「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

サンウルヴズ

2016-02-29 09:22:14 | 世界のラグビー

サンウルヴズに欠けているもの、やはりFWの強さでしょう

 

スーパーラグビーに参加した日本のサンウルヴス(Sunwolves)軍団の緒戦、対南アフリカのライオンズ戦をTV観戦しました、出だしからサンウルヴズは、先のW杯にジャパンとして戦っているメンバーも多いことからか、小生の抱く私的な印象として、南アフリカに対して自信過剰になっていたようにも見受けられました。

選手一人一人を見ましてもサンウルヴズは、ライオンズの選手に比べて絞り込みが不足していたように思います。結果は、13-26でした。後半に入って、トライを取る攻撃力が南アフリカのライオンズが上でしたね。何といってもFWの強さの違いでした。今日のプレーを分析して、選手の起用を考えれば、サンウルヴズには、今後十分勝てるチャンスがあるように思います。

1、2番はさすが日本を代表する選手ですから、十分走れていましたが、3番はもっと絞り込んで欲しい感じでした。学生時代の彼はもっと動きが良かったように思ったのですが。まず、ライオンズの9番、10番と比較して、サンウルヴズの9晩にはもっとプレーに鋭さが欲しい。10は、体が重すぎるのではないか、そんな印象を受けました。ただ、10番のトゥシ・ピシは、W杯のサモア代表としてジャパンと戦ったときと大きい変化はなかったようにおもいました。

サンウルヴズで動きの良かった選手は、1番、2番、5番そして14番でした。外国籍のNo.8はいい選手なのでしょうが、練習不足のようで息が上がってましたね。それだけ、頑張っていたと言うことなのかも知れませんが。

交代してピッチにたった選手では、19番、20番、そして18番が目にとまりました。もう少し早い時間帯に出して欲しかったのはSHの21番です。彼は今の智翠館(旧江の川)から大学リーグ戦グループ時代も活躍し、卒業後はトップ・リーグの選手としてNECで活躍した選手ですが、ニュー・ジーランドのポンソンビークラブに所属し、オークランド代表にも選ばれている才能を持った選手だけに、スーパーラグビーには打って付けの選手だと思います。

 

 

 


PRも走力が大事

2016-02-22 17:09:41 | 大学ラグビー

強化のカギは、PRの走力でしょう

 

上尾の西の方(正確には北西でしょうか)に住んでいますが、秩父下ろしの北風で朝の冷え込みはさすがに身にします。関東に春一番と、予報士の皆さん、声を弾ませていましたが、上尾の春はまだまだ先のようです。春一番もどこ吹く風とばかりに。

いまはもう、ラグビー部の合宿所に行くこともなくなりました。が、起工式、棟上げ、竣工式等には、立場上よく出かけましたし、その後も何回か中を見せてもらいました。お風呂はいつでも入れると聞いていましたが、いまはどうでしょかね。

最初、鏡さんは部の総員60数人位を考えていたようですが、実際にはそうもいかず、80人位受け入れていたようです。それでも、この程度の規模ですと、けが人なども出ますから、3チーム編成がやっとでしょう。90人は欲しいです。今では一寸狭い感じですね。

今年のラグビー部は2月の推薦入試は行わないような気がします。また、新1年生に留学生はいないようです。大学の公式の合格発表はとうに終わっていますし、入学手続きも済んでいるでしょうから、いろいろ情報があっても何ら不思議ではないと思うんですが。

前にも書きましたが、鏡さんもPRの新戦力には力を入れたようです。現4年生のPR陣、リーグ戦から選手権へ、しり上がりに調子を上げ、よく頑張ってくれました。それだけに新チームのフロントローには注目したいですね。

新2年生の古畑選手は、右のPRで経験を積んでいますので楽しみです。もう数日前のことですが、電話で鏡さんと話したんですが、右をやっていると左もやれるそうです。左だけ専門にやっていた人が右に入るのはきついそうです。

新1年生には、高校代表候補に呼ばれたことのある2人を含めて花園組が4人、他にもでかいのが2人、一高のもいいんですよ、と満足気でした。新2年生~新4年生までPR、HO、LOとも大きくていい選手ばかりですから、あとは個々の自覚ですね。とくに強くなるにはPRの走力が大事ですね。「暖かくなったらグランドに来てください」、とのことでしたから、もうその気になって、「春よ来い、早く来い」です。

 


Jr.の時代

2016-02-12 08:46:14 | 大学ラグビー

陸上も、Jr.の時代なんですね。

 

昨年、4月に入っての頃だったと思いますが、日付は定かではありません。東松山のグラウンドの土手でFWの練習を見ていたときのことです。横におられた鏡さんとアマトの話題になり、それまで身長は190と聞いていたのですが、首一つ抜けていたのを見て驚きました。鏡さんから、大学の測定で195あったと聞いて、それこそびっくりぽんでした。

その時、鏡さん曰く「トップスピードになったら、うちには追いつけるのは誰もいない」、と自信たっぷりでした。東日本大学セブンで、その片鱗は見せてくれていたようですが、しかし、春季大会では、なかなかその実力を見せてはくれませんでした。それが、選手権に入ってからは、驚かされるプレーが何度もありました。

彼の凄さを見せつけられたのは、正月2日のセミ・ファイナル第2試合でした。帝京大戦の後半、しかもホーン寸前、エイトの筈が、ウイングの位置でボールをレシーブするや7,80メートル独走のトライ、帝京のトライゲッター俊足竹山晃暉の足をもってしても追いつけなかったのを見て、半年前の鏡さんの言葉が甦りました。今シーズンの活躍が楽しみです。

土手での話の続きですが、フロンローは気になっていたようでした。「来年はでかくて強いのが入るから」、と言われていたのを記憶しています。そのとき、がっちりした大きい高校生が鏡さんに挨拶に来ていました。

すでに、ラグビーでは、ラトゥJr.が活躍していますが、陸上部では、大久保Jrに加えて、奈良Jr.・只隈Jr.が新戦力として加わるようです。オールドファンを楽しませてくれそうです。時間は何も言わずに過ぎていくんですね。


PR大きそうです

2016-02-08 19:04:03 | 大学ラグビー

情報では、新戦力はPR中心か!!

 

 東海大も頑張りましたが、帝京の7連覇は揺るぎ無かったですね。今季は大東大も含めてリーグ戦グループで、帝京大の8連覇に待ったをかけて欲しいと願っていますが、どでしょう?

 今季の大東大は、本間、蛯名、長谷川とFWのレギュラー陣が抜けますから、補充というか「補強」が是が非でも必要です。新戦力21人とは聞いていましたが、最近の情報では、そのうちの3分の2がFWの選手のようで、PRに重点が置かれているようです。楽しみです。

 東海大の平野選手級の花園組の大きなPRも2、3人いるようですから、往年の重量フォワード大東の復活が見られるかも知れませんね。春のシーズン入りが待ち遠しいです。