梅がスーパーの入り口付近に展示されはじめると、買おうかどうか見るたびに惑う。
先日『訳あり』という表示に惹かれて立ち止まったら、同年齢ほどと思われるジーさんも立ち止まった。
「訳ありかぁ、こっちもそうだし、これで良いやんだ」「そうやんだ、先も短けー訳ありだんがのー」などという会話を交わした。
で、ちょっと割安の訳あり大玉南高梅をカゴに入れ、ホワイトリカーを探して酒類コーナーに行く。
すると、ホワイトリカーより少しだけ高いブランデーベースリキュールというのを初めて見て即決した。
安い梅を買った意味がないと言おうか、こんなところで帳尻合わせをしないで、全く傷のない青々とした梅にしたら良いものを・・先が無いんだから。
少し前に、一昨年作った梅酒の梅を取り出し、濁ってしまっている梅酒をコーヒー用のフィルターで濾し、梅酒用の瓶を明けてある。
作り方も読まず、梅のヘタを竹串でほじくり、洗って、拭いて、氷砂糖を入れて梅を入れて、ブランデーベースリキュールを入れた。
箱に印字してあるレシピを読むと、氷砂糖と梅は交互に少しずつ入れるべしか、もう後の祭り。
ブランディは少し残ったので、飲んでみると確かにブランデーの香りで、味はさすがに35度の強さ。
梅と酒と砂糖で合計3500円ほどの梅酒になるのかと思えば、意外に高いものだなと思ったりする。
千葉の友人が持ってきてくれた梅の幼木は、いつ実が生ってくれるのか、こちとら先の短い訳ありなのに。
麦焼酎を飲んでいると、お米の芋の焼酎の違いがよくわかります。
身体にいい酒を、飲む量を、計りながら、死ぬまで飲酒。終活デス。
作るのが好きな人、呑むのが好きな人・・・
一昨年作った梅酒を毎日ちびちび飲み始めてますが、何だか残念な気がします。
昨年作った梅シロップも今日、飲んでみたら、じつにうまくできていました。
小瓶に分けて何人かに貰ってもらおうかと考えています。