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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

カブトムシ(兜虫)の羽化が始まる

2025年07月24日 16時52分52秒 | 


農事の師の堆肥作りの場所にたくさんいたカブトムシの幼虫を貰い受け二つのガラス容器で飼っていた。
容器は元水槽だけれど、たぶん水が漏るのではないかと思われるほどの、処分するかどうか決めかねていた代物。
私が留守にする3ヶ月余りは、ここ生家の玄関に置いていたのだが、餌となるクヌギチップを満たし、水分も含ませていたので何とか冬越しできたもよう。
3日前のヒグラシ(蜩)の初鳴きの日に1匹目が羽化してその後2匹の、今の所は計3匹。
具合の悪いことに全部がオスなのでメスの羽化が待ち遠しい。
宇治で、もう何年も飼い継ないでいるのは、ほぼ1ヶ月早く7匹羽化したと報告があった。
1匹だけがメスであとはオスなので、ケンカばかりで大変だろうと、オスの半分は放すようにと伝えた。
ただいま確認したところ、メスだけが残り、あとは生きている姿が見えず、骸が分解していたりするそうだ。
メス1匹が残ったのなら、間違いなく交尾済みで卵を産むだろうから、向こうは問題なし。
こちらはウチにやってきた特典として蜂蜜を与えている。
メスが出てこなくても夏中にどこかでメスは見つかるだろうから、それはそれで良い。
それにしてもオスばかり、1匹は立派な角をしているけれど、他の2匹はメスかと喜んだほどに角は付け足しみたいに貧弱。
今年の夏も変だというからこんなところでも変ついでの変なのかも。
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目についた虫あれこれ  その8『ベニシジミ(紅小灰蝶)とルリシジミ(瑠璃小灰蝶)』

2025年07月17日 14時02分29秒 | 




ベニシジミは数日前、ルリシジミ(?)は本日の散歩中に農道で見つけた。
朝は動きが鈍いので撮れたのだろうけれど、2匹(頭)とも普通の状態ではないように思われた。
紅の方は逆さまに止まってじっとしているというのが、とにかく解せない。
瑠璃の方は地下水路の鉄蓋に止まって翅を震わせていたのだが、何故かわからない不思議な状態。
逆さまを撮っても画像処理で反対にしてみたらどうかとやってみたが、やはり不自然な修正となるので元に戻した。
瑠璃は鉄蓋の溶けたミネラル分でも吸っていたのだろうか、震えるほど熱心に。
戯れに鉄蓋の模様を歩いていたら、分岐点に来て困っているといった風に見えないことはない。
蝶というのはとにかく分からない生き物だ。
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目についた虫あれこれ  その7『ヒマワリ(向日葵)が咲いてニホンミツバチ(日本蜜蜂)』

2025年07月14日 06時10分08秒 | 






1番関心のある虫は当然のこと、蜂蜜を採るための我がニホンミツバチ。
ある時、ニホンミツバチが採蜜あるいは花粉収集をしていたからといって、その花にはいつだってミツバチがやってくるとは限らない。
トウモロコシ(玉蜀黍)の花にはニホンミツバチが群れるほどやって来ているのを観たのに、次の年は見向きもせず状態で1匹も寄り付かなかったりする。
その点、菜の花とヒマワリは確実にニホンミツバチの大好物。
真夏の暑さが続いてヒマワリが咲いた。
私のニホンミツバチがやってきて動き回っている。
マルハナバチなどの他の蜂が来ているところは観ないので、やはりヒマワリは育て甲斐がある。
ところで、ヒマワリの蜜を集めているのか、花粉を集めているのか、両方なのか、そういう観察をおろそかにしているのは我ながら不甲斐ない。
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目についた虫あれこれ  その6『糸蜻蛉は小蝿を捕える』

2025年07月12日 15時56分56秒 | 




7/2に『糸蜻蛉を眺める』という記事を書いた。
そのトンボとは種類が違うかもしれないけれど、いつの間にか居間に入っていてポン酢容器の上に止まった。
1回目はモノにならないピンボケだったが、飛び去ってしばらくしてからまた止まったので何とか見られる画像になった。
1回目と2回目の間に、ぼんやり眺めていたら、その前からちょこまかと煩い動きをしていたコバエ(小蝿)を素早く捕えるシーンが観られた。
オニヤンマ(鬼蜻蜓)はウチのニホンミツバチを確実に捕らえて喰うので私にすれば敵だけれど、イトトンボが狩るシーンは初めて観た。
こうなると、俄然イトトンボは私にとって頼もしい味方だ。
外に出られなくても餓死することはないのだから、それならこのまま居て欲しい。
コバエを狩るシーンは昨夜のことだったが、只今先ほど滞在浮遊しているのが観られた。

今朝のウォーキング帰りにビオトープの様子を観ていたら、イトトンボの連結飛翔が観られた。
連結中でも空中にホバリングしたりするので、それを撮れないかと構えていたら睡蓮に止まった。
オスは毅然と直立して周囲を見張っている様子だが、動きの主導権はメスにあるようで、トンボは観ていてなかなかに面白い。
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目についた虫あれこれ  その5『若殿は横這いに逃げる』

2025年07月11日 06時25分25秒 | 




トノサマバッタ(殿様蝗)の終齢は、あと何段階を経てからだろう。
ユリ(百合)の蕾に止まっていた若いトノサマバッタは、まだ翅が未熟で飛べないから、私のスマホから逃げるのに横這いで隠れようとした。
このユリを齧ろうとしていたのだろうか、甘い匂いもせず、蝶が来ることもない園芸種のユリを。
それにしても、このユリの赤はどぎつくてカルメンなんぞを思い起こす。
球根をもらって植えたら、赤一色だったので、大出血のよう不気味さがあるから違う色のものも欲しいなどと呉れた人に文句を言ってしまった。
次は黄色をもらえることになり、そうすれば様になるだろうから、殿様も満足してくれるのではないか、などとは思わないけれど。
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目についた虫あれこれ  その4『妖精と見紛う幼生』

2025年07月10日 06時13分44秒 | 






長く伸びた雑草を引き抜いていると、草藪の中に小さな妖精たちの森が広がっているようなファンタジーの世界にひたることがある。
まだ色といったものを持たない幼生は、おそらくツマグロオオヨコバイに成るのだと思われる。
孔雀のように尻の羽の針を広げた幼生は、スケバハゴロモ(透羽羽衣)になる前段階。
この幼生は一度に何匹もいることがあり、ぴょんぴょん跳んでくれたりすると、しばし手が止まり仕事にならない。
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目についた虫あれこれ  その3『ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)は俗称』

2025年07月09日 06時05分04秒 | 






おそらく大抵の人にとって1番身近なトンボはシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)だろうと思われる。
塩の粉を吹いたような色だからシオカラトンボで、それは雄。
ムギワラトンボはシオカラトンボの雌なのだと思い込んでいたけれど、雄も羽化したての頃は麦藁色なのだそうだ。
となると、画像の羽化仕立てで飛べないのを良いことに嫌がるのをいろんな角度から接写した、このムギワラトンボはシオカラトンボになっていく雄かもしれない。
雌は麦藁色のまま成熟しても、実際の正式名はシオカラトンボの雌ということになるようだ。
尻尾の先を見れば雌雄ははっきりするのだろうけれど、ムギワラトンボは雌と思い込んでいたので確認はしないでしまった。
雄なら雌の首根っこを掴む2本の突起があるから一目瞭然だったのに。
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目についた虫あれこれ  その2 『モンシロチョウ(紋白蝶)の危機管理』

2025年07月08日 08時01分44秒 | 


何気なしの徘徊中にモンシロチョウが妙な飛び方をしていたので目で追った。
どこか傷んでいたら飛べないだろうし、むしろ蝶ははじめからどこかおかしい飛び方をするもの。
その蝶が普通の飛び方をしていなかったら、それはもう交尾中に決まっている。
蜻蛉(トンボ)や蚊の仲間は交尾中でも双方が翅を羽ばたかせて飛翔するけれど、翅の大きい蝶の場合、そうはいかないようだ。
モンシロチョウはどのくらい交尾に時間を掛けるのだろう。
近づいた私からとりあえず逃げなくてはならなくて飛び立ったもよう。
片方が翅を畳んだままぶら下がって空中移動するのは、せっかくの合体を無駄にしない心意気のようなものを感じる。
3回も4回も近づいては飛び立たれを繰り返し、ようやくギリギリの間合いを掴んで撮った。
雌雄の違いはどちらがどちらか確かめなくても予想はつくけれど、確実に知りたくて調べてみた。
やや大きい傾向があり、全体に白っぽい方ということになれば、やはり危機管理を担って飛んでいたのは雌。
雄は交尾だけに集中してお任せの逆さま浮遊。
キャベツ畑で捕虫網を振り回しモンシロチョウを片っ端からたくみに捕獲している人を見たことがある。
そんな農家からしたら、キャベツ畑でなくても、こういうペアなんぞ捕獲退治しないではいられないところだろう。
青虫は踏み潰すけれど、蝶を退治する気になれない私はまだまだ危機管理の切迫感がない。
キャベツは何回か作ってはみたものの、モンシロチョウに勝てなくて諦めたというのに。
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このごろ目についた虫あれこれ  その1

2025年07月07日 15時34分15秒 | 




カボチャを植えた畑に伸びた雑草をしゃがんで引き抜いていると、青いオオヨコバイ(大横這)がいた。
安住地の激変に戸惑って右往左往状態かと思いながらしばらく観察した。
すると、小さな草によじ登ったり、落ちてみたり、ぴょんと跳んでみたりして落ち着きがないけれど、遊んでいるように見えた。
仲間のツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)は、その名の通りにこちらがスマホを近づけたりすると横に這って葉の裏や枝の後ろに身を隠す。
でもこいつにはこちらを意識するほどの危機感は無いようだ。
蝉に近い仲間というだけに頭部は蝉そのもので翅は立派だが、飛ぶのは苦手らしく、むしろ長い後脚を使って跳ぶ。
1センチに満たないので、なかなかうまく撮れなかった。
幸せを呼ぶとか何とか言われたりするというのは後で知ったことだけれど、この色は撮りたいと思い、しばらく粘った。
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クロスジギンヤンマ(黒筋銀蜻蜓)の産卵

2025年06月11日 12時19分30秒 | 


梅雨入りしたので農事は気分よく休み、ぶらぶらと見回りをする。
ビオトープでは銀ヤンマが産卵しているのでスマホを構えた。
ギンヤンマにしてはずんぐりしているな、と思い調べてみるとクロスジギンヤンマ。
ムギワラトンボ(シオカラトンボの雌)とギンヤンマの中間のようなトンボがいるのは分かっていたけれど、調べることはせずに今まで知らなかった。
この歳になってクロスジギンヤンマという名のトンボがいたと知って、別に恥じることでもないけれど、昆虫好きの私としたことがと思う。
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尺取虫の擬態

2025年05月18日 14時44分41秒 | 






蘭のキンリョウヘン(金陵編)を吊るす手製の台に木の枝がくっついていた。
と、思わせる擬態をしている尺取虫を見つけた。
シャクガ(尺蛾)は種類が多いので、尺取虫から成虫を同定するのは難しいのではないかと思い、それは初めから諦める。
そんなことより、こいつをチョンチョンと触ったりつついたりしたら動き出すのではないかと、やってみたが身を固くして堪えている。
触ると木の枝とは全く違う柔らかさがあるので生き物だと分かる。
それでも必死の擬態なのだから、その健気さにうたれ、観察して撮影するにとどめた。
メダカは飼っているけれど、金魚とか鯉を飼っていたなら、つまみ上げて生き餌として投げ与えるところだ。
全身は本当に木の枝そっくりな色合いと柄で、頭部は首を傾げて枝振りに似せているところなんか心憎い演出。
でも、拡大して観れば芋虫そのものだから微笑ましい。
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金色に光る蛾

2024年11月24日 09時17分17秒 | 






三日前の晴れ間に何げなく歩いていたら、マリーゴールドの上で、きらきら光るものが見えた。
ほとんど花が無くなっている時季なので、貴重な蜜源にやってきたセセリチョウ(挵蝶)の仲間かと思った。
ちょっと違うようで、それより何より光るのが変わっているのでスマホを構え、3枚だけ撮れた。
スマホの『調べる』は英語で教えてくれるばかりで困ったのだが、そのスペル=Diachrysiaでヤガ科らしいことは分かった。
少ない画像を頼りに蛾の仲間や図鑑で調べると、キクキンウワバ(菊金上翅)かオオヒサゴキンウワバ(大瓢金上翅)ではないかと思われる。
いずれにせよマリーゴールドにきんきらきんの金上翅だから、まことゴールドラッシュでおめでたい。
金運が巡って来たかと期待しているのだけれど、今のところその気配はない。
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エビガラスズメ(海老柄雀)の蛹など

2024年10月24日 06時20分44秒 | 


サツマイモを掘っていたら、ころんと蛹が転がった。
今までこういう蛹が見つかると羽化の瞬間が観たくて、いつも持ち帰り、味噌のプラケースに入れておく。
たいてい羽化はするけれど、その瞬間に立ち会ったためしがない。
今回もケースに入れようと、下駄箱上の何か入っているケースを開けてみたら、セスジスズメ(背筋雀)の成虫が死んでいた。
羽化どころか生きている姿さえ確認しないでしまって残念なことをした。
セスジスズメの横が羽化した後の殻で、右端の小さいのは生きていて、ケースに入れた記憶のない小さな蛹。
象の鼻の付いているような蛹が今回見つかったもので、サツマイモの畝から見つかったことと、この特徴からエビガラスズメにほぼ間違いない。
サツマイモの葉っぱにいて、穴を開けているのを観て知ってはいても、被害というほどのことはないので駆除したことはない。
恨みもないけれど、羽化を観察するチャンスも滅多なことではないだろうけれど連れ帰った。
持っていると、尻をぴこぴこ動かして生きていることをアピールするのがなかなかに気色悪い。
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オオカマキリ(大蟷螂)の雌、排泄中

2024年09月23日 09時29分39秒 | 






ここを居場所と決めたみたいに、壁に張り付いていたり立てかけた脚立の上にいたりするオオカマキリのメス。
一応、チョウセンカマキリ(朝鮮蟷螂)かもしれないので、前脚付け根の内側の色を確認した。
橙色ではなく、薄い色だったし、後ろ翅も濃いアンバーだったので、オオカマキリに間違いない。
今朝も居たので超接近して見たけれど、穏やかに『なにかご用?』といった雰囲気。
良く観ると排泄中でしたか、フリーズしていたのはそういうことだったのかな。
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ヤマトアシナガバチ(大和肢長蜂)がヤブガラシ(藪枯)の花に

2024年09月21日 07時37分07秒 | 




今までよく見てきた筈だけれど、アシナガバチは種類が多くて少々紛らわしいので、こいつの名は知らないできた。
昨日、初めて模様のはっきり分かる画像を撮れたので検索してみると、きっちり合致するのを見つけた。
このヤマトアシナガバチは毒性も攻撃性も高くないとあり、確かにスマホを構えても気にする様子がなかった。
初めて刺された蜂はアシナガバチで、記憶している巣の特徴から調べてみたら、セグロアシナガバチ(背黒肢長蜂)のようだ。
セグロアシナガバチはアシナガバチの中では攻撃性が強いとあるし、わざわざ巣の近くを好奇心から肝試しのような近づき方をしたのだったから。
あれから幾星霜、今年は自分の飼うニホンミツバチに2回刺されたが、蜂は嫌いになれない。
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