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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

仕事の手を止めさせるモノ

2024年08月12日 06時50分30秒 | 






周りの皆さんの畑では、すでにジャガイモ掘りを土の柔らかいうちに済ましている。
それなのに私の畑は草ぼうぼうで、好天続きから土も硬くなった今頃、ジャガイモ掘りを始めた。
今年は異常にヨトウガ(夜盗蛾)の幼虫(ヨトウ虫)が発生して、私のジャガイモの茎を齧っては枯れさせた。
1個の種芋から数本出てくる芽を3本にしているのだが、それが齧られて2本になり1本になり、遂には全滅の株も多くでた。
根元で齧られ倒された部分の土を浅く掻き回すと、必ずヨトウムシが見つかって、何匹も退治した。
そうして3本全部やられた所には、他から1本引き抜いて挿し芽をしてせっせと水遣りをした。
そんなことを繰り返したジャガイモ畑なので、少しでも収穫量の減少を抑えようと掘るのを遅らせてきた。
来年は、ヨトウムシ対策の薬を使わざるを得ないかも知れない。
何しろ収穫量は極端に減って、例年の3分の1になるかどうかの感じ。
農薬を使わない自然農法を標榜してきたのに、一角を崩すことになるのか。
といっても、ほぼ全て自家用だし、周りは耕す時に、その薬を混ぜているようなのだから。
雑草をむしり取り、シャベルで掘り返している時に邪魔をするのが、先に何回も取り上げたモノ達。
セスジスズメ(背筋雀)の幼虫、と言ってもこの迫力とデザインには見惚れて撮るだけにとどめる。
妖精と紹介したスケバハゴロモ(透羽羽衣)の幼虫も相変わらずよく見つかる。
ぴょんと跳ぶ高さ距離は同じでも、尻の針状お飾りが十分なのと、まだ見習いのような貧弱なのがいた。
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シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)がモンシロチョウ(紋白蝶)を捕らえる

2024年08月07日 07時13分00秒 | 


トンボは全般的にカ(蚊)やハエ(蝿)を捕らえて喰うから益虫だと言われる。
チョウは種類によって幼虫時の食草が色々なので、人間にとって無害だったり有害だったりする。
モンシロチョウの青虫はキャベツが好物で他のアブラナ科にも多くの食害を与えるので害虫だ。
でも、蛹から羽化してチョウとなり花の蜜を吸っている分には害虫などと思えず、良い景色を構成する一員だ。
ウチの周りにはモンシロチョウを目の敵にして捕虫網を振り回す人は見かけないけれど、京都のキャベツ畑で群がる紋白蝶を片っ端から捕まえている人を見たことがある。
昨日はシオカラトンボが白いモノを咥えて飛んでいるのを見つけて目で追った。
草に止まった所を少しだけ近づいて撮ってみると、間違いなくモンシロチョウ。
初めて観る光景だったのだが、鱗粉臭くて歩留まりも悪いチョウなんぞも捕まえて喰うのかと意外だった。
益虫が害虫を捕らえて喰っているシーンだから、これで良いのだ。
検索すると、トンボは動くものなら見境なく餌にするそうで、ヤゴの時はビオトープでメダカを襲うこともあるだろうし、オニヤンマはミツバチを捕らえては喰うので、私にとっては厄介者だ。
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ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵再び

2024年08月06日 08時31分41秒 | 




以前の記事『ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵と交尾など』(2024/5/24)には、ようやく撮れたといった不十分不鮮明な画像を載せている。
昨日は間近にギンヤンマの産卵シーンが観られて、前より良く撮れた。
尻の青いのがオスで赤いのがメスとはっきり区別できる。
この時、私は胴付き長靴を身に着けて、蔓延り過ぎの水草を引っこ抜いている最中だった。
身近に撮れただけで満足してしまい、せっかくビオトープ内を自由に歩き回れるのに、卵がどう産み付けられているのか確認をしないでしまった。
水草ごと採集して孵化を観測することもできるだろうに、ついでの事から先々に想いを馳せられなかったのが残念。

追記;表現が不正確でした。
   オスは尾の付け根がはっきりとした青で尾の上部が黒い。
   メスは尾の付け根が薄い青で、尾の上部が赤い。

昨年、蜂仲間友人に頼んで分けてもらったヒマワリ(向日葵)がようやく咲いた。
私のニホンミツバチが吸蜜しているシーンを早く観て撮りたいもの。
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スケバハゴロモ(透羽羽衣)の成虫に出会う

2024年08月04日 03時05分20秒 | 


今夏、ということより今期初めてというのが正しいか、スケバハゴロモの成虫に出会った。
蒔いてはいないのに落ちた種から芽が出て育った、玄関前のヒマワリの葉の裏に止まっていた。
花を愛でるには背が伸び過ぎだけれど、咲けばミツバチがやってくるはずのヒマワリ。
玄関前だから、無意識にカマキリ(蟷螂)やアマガエル(雨蛙)やツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)の幼虫がいるのを見てきた。
そうしてスケバハゴロモについに出会った。
草むしりの度に、妖精を思わせる真っ白い姿を見てきたのだが、ついに変身した姿を現した。
周囲にあまり高い植物など止まるべき場所が無いので、ヒマワリ3本は格好の昆虫の一時滞在場所になっているようだ。
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みすぼらしい蝉の殻など

2024年07月25日 07時08分09秒 | 






下仁田ネギに傷をつけてしがみ付き脱皮羽化を果たした、みすぼらしい蝉の殻があった。
薄茶色の蛻(もぬけ)の殻の目の辺りが、泥で汚れているのは見たことがある。
この蝉の殻はドブからでも這い上がったように真っ黒で、もはや蝉とは言い難い雰囲気で、しかも小さい。
山里(里山)の生まれ育ちの私にしてからが初めて見る殻なのだから、新種とか外来種とかだろうか。
いやいやそんな、たぶん迂闊に見過ごしてきただけで、この辺りに普通にいる、地味で小さいニイニイゼミ(にいにい蝉)なのだろうと思われる。
もっと小さいチッチゼミ(ちっち蝉)かもしれないと思ったが、チッチは松林にいる秋の蝉らしいので却下。
この殻はコレクションとするのも何だかなぁで、撮るにとどめた。

ビオトープには色んな水草が勝手に生えてきて、どんどん様子が変わっていく。
スイレン(睡蓮)はときどき花を咲かせて良い感じだけれど、そのうち他の訳の分からない水草に負けるのではないかと気に掛かる。
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昆虫の姿態いろいろ

2024年07月24日 07時46分17秒 | 










モンシロチョウ(紋白蝶)が交尾したまま飛んでいた。
何匹かで塊になって飛び回っている内に、取り敢えずうまく交尾した勝ち雄が雌をぶら下げて飛んでいる状態に見えた。
草に止まったけれど、雌はぶら下がったままなのは、受精に重力を利用しているのかな。

ヤブカンゾウ(藪萱草)の花殻を千切ろうとしたら、カマキリ(蟷螂)がいた。
身を細く伸ばしているのは、獲物を待ち伏せしているのと、自身を守る両方を兼ねての擬態だと思われる。
まだ幼いのに一丁前だ。

草抜きをしていたら、交尾中のカメムシがいた。
草を強く引き抜いた後に現れたのだが、草から落ちたのか根元にいたのか分からないけれど、ずっと離れることはなかった。
調べたらオオトゲシラホシカメムシ(大棘白星亀虫)と思われる。
大きいほうは当然ながら雌なのだろうと思い、確かめなかった。

キュウリ(胡瓜)をもごうとしたら止まっていたのが、昨日も紹介したスケバハゴロモの幼虫(たぶん)。
地面で見る時は、すぐにぴょんと跳ぶのに、これは尻のフリフリを全開させて身を守って動かない。
キュウリの汁を吸っている最中なので多少のことには動じない体勢だったのか、変態直前だったのか。
パラシュートの役目をするという針状の蝋が線香花火のようだ。

スケバハゴロモの幼虫にちょっと似ているツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)がいた。
こいつは敏捷でなかなか撮らせてくれないのだが、昨日ようやく1枚だけマシなのが撮れた。
パラシュートの無いスケバハゴロモのようで、弟分に見えるけれど、成虫はまるで違った姿に分かれる。
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スケバハゴロモ(透羽羽衣)の幼虫か!?

2024年07月23日 07時45分45秒 | 




雨降りがしばらくないので昨日はジャガイモ堀を始めたのだが、いちいち手を止めていたら仕事にならないくらい、このチビ妖精が出てきて困った。
少しはマシな画像が撮れるかもしれないと、手袋を外しては、スマホを近づける。
尻のふりふりを立てているだけではなく、寝かせている場合もあると分かった。
ますますクジャク(孔雀)のようではないかと、感心してしまう。

ところで、この幼虫をベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)と思われると7月13日に紹介し、7月16日にはそのまま断定している。
ネット検索を何回もやってみて、この幼虫をベッコウハゴロモとしているのはあるけれど、体に茶色の縞模様の入っている画像が多い。
では私の紹介した虫は何の幼虫なのかと混乱する。
スケバハゴロモ(透羽羽衣)の幼虫として紹介している記事を見つけてそれに飛びついた。
確かにスケバハゴロモの成虫は、うちの庭のウド(独活)の茎にいるのを、昨年何度も観ている。
色合いからして透羽になりそうにふさわしいので、スケバハゴロモの幼虫としたい。
飼ったらわかるのだろうけれど、そこまではしたくなくて、ただ偶然の出逢いを楽しみたい。
お詫びして訂正いたします。
すみませんでした。
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キイトトンボ(黄糸蜻蛉)の連結

2024年07月22日 09時17分09秒 | 


連結状態のまま飛んでは草に止まるのを繰り返すキイトトンボがいた。
すでに交尾は済んでいるはずなのに、産卵行動に移らないのはどういうことなのだろう。
交尾にしても、先ずは雄が雌の首根っこを捕まえると、雌が尻尾の先端を雄の腹に持っていって精子を受け取るのだそうだけれど、雌雄どちらの主導に寄るのか。
産卵は受精後に準備が整ったことを雌が雄に伝えるのだろうか。
キイトトンボといいながら、あまり黄色くなくて下になっている雌が、じつは主導権を全てにおいて握っているように見える。
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アブラゼミ(油蝉)の初鳴き

2024年07月17日 07時27分27秒 | 


昨日は、暑かったり涼しかったり、雨が降りそうだったり、小雨がぱらついたり、青空が見えたりと妙な1日だった。
気分が落ち着かないので仕事をやる気がなくなりそうでいて、ちょっとずつ残っていた仕事を片付けることができた。
落ち着かない気分は、私の場合、背中を押されるような効果があるようで、これは自覚しておきたい。
青空が見えて、夏っぽい雰囲気になった時、アブラゼミの初鳴きを聞いた。
わが家の周りでの蝉の初鳴きがヒグラシ(蜩)だったことは、7月13日の記事に書いた。
4日遅れて、アブラゼミの初鳴日となったのが7月16日の昨日です。
日が照っている時だけのわずかな時間だった。
ビオトープのそばでウバユリ(姥百合)によじ登って羽化した蝉の殻を見つけた。
何蝉かは分からないけれど、あたり一面刈り取った中で唯一残したのがこれだったので、選択肢はこれしかなかったはず。
これから殻の鈴なりになるかもしれない。

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ヒグラシ(蜩)の初鳴日など

2024年07月13日 07時29分29秒 | 






6月30日に『初蝉と赤いユリ(百合)』という記事を書いて、今年初めて見たアブラゼミ(油蝉)の姿を紹介した。
今回は初鳴きとして書き始めたけれど、検索していたら、初鳴日(ショメイビ)という言葉に出会った。
気象庁の生物季節観測に使う用語らしい。
新潟県十日町市北東部のヒグラシ初鳴日は7月12日です。
庭の手入れの行き届かないところにヤブガラシ(藪枯)の花が咲いて、キアゲハ(黄揚羽、黄鳳蝶)がやってきたのを撮った直後に、ヒグラシの鳴き声を聞いた。
広範囲に動き回ることがないので、他の蝉は鳴いていたかもしれないけれど、今年初めて聞く蝉の声がヒグラシだったのは、何かしら象徴的なのかも知れない。

1枚のサトイモ(里芋)の葉を喰い尽くして、茎に止まっていたセスジスズメ(背筋雀)の幼虫を見つけた。
まるで夜行列車のようだと思ったが、すぐに現実に戻り、茎を折って用水路に投げ入れた。
しばらく断続的に降り続いた雨は上がっていて、ゆっくり流されて行ったけれど、運不運は流れ方次第。

草むしりをすると出会うことの多い、まるで妖精のようなベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)の幼虫と思われる虫に出会った。
宝塚のフィナーレを想い出したりするけれど、全身が淡い翡翠色単色の蝉のような風貌をしてぴょんと跳ぶ姿は、レンズを向けずにはいられない。
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カブトムシの羽化など

2024年07月08日 04時19分04秒 | 






昨年の10/12『来年に繋ぐカブトムシは2匹』という記事を書いた。
その2匹が無事に蛹化を経て羽化した。
羽化したのは私が田舎に滞在中のことで、いつだったのかは分からない。
例年、オスの方が先に羽化して、狭い飼育箱の中を飛ぶので、羽音と内面にぶつかる音で気づくらしい。
そのように家人から報告を受けて知るのだが、今年は音がせず、いつの間にかオスがいて、次にメスが見られたと言う。
オスの翅が変で、飛ばず、メスはそもそも滅多に飛ばなくて直ぐに土中に潜るので、何匹かも分からないということだった。
昨日飼育箱をぶちまけて確認し、新たな命のために昆虫マット(クヌギを粉砕した土)を新しくした。
そして、これを書くにあたってブログ内検索をしてみて、幼虫はそもそも2匹だったことに気づいた次第。
無事に羽化とは言え、やはり繋いできているカブトムシだから血が濃くて不具合が起きたか。
わずかな年月で、すでに飛ぶ必要がないとして翅の退化が始まったのか。
うまくオスメスだったけれど、きょうだいなので、来年は不具合が更に進むかもしれない。
1週間前に宇治へ戻る時に、田舎で飼っているカブトムシが羽化していれば、持ち帰ったのだが、ガラス越しに蛹化状態が分かっていたので、それはしなかった。
田舎のものとシャッフルというか、交換したいけれど、困った。
今、これは帰省中の高速道路S.A.で書いている。
ケースごと持参し、田舎で交換して、2ケースで飼育し、次の10月に1つを持ち帰ったら良いのだ・・・と気づいたけれど、後の祭り。
先のことは先のこと、また先々で考えることにするという行き当たりばったりはいつもの事。
最後の画像は、田舎の飼育ケースでガラス越しに見えた蚕室の蛹化状態で、もうすでに羽化しているかもしれない。
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イトトンボの産卵など

2024年06月23日 07時29分00秒 | 






小さいビオトープで、日常的になったイトトンボの2連飛行と産卵が見られた。
このイトトンボはアジアイトトンボ(亜細亜糸蜻蛉)か、ホソミイトトンボ(細身糸蜻蛉)ではないかと思われる。
メスが草の茎に産みつける間、オスが尻尾のハサミでメスの首根っこを掴んで直立している。
ツバメなんかに襲われたとき、犠牲になるのがオスだけで済むという意図かもしれない。
それとも、他のオスからガードして産卵まで付き合う(付きまとう)ということか。

新しいビオトープに、お隣さんからコウホネ(河骨)をもらって植えた。
泥の底に植えるのは難しいので竹棒で根っこを押さえつけているだけだが、そのうち活着するだろう。
垂直の棒なんか在ろうものなら、直ぐにトンボはやってきて休憩場所にする。
昨日はシオカラトンボ(塩辛蜻蛉)のオスが、私の見ている前で止まった。
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タチアオイ(立葵)にマメコガネ(豆黄金)

2024年06月21日 08時05分00秒 | 








タチアオイが咲き始めると現れるのが、『めごいやつ』とは言いかねるマメコガネ。
今年もとうとう現れて、このごろ咲き始めたばかりのタチアオイの花を所々で喰い荒らしている。
中には交尾しながら莟をかじっている不届きものもいる。
鯉でも飼っているなら、つまみ取っては池に投げ入れてやるところだ。
投げ入れても、着水する前に翅を広げて逃げ去るだろうか、そんな俊敏性はないはず。
と、そんなことを思うのは、まだこいつをつまんで踏み潰したり投げつけたりしたことがないから。
花が喰われていても、メタリックに輝く翅に見とれて、退治しようとしたこともないからだ。
硬くて喰いにくそうだから鯉は食わないだろうか、鳥はこいつを喰うのか、天敵はいるのか。
検索すると『・・・コガネツチバチ類やヤドリバエ類などの天敵が多く・・・(コトバンク)』と記されていた。
鳥は天敵と書いていないということは、やはり喰いにくいのだろうか。
昨夕、夕焼けを久々に観たけれど、そろそろ雨が欲しい。

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ギンヤンマ(銀蜻蜓)の産卵と交尾など

2024年05月24日 07時05分07秒 | 










昨日はビオトープでギンヤンマの産卵シーンを観ることができた。
スマホで撮ろうと構えてもなかなか一つ所にとどまらないので、しばらく立ち尽くして待ったら、水から出ている草に止まって羽ばたき始めた。
こういう機会に出会うと、良いカメラが欲しいと思う。
それはともかく、多く撮れば焦点の合ったのも撮れるだろうとぱしゃぱしゃやっていたら、もう一匹やって来て、雌はいきなり首根っこを掴まれた。
色合いが違うので雄だと分かるのだが、雌が産卵中でも委細構わず交尾に走るのか。
その後すぐに二匹は岸辺の草むらに降り立ち、雌が雄の腹に尻尾をくっ付けたまましばらく動かなくなった。
首根っこを掴まれた雌は自動的に精子を受け取るための交尾へと進むのか!?
順序が逆になってしまっているけれど、先の産卵は別の雄との受精卵なのかな?!。
検索してみると、ギンヤンマは普通、タンデム(縦に並ぶ連結)状態で水草の茎などに卵を産み付けるようだ。
雄は縄張りを持つということなので、この雌は同じ雄と交尾して何回も産卵するのか、それとも自由に広域を飛び回って、いろんな雄と交尾するのか。
はじめに単独で産卵していたのは、他所で交尾して、その雄の縄張りから産卵場所を探してやって来たのかもしれない。
縄張り内に産卵場所がなければ、そうなるのかもしれないし、とにかく私のビオトープで、来年はギンヤンマの羽化が観られそうだ。
増えているメダカはトンボのヤゴ(幼虫)によって自然淘汰されることになるけれど仕方ない。

ユンボの返却前日となった昨日は、思い残すことの無いよう乗り回して仕事をこなした。
10年ほど前に解体してもらった小屋の残材が埋もれていたのを掘り返して運んだし、土の中から見つかった庭石は排土板とバケットで挟んで運ぶ小技も身に付けた。
次に借りる事があるとしたら、きちんと計画を立て、数日内で大仕事をやり遂げられそうだ。

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ジョウカイボン(浄海坊)のこと

2024年05月10日 08時27分27秒 | 


何となく黄昏てじっとしている虫を見つけ、撮ってスマホの『調べる』をタップすると、Cantharis Genus of insects と出てきた。
なんでそうなるの、と不満を覚えつつ、Cantharisを調べると『ツチハンミョウ科のマメハンミョウなどの甲虫を乾燥した薬剤。媚薬{びやく}や皮膚炎薬{ひふえん やく}として使われた・・』などと出てくる。
昆虫図鑑の画像で探すと、ジョウカイボンであろうと思われるので断定、同定とする。
全国どこにでもいるということだけれど、小さいので目立ちにくいながら、良く観れば素敵に渋い配色だ。
カミキリムシよりもホタルに近いとあり、浄海坊とは平清盛の事とかなんとかの記述もあるけれど割愛。
カミキリムシの仲間だったなら幼虫時に芋類を齧る奴がいるので敵視するけれど、肉食だそうで幼虫も成虫も他の小昆虫を食うそうだ。
ホタルに近いというのはそういうことだから、益虫とまでは分からないが害虫ではないと安心できた。

確か、取り上げたことがあるような気がして、ブログ内検索をしてみると、2020/6/6同6/11に記事を書いていた。
浄海坊のことも書いているのに、全く覚えていなかったのは、結構ショックだ。
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