異常に暑くて雨の降らない夏だったから、水やりだってしたのだけれど、私の大根の収穫はこれだけ。
コガネムシを小さくしたような濃紺のダイコンハムシ(大根羽虫)の大発生があり、横の白菜も壊滅状態。
キャベツは防虫ネットでトンネルのようにしないとモンシロチョウ(紋白蝶)の青虫に必ずやられるのは分かっている。
でも大根と白菜は今まで、それをやらなくても育っていたのに、今年はダイコンハムシという新手が現れた。
自作するのだから、多少は虫食いがあっても無農薬で安全な野菜にしようとしてきたけれど、今年は無残な敗北。
周りをみると、皆が普通に立派な大根を育てていて、私は人目に触れない裏の畑で作っていたから大失敗ということもある。
道路に面した畑なら見栄もあるので、どうしたら良いか聞いたり調べたりして少しは格好が付いたはず。
大根にも防虫網をやっている人もあり、そうせずとも被害に遭わないのは薬を使っているに違いない。
春菊を横に筋蒔きすると防除できた例があるというのをネットで見つけた。
雑草を周りに生えさせずに発生を抑えることも必要とある。
川向うの友人はとにかく数多く作ることだと言う。
広い農地を借り受けているから、同じ作物でもところどころの畝に沢山作れば、必ず良く育つところがあると言うのだ。
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる式農法も良いけれど、私の来年の大根作りは防虫ネットを張って少数精鋭を育てるべし。
下の画像は二株残った虫食いだらけの白菜だが、これでも来春に薹立ちさせようと、このあと縄で丸くくくり雪に耐えられるようにしておく。
専門でもないから、酒のつまみにしているけど、
みんな、悩んでいる。
イノシシ、天気、虫たちに・・・。
・・・結局酒の肴だから・・・すぐ忘れるが、
試行錯誤?やってみなけりゃわからない・大実験?
政治の話よりも、興味がある。
そういうわけで、何をやるにしても、岐路にたってるような緊張感でやることを決めていますよ、一応。
結局、想像力をどれだけ働かせることができるかで、出来不出来は決まるのかも知れません、知らんけど。
私の友人は、元々色黒なんだけど、本当に真っ黒になって地道に農業をやっています。
イノシシにやられても虫にやられても、めげないタフなヤツだからこそ、いろんな経験が積めるんですよね。
経験には勝てません。
むかし、『経験者は語る』というフレーズが流行りました。
経験者の失敗談ほどタメになることはないですね。