智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

掃除三昧

2013年11月26日 | 家の設計、インテリア
先の連休、夫と私、家のお掃除と 庭のお手入れに 明け暮れました。

お正月に向けての大掃除・・・・ではなく、

住林の営業担当から連絡が入り、

住林の住宅実例集「自家自賛」、次回「和風住宅」がテーマで、

本社に応募したい、とのこと。つきましては、写真撮影に伺いたく・・・・

急遽、のんびり休養~~から、朝から晩まで、働き尽くし。


本社の審査を通れば掲載されて、全国の住林マンがこの実例集を手に持って、

お客様に紹介することになります。

営業と設計担当も写真に載り、本人達も鼻が高いことかと察します。


私達夫婦にとっては、あんなに苦労して建てたことへの「表彰状」のようなもの。

私のためより、夫の労をねぎらうために、掲載されたらいいな・・・と思います。

と申しますのも、夫は自営業者。

仕事でもプライベートでも、(私以外の)誰が褒めてくれるわけでもありません。


日曜日の午後、営業マンが見えて、彼自身も写真を撮りましたが、

私達夫婦が既に撮影して、編集したものも差し上げました。

2年前、住林の幕張イベントで、拙宅が紹介された折、プロのカメラマンが来ましたが、

なぜ、この角度、このアングルなの!? 夫婦でガッカリしました。

女優さんが「右斜めはダメ、左斜めにして!」と要求する気持ち、よく分かります。

美人に見える角度と、そうでない角度、ものごとにはあります。

「プロ」もピンキリ。

限られた時間の中で、美を見抜いて上手に撮影するのは、難しいようです。

ましてや、今回は営業マンが撮影するのですから、絵的に期待できません。


そこで、夫が写真に影響する範囲の庭木の手入れをして、

私が、様々な角度、高度、時間帯で撮影し、夫とダメだしをして、また撮影。

全く、物好きで、凝り性な夫婦です。


営業マンは、「本社が選ぶので、選ばれなかったら申し訳ない」と伏線を張り、

夫も、「今時、和風は流行らないから」と予め自己防衛を敷いて、

私一人、「なあに、絶対選ばれますよ。」と自信満々にミエを張ります。

「私、子供の頃、父の勤務する会社の社内報の巻頭に、家族写真が載りました。

次、私が勤務した石油会社でも、私は社内報に載りましたし、

30代で転職した造園会社では、業界団体の雑誌に載りました。

ですから、今回も、きっと載るはずです。」

願望ですが、どこまでも、強気の姿勢です。


家族ではない、第三者、世間に認められる、ということは、

とても嬉しいことですし、自信につながり、誇りにもなります。

夫の人生には、その機会が少ない、いや、無いように見受けるのです。

ですから、今回、夫が表彰される、

いやいや、大げさでした、拙宅が広報誌に掲載されると、いいな・・・

と思う次第です。




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