日大戦、期待しています
一週空いて、怪我からの恢復はどうですかね。寒くなると、捻挫や骨の怪我は治りが遅いので心配です。30日の日大戦は、大切な試合です。二つ目の勝ち星期待しています。
高校のラグビー部の廃部が止まりません。平成15(2003)年には1262校あった全国高校ラグビー部が、令和3(2021)年には918校に減りました。高校のラグビー人口もこの間に、30,419人から18,831人に減少しています。
大東大ラグビー部に入部人数が比較的多い関東でも、高校のラグビー人口は平成15年比で昨年は67.9%、東北では44.9%にまで落ち込んでいます。
その原因は、専門家の研究の結果によりますと、一つに「ラグビーのメディア露出機会の減少」(NHKなどテレビ中継が少なくなっています)、二つに「ラグビーとの直接の接触機会の減少」、そして三つに「ラグビーに対するイメージの悪化」、親御さんのイメージが少子化の時代だけに、怪我などで将来の就職への影響を心配する向きが大きいようです。
日本で開催されたラグビーW杯でいくらかイメージが良くなったとは聞きますが、現場の指導者にも難(不足)があるようです。いろいろ考えますと、大学ラグビーにも高校ラグビー界に見られる様相が現れるのは時間の問題です。大東大ラグビーの場合、新人の入部数が少なくなっているのが気がかりです。
ところで、今季の「東洋大旋風」は凄いですね。しかし、ラグビー部だけで巻き起こせるものではないと思います。経費が伴いますから、部が単独でやれるとは思えないのです。
私学の場合は、学生のスポーツ活動も大学経営の一環なのです。立教大学には、かつてスポーツ推薦を頑として受け付けない一時期がありました。今はどうでしょうか。55年ぶり箱根駅伝予選会上位通過、厳しい少子化・冬の時代に対する対応なのでしょう。多くの大学が駅伝に力を入れるのもメディアによる露出機会が高いからでしょう。
大東大ラグビーも強豪と呼ばれた時代、そして箱根4回、全日本大学駅伝7回優勝の大東大男子陸上長距離も、当時メディアの露出度が高かったことを思い出します。学生の将来の就職等を考えますと、大学スポーツにとってこのことは、大変大事なことだと思います。
小生、この歳になっても、30年働いた職場を、そしてまもなく退職して20年が経ちますが、いつも誇りに思い、ラグビー、陸上、野球等大東スポーツを応援し、楽しませてもらっています。
明日23日はプリンセス駅伝があります。大学時代活躍してくれた女子駅伝の鈴木優花さんら数名が社会人として競います。来週の30日は日大戦、そして同日行われる全日本大学女子駅伝が楽しみです。頑張って下さい。応援しています。