渋谷から東横線で10分。
山の手のミニターミナル駅の自由が丘。
昨年末~クリスマスを経て、いまだにイルミネーションが美しく輝きます。
特に、自由が丘駅の南側にあるマリクレール通付近では綺麗なイルミネーションを見ることが出来ます。
昭和初期、何もなかったこのエリア。
東急線は地名を取り、「衾駅(ふすまえき)」と命名するところを、開学していた私学自由が丘学園にちなんで地元住民が「自由が丘駅」とするよう嘆願。
これが、自由が丘の未来を決めました。
フスマ駅では若い人たちは集まりませんよね(笑)。フ
スマ駅のガード下には赤ちょうちんや焼き鳥屋さんが軒を連ねる・・・それはそれでわれわれオジサンにとっては魅力的なのですが・・・。
マリクレール通やカトレアストリートなど洒落た通り名がなかなか素敵です。
このマリクレール通りという命名も、フランス大使館とも協働しながらネーミングしたとのこと。
地元の商店街組合の熱意には頭が下がります。
また、ちょっと有名なのは、洋菓子「モンブラン」、この自由が丘で誕生しました1933年のこと・・・その頃から文化人や芸術家が集まりはじめ、これが自由が丘のベースとなりました。
まさに、マーケティングの勝利です。
毎年秋には「女神まつり」が開催され、おフランスしています。
スイーツフォレストやカフェ、レストラン、ブティック、雑貨屋・・・最近では、パンケーキの店が人気だそうです。
まちづくり、まちの再興に必要なのは、モノよりコト。
そうです。
魅力的なストーリーが必要なのです。
タウンマネジメントに悩む方は、ぜひ自由が丘で一日ウォッチングされるといいと思います。
この街は、ブランディングで、おそらく日本で最も成功した街だと思います。
一昨年オープンした駅そばのトレインチジユウガオカのイルミネーション
九品仏緑道のイルミネーション 年末まではクリスマスバージョンでした
マリクレール通りにある花屋さん
大学時代、自由が丘に住んでいたことがあるのですが、この空間、エリアの空気はあまり変わっていないように思います。
渋谷-自由が丘-二子玉川のトライアングル・・・大好きなエリアです。