能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

夜の自由が丘・東京 1月を向かえても、まだまだイルミネーションが際立つお洒落な街 ネーミングの勝利

2015年01月29日 | マーケティング

渋谷から東横線で10分。

山の手のミニターミナル駅の自由が丘。

昨年末~クリスマスを経て、いまだにイルミネーションが美しく輝きます。

特に、自由が丘駅の南側にあるマリクレール通付近では綺麗なイルミネーションを見ることが出来ます。

 

昭和初期、何もなかったこのエリア。

東急線は地名を取り、「衾駅(ふすまえき)」と命名するところを、開学していた私学自由が丘学園にちなんで地元住民が「自由が丘駅」とするよう嘆願。

これが、自由が丘の未来を決めました。

フスマ駅では若い人たちは集まりませんよね(笑)。フ

スマ駅のガード下には赤ちょうちんや焼き鳥屋さんが軒を連ねる・・・それはそれでわれわれオジサンにとっては魅力的なのですが・・・。


マリクレール通やカトレアストリートなど洒落た通り名がなかなか素敵です。

このマリクレール通りという命名も、フランス大使館とも協働しながらネーミングしたとのこと。

地元の商店街組合の熱意には頭が下がります。

また、ちょっと有名なのは、洋菓子「モンブラン」、この自由が丘で誕生しました1933年のこと・・・その頃から文化人や芸術家が集まりはじめ、これが自由が丘のベースとなりました。

まさに、マーケティングの勝利です。

毎年秋には「女神まつり」が開催され、おフランスしています。

スイーツフォレストやカフェ、レストラン、ブティック、雑貨屋・・・最近では、パンケーキの店が人気だそうです。


まちづくり、まちの再興に必要なのは、モノよりコト。

そうです。

魅力的なストーリーが必要なのです。

タウンマネジメントに悩む方は、ぜひ自由が丘で一日ウォッチングされるといいと思います。

この街は、ブランディングで、おそらく日本で最も成功した街だと思います。


一昨年オープンした駅そばのトレインチジユウガオカのイルミネーション

九品仏緑道のイルミネーション 年末まではクリスマスバージョンでした

マリクレール通りにある花屋さん

大学時代、自由が丘に住んでいたことがあるのですが、この空間、エリアの空気はあまり変わっていないように思います。

渋谷-自由が丘-二子玉川のトライアングル・・・大好きなエリアです。

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