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広島大学旧理学部1号館 重厚な被爆建物は保存が決定・・・原爆ドーム、旧1号館、旧陸軍被服廠が直線で繋がります

2020年04月10日 | 受験・学校

広島市の千田町にメインキャンパスあった広島大学。
現在は、東広島市に移転しています。

タコ足大学だったため、キャンパス統合のため移転しました。

広島大学の旧1号館は、1931年に広島大の前身・広島文理大学の本館として完成。
1945年8月6日の原爆投下で爆心地から約1・4キロ。
多数の犠牲者を出しました。
1949年の広島大開学で理学部棟に。
しかしながら広大の郊外移転により使用されなくなりました。

「東の筑波大(旧東京教育大学)、西の広島大」と言われており、教員、教育の世界では一大派閥を形成しています。
どちらの大学も高等師範から文理大という流れを汲んでいます。

ただ、良かったのが、この建物は被爆建物として保存されることが決まったこと。
しかも広島大学、市立大学の一部の機能が移転するとのことです。
リフォーム後に、平和研究所などが入居するそうです。


原爆ドーム(旧産業奨励館)は、ただ被爆の実相を伝えるだけなのに対し、広島大学旧理学部1号館は使用され続ける・・・実に望ましいことです。
原爆ドームと旧理学部1号館・・・そのコントラストが平和への希求に繋がると思います。


あともう一つ・・・議論が止まっている旧陸軍被服廠。
多少のコストがかかっても、こちらも保存していただきたいものです。

一度壊すと、二度と、もとには戻りません。
原爆ドーム、旧理学部1号館、旧陸軍被服廠・・・線でつながります。


世界は、新型コロナウィルスでたいへんな状況になっています・・・こんな時こそ歴史を振り返り、世界平和、平穏に向けての市民活動を続けていかなければならないと思います。


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