米国オープンAI社のChatGPTがリリースされて1年半。
使い倒している人と、やや期待はずれで使わない人との二極化が進んでいるように思います。
日経ビジネス誌2024.6.24号の特集記事は、「経営に効くAI実装のコツ50 先進20社の苦労と学び」。
今、旬のテーマです。
Contents
Part1 パナソニック年間利用400万件 生成AI導入1年「まず使う」が知恵を生む
Part2 トヨタをうならせるAI流カイゼン 不良検知、現場の困りごと解決
Part3 佐川急便、月8400時間の作業自働化 物流改善、AIが主役 需要予測も
Part4 LVMH、イケアがAIマーケティング ブランド戦略、自在に
この特集記事では、トヨタ、パナソニック、佐川急便、イケアなどの大手企業の事例が紹介されています。
米国と比べて1年遅れと言われている生成AIの企業内活用ですが、いまでに道なかばという感じです。
またまた差をつけられそうな感じです(涙)。
ChatGPTの活用のキモは、指示文、命令文であるプロンプト。
どの専門分野のプロに効きたいのか、具体的に何をアウトプットしてほしいのか、一般論ではなくエッジの効いた解を得たいのかといった切り口が重要となります。
まずは、使い倒しながら、そのツボを体得していくことがポイントになると思います。
有効性が見出されたプロンプトを自分流のディクショナリーにしていくことが良いと考えています。
また、AIが出してきた答えを鵜呑みにするのではなく、内容を精査しなければなりません。
人間の役割は、そこにあると思っています。
先日、アップル社からも発表がありましたが、スマホにも携帯端末にも、あらゆるところで生成AIが実装されることになります。
AIとの共存の時代・・・便利ですが、実に大変な世界になったものだと思います。
時代のスピートに負けないよう、日々努力していきたいものですね。