「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

ラグ・マガ3月号の特集

2016-01-29 18:56:45 | 大学ラグビー

ラグビー・マガジン3月号、大学選手権特集ーモスグリーンの逆襲-!!

 

 Rugby Magazineの3月号を買いました。いつもは25日発売ですが、今月はTLの決勝が24日に行われましたので、発売が28日になったと聞きました。毎月買うわけではなく、大体年に2回、1回目は11月号、2回目は2月号です。何れも付録が目当てです。

 11月号の付録『全国主要大学チームの写真名鑑』、2月号の付録は『花園出場校のガイド』を欲しくて買っています。いつもは「ごついラガーマン」の写真で飾られている表紙が、昨年12月発売の「2月号」では表紙が綺麗なピンクで、女性ラガーの写真で飾られていました。一見女性のファション誌のようで驚きました。

 今日買ったRugby Magazine 3月号は、大東ラグビーファンには必見です。「特集・大学手権復活の足音 大東文化大学」、「モスグリーンの逆襲」と題する4頁の特集が掲載されていたからです。

 はじめの1頁は本間主将、長谷川副将両選手の写真で飾り、2頁からはリーグ戦から選手権セミ・ファイナルまでを2人が語る文面で特集してあります。中大戦でのホセアのケガ、戦線離脱で「自分たちでやるしかない」と、チームの意識が高まったことなどが綴られています。

 大学選手権でわれわれに見せてくれたあのスピードのある強力ディフェンスのスタイルがリーグ戦の後半からチーム力として形成されるようになったことにも触れています。また、52頁には、「熱かった12月27日の皇子山」と題する特集も載っています。

 今季の大東大ラグビーに期待を持たせてくれる特集になっています。大東ラグビーのファンとして素直に楽しめる特集になっています。

 


「ナンバー」2月号

2016-01-16 19:29:10 | 大学ラグビー

『ナンバー』2月号、いい写真と記事、嬉しいですね

 

 

近くの本屋さんに立ち寄ったら、表紙を五郎丸選手の上半身の写真で飾った雑誌が平積みで売られていました。まさにラグビー人気を象徴する情景です。

その1冊手を手に取ってパラパラめくっていると、何と嬉しいことに、見開き2ページを使って小山、サウマキ、アマト3人の大きな写真がいい感じに掲載されていました。

 

Numberの894、2/4 日号の38、39頁です。記事の中で、小山選手が言っています。ジャパンの南アフリカ代表戦を見て、ディフェンスの重要性を痛感したようです。

彼は、「改めて、勝つにはディフェンスが必要だと認識しました」と。それはチーム全体にも通じることで、ディフェンスに対するチームの意識を高めたのだと思われます。リーグ戦では、流経大戦くらいから、徐々に大東ラグビーに変化が出てきたようです。

相手の攻撃よりも速く前に出た鋭いディフェンス、それが選手権に入って確実に実を結び、4強の座を勝ち得たものと思います。

 


仰星強い

2016-01-12 08:26:38 | 高校ラグビー

仰星強い半端じゃないですね

高校ラグビー界の雄、東福岡を下した東海大仰星は、今回優勝候補筆頭に挙げられていただけあって強かったですね。初の4強入りを果たした石見智翠館に46-31と大勝して勢いに乗る桐蔭学園をも、FWとBKを上手く動かした10番の頭脳的なプレーで、先制攻撃を仕掛け前半を19-17リードして折り返し、後半3分やはり仰星の10番のBKへの狙いすましたパスなど上手いプレーで18-14と引き離して、スコア37-31で堂々の4回目の全国優勝を達成しました。

とにかく仰星はFW、BKともにど迫力でした。大型FWの桐蔭を全く寄せ付けないパワフルなラグビーでねじ伏せた、といった印象すら受けました。本当に強かったです。

そして驚いたのは、選手たちの胸板の厚さ、そのスピードある運動量など、フィットネスの高さは、大学選手権ファイナル・ステージの2チーム並みで半端ではなかったように思います。

一昔前は、仰星の選手の多くが関西、関東の大学に進学していましたが、最近は主だった選手は東海大へ進学するケースが多いようです。

花園の決勝を見ていて、何だか恐ろしくなりました。リーグ戦グループにも「帝京大」のような凄いチームが君臨するようになるのか、そう思うと、先が思いやられますね。

2016秋のシリーズ、関東大学リーグ戦グループの6位内に留まるには激戦を勝ち抜かなくてはなりません。最終戦を全勝で生き残るには、1敗も許されないのですから、それは容易なことではなさそうです。大東大の一層の奮起を期待しながら春の大会、夏のオープン戦を楽しみに待ちましょう。


帝京7連覇なる

2016-01-10 18:21:47 | 大学ラグビー

FWの大切さを痛感、決勝戦に思う!!

 

前半は、7連覇がかかる帝京大の選手の面々に硬さが見られたように思いました。準決勝で大東大と戦った時とは比較にならないほど緊張していたようでした。明大に後半逆転勝ちしてファイナルに上がって来た東海大と、7連覇の偉業を意識し過ぎてのことなんでしょうか。

 確かに、7連覇を達成出来た帝京大も、今日は東海大の大型フォワードのプレッシャーが強かったことにもよるのでしょうが、前半は何か精神的に追い込まれている感じでした。その所為か、ゲームのスケールは準決勝のときの方が大きかったように思えました。今日は厳しい、タイトな試合内容でしたが、小生にはラグビーの醍醐味は、大東との準決勝の方がありましたね。

それにしましても、 ラグビーはFWが強くないといい試合はできないと言いますが、東海も帝京もFWがしっかりしていますから、後半に入って、お互いが攻めのチャンスを掴むことができたのだと思います。いろいろな評価ができるでしょうが、今日の決勝戦はさすがにレベルの高い試合だったと思います。31日には、トップリーグの覇者と日本選手権を賭けて対戦するそうですが、大学日本一のチームとしていい試合をしてくれることを期待しています。

来季も東海大は強そうです。今日の試合を見た限り、大東大にとって相当な強敵であることには違いありません。来季、大東大がファイナル・ステージで両校と伍して戦うチームになるには、FWの強化が必須でしょう。

 2,3日前でしたか、鏡さんと電話で話す機会があったのですが、やはりFWの強いチームを考えておられるようでした。根掘り葉掘り聞くことはしませんでしたが、来季の意中の新戦力は、今のところ21人とか、花園組も体の大きい選手もいるようですから、正式な情報開示まで楽しみに待ちましょう。


33得点の意味

2016-01-05 11:18:30 | 大学ラグビー

速いディフェンスの成果、来季につなげて

 

来季につながる33点を奪った準決勝対帝京大戦、3日箱根駅伝が終わった後、口直しの意味もあって、2日の大東ラグビーの録画を見直しました。

試合の前は、何とか勝って欲しい、そう願っていたのですが、実際にピッチに現れたあの帝京大選手一人一人の体の大きさ、身体能力を見せつけられてしまうと、「ケガしないでくれ」と、ただただ祈るだけでした。

久しぶりに正月越えで、大東大ラグビーファンを魅了してくれたモスグリーンのジャージー姿の選手たち、そしておよそ2万人に近い数の観客を前に精魂込めたプレーの数々、その息づかいが画面を通して伝わってくるようでした。

33-68とダブルスコアだったのですが、後半の39分半に、No.8アマト・ファカタヴァの帝京の11番トライゲッター竹山晃暉の追走をものともせず中央にトライし、クルーガーのコンバージョンもきれいな放物線を描いて終わったこともあって、負けた悔しさが吹き飛んだ一瞬でした。その所為もあってか15人のモスグリーンの戦士たちには暗い表情はありませんでした。

大東大が挙げた33得点は、7連覇を目指す帝京大にはファイナルで戦う東海大を思えば、決して軽い痛手ではない筈です。大東大の33得点は、来季の成長につながって欲しいと願っています。まだ、大学は冬の休暇中ですから選手たちの中には両親の待つ実家に帰省したり、留学生たちは、もしかするとクルーガー・ラトゥの群馬の実家で過ごしているかも知れませんね。

 一昔前のことになりますが、マナコ、マウ、ルアなどは拙宅で正月を送ることがありました。定年後は、その機会もなくなりました。もう10年以上も経ちます。彼らは、お雑煮の餅はダメでしたね。里芋や八頭(いも)、長いもの煮物は好物でした。彼らは大きいですかね。家内は寝具に苦労したようです。もう昔のことです。