ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

バレンタインデー

2010年02月27日 | 映画(は行)
(原題:VALENTINE'S DAY)
【2010年・アメリカ】劇場で鑑賞(★★★★☆)


バレンタインデーを迎えたロサンゼルスの街を舞台に、年齢も職業も異なる男女15人の様々な恋愛模様とその行方を描いたアンサンブル・ラブ・ストーリー。

2月14日。バレンタインデーを迎えたロサンゼルス。花屋を経営するリード・ベネット(アシュトン・カッチャー)は、恋人モーリー・クラークソン(ジェシカ・アルバ)に朝一番でプロポーズし、『YES』の返事をもらって有頂天。同僚のアルフォンソ(ジョージ・ロペス)や親友のジュリア・フィッツパトリック(ジェニファー・ガーナー)などから祝福されるが…。



1990年に公開された「プリティ・ウーマン」(原題:PRETTY WOMAN)が大ヒットしてしまったために、その後関連作品の邦題に「プリティ」を付けらまくったゲイリー・マーシャル監督の最新作。
1992年「プリティ・リーグ」(原題:A LEAGUE OF THEIR OWN)
1999年「プリティ・ブライド」(原題:RUNAWAY BRIDE)
2001年「プリティ・プリンセス」(原題:THE PRINCESS DIARIES)
2004年「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」(原題:THE PRINCESS DIARIES 2:ROYAL ENGAGEMENT)
2004年「プリティ・ヘレン」(原題:RAISING HELEN)
2004年「プリティ・ガール」(原題:THE PRINCE & ME)←KLYさん情報ありがと♪

邦題が「プリティ・バレンタインデー」にならなくて良かったね~♪
これで「プリティ」の呪縛から解き放たれたねww。

CMで"16人目はあなたかもしれない"という宣伝文句がありました。
確かにアメリカ版のポスターには15人しか表示されていませんが、日本版のポスターには16人いるんですけど。
もうすでに"16人目はあなた"じゃない状態(苦笑)。
しかもこの映画で描かれている恋愛の数って、数えてみると20人いるんだよね(キャッシー・ベイツとクィーン・ラティファを除いて)。
15人って誰よ?



ま、そんな謎はさておいて、もの凄く軽~い群像ラブ・ストーリー。
主人公のアシュトン・カッチャーが花屋さんというのは知っていたので、配達先で起こる様々な恋愛模様を描いているのかと思ったら…ものすごい極地的な恋愛模様。
この範囲の狭さに、逆にビックリしました(笑)。

あらすじでは根負けして端折っちゃったけど、ちゃんと書き記していこうかな。
・スポーツ記者のケルビン・ムーア(ジェイミー・フォックス)は、上司のスーザン(キャシー・ベイツ)の命令で、街中のバレンタインデーの様子をレポートするように命じられる。しかし、アメフトのスター選手ショーン・ジャクソン(エリック・デイン)引退の報を受け、我慢できずに独自のリポートを開始する…。
・小学校の教師を務めるジュリア・フィッツパトリックは、新しい恋人ハリソン・コープランド医師(パトリック・デンプシー)に夢中。この恋を逃してならなと、出張先のサンフランシスコまで追いかけようとするが…。
・結婚して50年以上を共にする、老夫婦のエドガー(ヘクター・エリゾンド)とエステル(シャーリー・マクレーン)。エステルの突然の告白によって、2人の間に亀裂が入ってしまう…。
・エドガー&エステル夫婦の孫エディソン(ブライス・ロビンソン)は10歳になる小学生で、ジュリアの教え子。このバレンタインデーに告白したい相手がいるようで、リードに花の配達を依頼するが…。
・エディソンのシッターを務める高校生のグレース(エマ・ロバーツ)は、大学に進学すると離ればなれになってしまう恋人と、絆を深めるためにセックスをしようとするが邪魔が入ってしまい計画は頓挫してしまう。そんな中、エディソンが家を飛び出してしまい、グレースはエディソンを捜し始める…。
・付き合って2週間になる、会社の郵便係をしているジェイソン(トファー・グレイス)とポーラ・トーマス(クィーン・ラティファ)の秘書を務めるリズ(アン・ハサウェイ)。実はリズにはある秘密があった…。
・ハリソン医師と同じマンションに住んでいて、エレベーターでジュリアと知り合う高校生のフェリシア(テイラー・スウィフト)。グレースとは親友で、このカップルの初体験を応援している。ウィリー(テイラー・ロートナー)という恋人がいるが、初体験はまだしない…という信念を持っている…。
・ジュリアの親友でショーンのパブリシストを務めるカーラ・モナハン(ジェシカ・ビール)。彼氏がいないために毎年アンチ・バレンタインのパーティを開催するが、今年は参加者が一人も現れず、寂しい想いをしていたが…。
・ロサンゼルス行きの飛行機で知り合ったホールデン(ブラッドリー・クーパー)と軍人のケイト・ヘイゼルタイン(ジュリア・ロバーツ)。アンチ・バレンタインを公言するホールデンと11ケ月ぶりにロサンゼルスに帰るケイト。2人は会話を交わし、次第に親密になっていくが…。

ふう。
これで全部かな?
これだけの人間が何かしら関わり合ってるの。
この絡ませ方はすごいな~、なんて思っちゃいました♪
そしてまったくこの相関図に関係しないと思われていたホールデンとケイトが、あんな関わり方をしてくるとは…。

ただひとつだけ謎なのは、ジェシカ・アルバ演じるモーリーの行動。
結婚は実はまだ考えられないっていうのなら分かるんだけど、それだけで逃げ出すように別れるもの?
モーリーはファンタスティック・フォーの一員で、リードと一緒に居るとリードを命の危険にさらしちゃうから…って理由なら納得できるんだけどね(笑)。

追伸。
ゲイリー・マーシャル監督も花屋の店員で出演してましたねww。

追伸2。
鑑賞したのは公開から2週間経ってから。
観客はともやを含めて12名ほど。
カップルだらけを想像していたんだけど、ともや以外は全員女性客。
意外と女の子同士で観る映画なのかしらん?
ハーレム状態だったんだけど、ちょっと気まずかったですわん。
でもともやこれ好き~♪

監督はゲイリー・マーシャル。
全米興行成績(2010年2月公開):初登場1位→2位→6位→8位→ランク外
日本興行成績(2010年2月公開):初登場4位→ランク外
全米興行収入:1億1023万ドル
※アメリカと日本、同時期公開だけど、早くも温度差が…(笑)。
 日本ってとことんラブコメが受けないんだねぇ。

2010年2月12日公開
公式HP:バレンタインデー


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