ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

飛行機対戦車/砂漠の対決

2007年03月06日 | 映画(は行)
(原題:DEATH RACE)
【1973年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★☆☆)


1942年第二次大戦中、1機の飛べなくなった戦闘機と1台の戦車との闘いを描いた戦争アクション映画。

1942年11月。北アフリカの来たアフリカ戦線でドイツ軍は撤退を始めていた。そんな中、アメリカ空軍のパイロットであるカルペッパー中尉(ダグ・マクルーア)は、燃料補給のためイギリス空軍の前線基地に着陸した。そこでカルペッパー中尉が乗っていた戦闘機が最新式のP47カーチスであったために、ドイツ軍が残していった地雷原の撤去を行う命令を受けてしまう。仕方なくカルペッパー中尉は、マクミラン少佐(ロイ・シネス)と共に飛行機で飛び立つことになる。一方、連合軍の攻撃から免れたドイツ軍第6機甲師団のバイムラー機甲師団長(ロイド・ブリッジス)は、一人砂漠を彷徨っていた。そこへ撤退途中のパンツァー戦車が通りかかる。バイムラー将軍はパンツァー戦車に乗り込み、撤退するのではなく最後まで連合軍と戦う指示を下す。そこへ通りかかるドイツ軍の補給トラック。バイムラー将軍はトラックと合流しようとするが、そのトラックがマクミラン少佐の飛行機に爆撃されてしまう。パンツァー戦車はP40に向けて攻撃を開始、マクミラン少佐が乗っていたP40戦闘機は撃墜されてしまう。カルペッパー中尉はマクミラン少佐を助けるために砂漠の真ん中に着陸する。だが、戦車からの攻撃で主翼とラジエーターを壊されたP47は走行はできるが離陸ができなくなってしまう。広大な砂漠のど真ん中で、1機の戦闘機と1台の戦車のバトルが始まる…。

これはTV作品なのかな?
低予算だなぁというのはさておき、それを上回るアイデアの面白さで、ケラケラ笑いながら楽しみました。

P47のパイロット・カルペッパー中尉は、楽天的な性格の若者。
堅物のマクミラン少佐を助けるために着陸し、被弾されてしまう。
ラジエーターが壊れているので、ある程度走行して戦車を引き離すと、オーバーヒートしそうになってエンジンを休めざるおえなくなる。

そんな飛べないP47を追いつめるのが、撤退命令が出ているにも関わらず、たった1台の戦車が戦局を変えたことがあると、徹底抗戦を図るバイムラー将軍。

ドイツ軍の戦車といえばタイガー戦車やレオパルドとか思い浮かぶけど、これはパンツァー戦車。
でもこれ、アメリカ軍のシャーマン戦車だよね?
(予算の関係?)
シャーマン戦車は小学生の頃、フォルムが好きでよくプラモデル作ってました。
違うかな?

ともあれ、砂漠のど真ん中で飛べない飛行機とちょっと変な将軍が乗った戦車の追いかけっこ(DEATH RACE)が始まる。
TV放送なんで多少のカットシーンもあると思われ、DVDとかで完全な作品を観てみたいなぁ。
これは面白いから、もう1回観てもいいぞ。

監督はデヴィッド・ローウェル・リッチ。