-12-16 18:21:35 | 大学ラグビー

スクラムトライで先制、大東大の強さ見せる

 

  6番湯川選手の先制トライで優勢に立ったことで、激しい試合に最後まで気を抜くことなく頑張れたのだと思います。

  筑波もまた、対抗戦5位扱いで出場したチームとは思えない凄くパワフルで、しかもラグビーの技術の高いいいチームだったと感心しました。

  対抗戦でも後半になって筑波本来の強さを見せていましたから、大東大があの激しさの中に飲み込まれやしないかと心配でした。しかし、大東も今日見た限りでは、一段と頼もしくなっていたように感じました。FWの強さはもちろん、自分たちのラグビーに自信をもって最後まで戦ってくれたことが、勝利を手繰り寄せたのだと思います。

  速い出足、低く速い激しいディフェンス、一歩でも前に出て筑波の攻めを止めていましたが、よく頑張ったと思います。確かに、大東のFW陣は頼もしいですが、BK陣もまた頼もしいですね。

  11番、12番そして14番、スピードがあり、ボールを持つとトライを取り切る決定力も見事だったと思います。次の天理大戦が楽しみになって来ました。


筑波戦

2018-12-13 06:59:26 | 大学ラグビー

いよいよ筑波戦ですね

 

  よく覚えていないのですが、雨の秩父宮で筑波に勝利したのは6年前のことですかね。長いこと大東大のラグビーを見ていますと、いろいろな思い出があります。大学選手権で筑波との対戦は、今回が3回目ですかね。筑波も強いから、戦って見ないと何とも言えませんが、現在の大東の力ならいい試合を期待できるのではないかと思っています。

  ラグビーの基本はしっかりしたFWだと思います。確かに、最近はBK陣が大きくなり、FWと変わらないようなサイズをもったBK陣を揃えた強豪校が増えているように思います。たとえば、WTBでも190センチ、100キロ級というのも珍しくはなくなりました。恐ろしいようです。

  大学選手権はラグビー場に出かけたいと、新装なった熊谷ラグビー場には是非出かけたいと思っていましたが、家族に迷惑をかけないように、テレビ観戦にします。

  今季こそは上まで勝ち抜いて欲しいと願っています。


強かった中大

2018-12-09 17:40:11 | 大学ラグビー

強かった中大、47—29

関東学院の追い上げかわす

 

  昨日のことですが、J・スポーツが配信するオンデマンドで、一部と2部の入れ替え戦を観戦しました。もしかしたら、関東学院が強いんじゃないか、中大が苦しい戦いを強いられるのではないか、と考えたりしましたが余計な心配でした。

  大学日本一6回という偉業を成し遂げている関東学院にも1部に上がって欲しいし、春口元監督の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消え、複雑な気持ちで両校の対戦を観戦していました。

  固くなっていたのは2部で全勝優勝し、1部8位全敗の中大を迎え撃つべく準備万端の関東学院だったようです。百戦錬磨、1部リーグで戦ってきた中大は、何度も声を出して全員が気持ちを鼓舞していましたし、FWもBKも大声でコミュニケーションをとるグラウンドの様子が伝わってきました。

  中大が前半7分に最初のトライ、コンバージョンも決めて7—0、その3分後に二つ目のトライ、ゴールも決めて14—0と、気持ちを楽にする先制攻撃に成功していました。前半の20数分後、関東学院もスピーディなプレーで7点を返しましたが、一方、中大は前半を28—14で折り返す、余裕のある試合運びを見せていました。

  後半も最初のトライは中大で、先手先手と関東学院を引き離し、70分が過ぎて関東が反撃に出たときには47—19と大差がついていました。関東の最後の数分間の反撃は見事で、後半3トライを奪って、中大を追いかけましたが、時すでに遅く、余裕のあるプレーを見せた中大が47—29で快勝しました。