


クロサンショウウオは、いつも春先に卵塊を数ヶ所で観ているけれど生体に遭ったことがない。
わがビオトープから数10メートルしか離れていない他人の地に溜池があり、そこでもこの卵塊を観ている。
ところが間に、昔は小川だったが今はU字溝の農業用水路となった境界があり、雪解け時の今は急流となっているから渡ってくるのは無理。
その地と接している向こう側斜面には杉が10数本ほど植えられているのだが、そこはウチの土地。
というわけで、ウチに棲みついているクロサンショウウオが他所の溜池を繁殖に利用している格好。
狭い斜面の木下闇でひっそりと彼らは昔から生き延びてきたはずなのに、姿を観たことがない。
信濃川と向こうの河岸段丘を望める、私の気に入り散歩コース途中に小さな溜池があり、そこに2箇所の卵塊を発見した。
その溜池は数年前に見知った80歳代の女性が亡くなったところでもある。
1キロメートル足らずの御宅から毎日ウチの前を通っていく散歩をしていた人でもあった。
であるからそれがどうということもなく、そこの卵塊1箇所分を採取してわがビオトープに疎開させることにした。
後期高齢爺が魚獲り網を持って歩くのは怪しいだろうけれど、構わずに急ぎ行ってきた。
これで、わがビオトープにはクロサンショウウオの幼生が泳ぐようになり、竹藪脇の木下闇や石垣下に成体が棲み、春先には卵塊を産みつけるようになるだろう。
>メダカ... への返信
ミナミヌマエビの生存は確認できたのですが、今冬は異常な雪降りで、その雪消えがこれまた異常に遅いので、もしかしたダメかもしれません。
まだビオトープは半分も見えていませんので、期待はしています。
少しでも残れば、爆発的に増えるのは経験していますので楽しみではあります。